忍者ブログ
スキマスイッチについて語るブログ。 正しくは「釦」なんだけど、語呂の問題。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 「ムーンライトながら号」が実在することにも、「ながら=長良」だと言うことにも驚いた(笑)。東海方面には疎くてすみません。東京駅 - 大垣駅間を、東海道本線経由で運行する夜行快速列車だそうです。

 曲は大橋くん、詞は常田さんが原案のようです。70年代っぽいサウンドに合わせて、歌詞も英語っぽく聞こえるようにと言う遊び心のある1曲。
 自慢じゃないけど好みのJ-POPしか聞かない了見の狭い人間なので、70年代テイストがイマイチよくわかっていないんですが、歌詞の程良いファンタジー感が物凄く好みです。ムーンライトながら号が実在することを前提に考えると、そんなに浮き足立った歌詞でもないんですが、ゆったりとした大らかな曲調の心地良さや流れるような歌詞、大橋くんの優しさと懐かしさを想起させる声が、おとぎ話っぽく聞こえる。
 主人公の心境は、実はちょっといじけたり愚痴っぽかったりして、それもまたスキマらしいと言えばらしい(笑)。意味がなさそうでありそうで、本当は隠れているのかもしれないけれど、探さないままでも良い気がしてしまう。そう言うふわふわした感じが良いなぁと思っています。

 遊びの幅が大き過ぎて賛否ある曲なのかな?って感じもあるんですが、個人的には有りです。
 残念なのは、『デザイナーズマンション』と一緒に収録しちゃったことだと勝手に思っています。少数派であることを承知で言うんですが、この2曲は互いに相殺し合っている気がしているので。同じものを違う箇所から切って、違う場所から見てみて、違うもの!としているけれど、結果的にはたまたま極近似の切り口で仕上がってしまっているようなイメージ。
 だから、別々に聞けばそうでもないのに、並べて聞くとどうも判然としないのです。私は。
 『ナユタとフカシギ』にモヤモヤしてしまうのって、こう言う小さな事の積み重ねなんですよね……、結局。好きだけど。

拍手

PR
 1994年の夏に、果たして自分が何をしていたか?

 ……何だか元気だったなと言う気はします(ロクなことはしていない)。

 作詞も作曲も常田さんが元で、最初は曲調が若過ぎて大橋くんに怒られるかなぁと恐る恐る聞かせたら、反応が良くてホッとしたと言う話を方々でしていましたが、凄い良い曲だよ! 安心したまえ!!(←何様)
 シングル曲と肩を並べられるくらい好きです。
 曲のタイトルやテーマは、「シューメーカー・レヴィ第9彗星」と言う、1993年に冠する名の通り天文学者に発見され、1994年に木星に衝突した彗星から。

 がつがつと刻むドラムが真っ直ぐで無造作なのにホント超格好良いのは言うまでもなく、大橋くんの限界に挑む高音も、全体を包むきらきらした感覚も、物凄く心をくすぐります。あのテンポに合わせて鼓動が動かされるようなトキメキ感が非常に好き。
 でも! この曲の良さって歌詞があってこそだと思ってます。
 94年の夏って言うことは、常田さんが高2(だと思う。数え間違いでなければ)で、進路がどうとか部活や勉強や友達や恋愛がどうとか、とにもかくにも青春真っ只中な訳ですよ。
 真夏のうだるような寝苦しい夜に、何となくつけたTVに映る壮大な自然がもたらす天体ショーが、心の底にたゆたう曖昧でもやもやした感情を揺さぶる。何か言う訳じゃあ勿論ないんだけども、確かな衝動が生まれて、自分を突き動かすような感動がある。
 その年頃を思い出しつつ歌詞を聴くと、本当に素晴らしい!と唸ります。どこかしら漂うノスタルジィは、私が彼らとだいたい同年代だからかなぁ。

 いやぁ、ライブで聴くのが楽しみです。ウキウキ。
  

拍手

 最初、アニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のOP主題歌と聞いて、おおおおおおいつの間にそんなツテができたの……?!と思いました(笑)。あそこはソニー枠だと思っていたので。気になって調べたら、ああBMGがソニーの完全子会社化(←既に1年以上前の話)したせいだったんですね。遅ればせながら納得。
 相変わらず、こういうつまんないことが気になるんです。

 最初に聞いた時は、着うたで1番サビの部分だけ。その時は可も不可もなく。もう少しテンポを上げて来ると思っていたので、まあまあこれくらいかと。
 ところがどっこい。You TubeのPV先行配信でフルを聞いたら、激しくごめんなさい私が悪かったですと、土下座せんばかりに思いました。イントロからAメロ、Bメロの疾走感にテンションを煽られ、Bメロからサビへの転調にぽかんと(笑)して、大橋くんの噛み付くようなボーカルに唸る! これはフルで聞くべき。勿論全ての曲がそうなんですけども、この曲は特に強くそう思いました。聴けば聴くほど離れられなくなる1曲。
 特にアルバムver.のイントロが凄い好き! あの水面に広がる波紋が揺れるような緊張感が美しい。アウトロもフェードアウトよりスパッと終わる方が好きなので、個人的にはこっち派。

 歌詞は2人でテンションを上げて作ったと言うことで、とりあえず、最初にあれ? 英語解禁?!と思っていたのに、蓋を開けたら全てカタカナ英語だったことにひとしきり大笑いしました。何だよ、それ! スキマらしいな!!と思って(笑)。
 テーマが「勝負」と言うことやアニメのストーリーを考慮してか、恋愛色薄めで男の子っぽい(決して男らしい訳ではないと思う)内容。全体的にも通しで1つの物語と言うよりは、1つのシチュエーションを表しているようなイメージ。意味はあるとのことですが、基本的にはまとめようともしてないんでないかと言う感じです。だって、最高の妖精を歴史に刻めって何ですか? 斬新なファイティングスタイルってどんなだ?!(笑) しかも、「ラバー」が「愛する人」でなく「ゴム」なことに衝撃。あなた方、面白過ぎる。どうせなら大サビも、「女神」とか唐突に出さずに、そちら側の世界に寄せて欲しかったかもせんくらいです。
 一時期これを書く為と歌詞を覚える為に、エンドレスで聞き続けていました。癖になるんだコレがまた。
 あと、大サビのコーラス! 四文字熟語とのことですのが、昔からヒアリングは苦手なんだよ……!! 未だ全く解明できていません。無理無理。きっとツアーでもコーラスの人の口が見えるような位置の席が届くとも思わないし、万が一良い席が来ても、2人を見るのに必死で絶対にわからない自信があります(←無駄に力強く言い切ってみた)。

拍手

 ソロ活動後、最初に発表された曲と言うことで、初めて聞いた時は心の底から良かったー(泣)と思った曲です。物凄い自分好みでスキマ色だったので。おかえり!!と全力で思いました。

 NHKのアニメ「獣の奏者 エリン」の主題歌で、『虹のレシピ』のカップリングですが、正直こっちの方が断然好きです。民族音楽めいたテンポとリズム、物語を紐解くような歌詞。
 インタビューからすると、かなりシステマチックな過程を経て作ったので、コミュニケーション不足では決してないのだけれど、完成度の問題でなく未練が残ったようなことを言っていました。相変わらず上手いことは言えないんですが、直でないコミュニケーションってやっぱり情報が限定的なだけに額面通りに受け取るし、それをフォローするのって面倒臭いし労力を使うし、伝わらないことの残滓が積み重なるとどこかムズムズしてしまう気がするので、表面から見たスムーズさに反して取りこぼしたと思うようなことも(無意識も込みで)あったのかなと勝手に想像しました。
 でも、それでこんだけのものが出来てくるなら良いじゃないか! 作業分担と言うからには、歌詞が常田さんで曲が大橋くんかな?

 唐突な始まり方と鍵盤の余韻だけできれいに収束する終わり方が凄く好き。
 歌詞はストーリー仕立てで、君を失くしたところから思い出を辿り、君を取り戻す為に足掻く。それは無力で叶わず、最後の涙がこぼれるのだけれど、その瞬間に世界は開けて君が目の前に現れる。羽を失い、空は飛べなくなったけれど、君と一緒に新しい世界で生きて行ける。
 ラピュタのようなファンタジーめいた世界観に統一されていて、現実を挟まない一環性はちょっと珍しい気がします。羽を失い、地上で生きて行くのなら堕天使かなー?とか、神話的な雰囲気とか。多分、常田さん(が歌詞をほとんど考えたと仮定して)の中では、起承転結が出来上がっているんじゃないかなぁ?と思ってみたり。
 個人的に思い浮かぶ絵は、クリアな画面と言うよりは、ざらざらした手触りとセピアな風景。どこか懐かしくて、切なくて優しいノスタルジィ。

 再開、1回目と言うことでグダグダしてますねすみません……。でも、敢えて『雫』なのは好きだから! 以後も、こう言うぬるぬるしたテンポで進みます。

拍手

 大橋くんの体調不良に寄る札幌公演歌い直しと延期について。

 どうしようかと迷ったのですが、一応書いておきます。
 基本的に「冷酷・薄情・毒舌」の三拍子揃った人間ですので、嫌な予感のする人は続きを読まないようにお願いします。……デラクサーさんは優しいなぁ。

拍手

 実はこのアルバムの中でもエロ度の高さはピカ1☆と言うツッコミを入れたら、世間様に起こられてしまいそうな気はしていますすみません。
 『冷たい世界』と対を成すこの曲。雨の降る午後に部屋に閉じこもると言う同じシチュエーションにもかかわらず、1人でいるか2人でいるかでえらい差です。いやもう下世話なことは言いませんけども、怒られたくないから(笑)。

 『帰り道』とかもそうなのだけれど、大橋くんが感じる幸せと言うのは本当にささやかで温かくて可愛らしいなぁと。割と閉じた世界と言うか、幸せと2人だけで隔絶され、それだけで成立してしまうものを求めているのだとしたら、相当なロマンチストだと思うのですが、いかがでしょう? 余計なものが要らないと言うシンプルさは、むしろ独占欲かしら?とも思っちゃうんですけどね(苦笑)。

拍手

Augusta Blog Parts
ブログ内検索
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[03/22 鳩子]
[03/18 りえ]
[10/18 鳩子]
[10/07 のこ]
[03/09 鳩子]
アクセス解析
プロフィール
HN:
鳩子
メールフォーム
カウンター
忍者ブログ [PR]