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ほぼ全てネタバレですので、内容を知りたくない方はご遠慮下さい。
1周年記念になるような話を考えたのですが、せいぜい私がスキマに撃ち抜かれ、今でも愛して止まない『奏』絡みの話くらいしか思いつかなかったのですよ。イメージ貧困ですみません。
と言うことで、まだしていないネタを掘り出してみました。
『ふれて未来を』の初回盤は、知り得る限りのCDショップや中古屋を走り回って、中古で入手しました。何軒回っても見付からなかったのに、最後の最後で大変ミラクルなことに600円だった(笑)。思わず店員さんに金額の確認までした。スキマイレージまで付いていた。
特典映像(エンハンストCD)には、①『ふれて未来を』PV ②『奏』〈ライブ・ヴァージョン〉 ③今となっては繋がらない期間限定サイトへのアクセスがあり、③はとうに期間を過ぎていますし、①は『別冊』で話すとして、②のことを。
でも、実は買ってから1回くらいしか見ていなくて、これを書く為に引っ張り出しました。
感想。
物凄く良い。むしろ大好きです(←うるさい)。
うわー、何で今まで見なかったんだろう。2004年4月下旬頃の映像で、DVDみたいに映像がきれいな訳でもないし、音も良くはないです。でも、この『奏』は大好きだなぁ。
常田さんのピアノから始まり、2人スキマの1番が終わると、2番からはドラムやベース等も入る構成。私のような新参ファンからすれば物凄いレアだなぁと思ったのが、大橋くんがギターを弾いていること! 1番では抱えているだけで弾かないのですが(←このまま最後まで抱っこしているだけだったらどうしようかと思った(笑))、バンドスキマとの2番では弾きながら歌っているのですよ。私、初めて見たかも。椅子に座ってハンドマイクか、スタンドマイクを両手で抱え込むようにして歌うのが最近の定番ですよね。
大橋くんの瑞々しい声の響きとライブハウス独特の空気感、常田さんの静かで情熱的な演奏が美しくて、胸を摑まれる想いでした。個人的にライブ映像ってあまり食いつかないんですけども(本物には全く及ばないから)、これにはヤラレました。多分、彼らがスキマ本で語っていた「プロっぽさ」からは程遠いのだろうなと思うし、洗練されてはいないけど、エネルギーがある。撮影や録音のチープさとか、スキルや雰囲気のアマチュアっぽさみたいなものを感じても、それを凌駕するくらい。
『奏』だからそう思うのか、あの頃の彼らの懸命さの現われなのか。いずれにしても、今の彼らでは良くも悪くももう持てないだろう表現を感じます。少し尖っていて、キラキラしている。
あの場所であの演奏を聞かれた方々が凄く羨ましいなぁ(笑)。今でも変わらず彼らを応援して下さっていると良いなぁと思うし、彼らを私の目に付く位置まで押し上げてくれたことに感謝しています。『奏』が売れなかったら解雇だったなんて話を聞くと尚更。
それと、スキマ本で話している「カニ事件」ですが、サラッと聞けば全然気が付かないから大丈夫だと思うよ、大橋くん(笑)。