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だから、大橋くんの指と爪に少々ジェラシー。いつ見てもきれいで本当に羨ましい。ギターを弾く人の手とは思えない美しさです。色気があって、エロいし(笑)。
記念すべきデビューシングルのカップリングですが、『view』が『君の話』にも『夏雲ノイズ』にも入っていることを考えると、おそらくはスキマ楽曲中、1番耳にされている回数は少ないんでないかと思われます。シンプルで淡々としたピアノと、歌詞を表現する為か若干こもったような、けれど情感溢れる大橋くんの声が印象的です。こう言うテンポの曲は珍しいような気がするんですが、気のせいですか? 強いて言うなら『太陽』が近い?
ともあれ、故意なのかもしれませんが、良くも悪くもまだどことなく素人っぽいと言うか。物語っぽいと言うか。私の中では額縁がある感じです。ええもう、表現力足りなさ過ぎで本当に申し訳ありません(泣)。思い描くイメージとしては、幼馴染みか兄妹(←ヲイ)なんですけども。止められない時間と、変化していく彼女とその距離。わかっていても疑ったり、自分を不甲斐なく思ったり、そう言うどうしようもなさがますます心を窮屈にする。でも、それを救ってくれるのも、彼女の変わらない温かさや存在そのもの。
ちゃんと幸せなオチつきですし、基は大橋くんじゃないかなーと思いつつ、どうしてもハッピーエンドが思いつかないんですよねー……。私だけかもしれませんが、何でなんだろう? 初期の曲だからって言うのもあるんでしょうが、素っ気ないくらいにシンプルだからこそ、妙に罠っぽい気がするんですよ(苦笑)。穿ち過ぎ?
『小さな手』歌詞http://www.uta-net.com/user/phplib/view_7.php?ID=47257
失恋の歌なのに、何だか妙にコミカルに響くこの歌。部屋で1人ぼうっと彼女のことを思い出したりする情景は、『メロドラマ』のようですね。どちらかと言うと地味な曲ですが、実はかなり可愛い。
思い描く主人公は多分物凄く不器用で、女心が悪気なく全く理解できず、そのことを最後の時まできっと仕方ないことと気に留めてすらいなかったんでないかなぁと。失う瞬間になって、あるいは失ってしまってから、そういう無神経さが彼女を傷付けていたことにようやく思い至る。1人だって大丈夫だと言いたいのは、次に彼女と会った時に笑って話したいから。それが優しさなのか、強がりなのか……。どちらにしても、やや情けなさが漂う感じが私好みです(笑)。
サビの「もっと」「きっと」「パッと」と撥音便の繰り返しが、楽しくすら聴こえてしまう原因かな? ちょっと不安気と言うか、眠た気なもやっとした大橋くんのボーカルとフルートもこの歌にピッタリ。
個人的には「いない」が3回のこっちの方が、プロトタイプの方が好きです。
『僕の話』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B06953
初恋はいつですか?などと言う質問は、芸能人でもない限り日常的に投げかけられる頻度が実は極低いものだと思います。だって、実際こんな恥ずかしい質問を、少なくとも素面の私は出来ない(←酒飲んでれば可能か……?)。逆に問われた時にどう答えるかと言う脳内シュミレーションも試みましたが、……どれなんだろう? まぁ仕方ないから「いつもですvv」とでも答えて、質問者に後悔させてやるが良いかと思います☆
大橋くんのカウントから始まる『青春騎士』。「騎士」と書いて「ナイト」と読む。「麦酒」と書いて「ビール」と読む。「麦酒庭」と書いてビアガーデン」と読む(←今作りました)。クラリネットの音色が可愛らしくて印象的です。えんぴつシリーズでは、発表順としては2番目ながら、時系列に並べるとここが出発点。『えんぴつケシゴム』の彼が見つけて、2人のそもそものきっかけとなるケシゴムが、彼女の手から借りられています。そして、既に返し損ねている(笑)。『えんぴつ~』の時の彼は、話しかけるのも精一杯、ケシゴムを借りるだけで決死の覚悟と言う様相でしたが、『青春~』の彼はちょっと違う様子。彼の中では相思相愛で、彼女のことは悪い虫が付かないように僕が守らないといけない!とまで。キャラ的には『冬の口笛』のスキマスイッチくんに近いかな? 実際どうなのかはわからないけれど、相思相愛だったらケシゴムは借りっ放しにならないだろうと思う(苦笑)ので、やっぱり妄想説が優位ではないかと思っています。僕のこと好きなくせにと、席の後ろから彼女を見つめていると言う、若干のス○ーカー色はあるものの、学生ならまぁ微笑ましいかな?
こう言う遊び心と言うか、おもちゃっぽい雰囲気の曲を歌っている時の大橋くんの声はまた良いですねー♪ 曲自体も可愛らしくて好きですが、個人的には最後に入っている会話が、何となくあざといかなー?と思ってしまいます。他意はなくて、むしろ一発録りの雰囲気を伝たかったのかもしれないけど、「ファンが気にならない訳がない」ってことを考えると狙い過ぎじゃないかと。勿体ない気がするから、そう言う小細工はして欲しくないんですよね。
『青春騎士』歌詞http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND25893/index.html
月明けから転勤で新しい職場に出ておりますが(ちなみに引越しは妥協しきれずに断念。通勤時間が10分から1時間に(泣))、学生時分にもしも転校なんかしていればこんな気分だったのかしらと思います。日常に闖入してくる不自然さも、朱に交われば赤くなると言うか。人間の適応力っ素晴らしい。
『青春騎士』、『君曜日』へと続く3部作の、記念すべき1作目。このシリーズを私は「ケシゴムシリーズ」と呼んでいたのですが、どうやら「えんぴつシリーズ」の方が主流のようです。ケシゴム繋がりじゃないの?と思いつつ、長いものには巻かれておきます(←チキン)。ライブではラストのコーラスを会場中で合掌するのが、定番ですね♪ きちんと上パートと下パートに分けて(でも男の子は大概上パート)、大橋先生のSっ気溢れる指導が楽しい(笑)。
この曲に限ってプロデュースを大橋くんが全面において行ったそうで、クレジットの通り楽器もほとんど彼が演奏しています。でも1回で「懲りた」ようです。目指したところは「みんなのうた」と言うだけあって、全体的にほんわか可愛い曲です。借りっ放しになっていたケシゴムを見つけて、懐かしさで甦る思い出。写真も住所も何もないから、記憶の中の面影だけで思い出す彼女と、声をかける勇気もなかったあの頃の自分。こう言う甘酸っぱい感覚(笑)は、結構誰でも経験のあることでないかと。何だかそれだけでちょっと楽しくなってきて、歌詞のように色々と引っ張り出してきて、勝手に1人で盛り上がる(笑)。実際はまぁそんなに上手く行かないかもしれないし、思い出のままの方が美しいことも多い訳ですが、懐かしさが持つキラキラ感は抗い難い程に魅力的です。しかも、この彼のように好奇心と行動力が実を結ぶこともある訳ですから♪
ただ、この曲が好きな方や苦労してプロデュースした大橋くんには大変申し訳ないのですが、私がこの曲に持つ最大の印象はラストの~Overtune~の部分なのですよ。ここから始まる『奏』がもう辛抱堪らんくらい大好きで大好きで大好きです(←うるさい)。
『えんぴつケシゴム』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B06956
『夏雲』の中では、(『奏』は別格として)これが1番好きかもしれません。でも、感想を書こうと思うと何だか浮かんで来なくて、今も困っています(苦笑)。
スキマらしくないと言うことで、収録を敬遠されていた節があるものの、ファンの間では人気は高い1曲。彼らの先輩である山崎まさよし氏がちゃかぽこちゃかぽこポットや箒で見事な即席パーカッションを披露していますが、……凄いよまさやん!! さすがです。
この歌が持つ「調和」が好きです。イントロから美しく流れるメロディも、少しの寂寥から葛藤を挟んで少しの希望へと移ろう歌詞と、その言葉一つ一つの丁寧さも、真っ直ぐな大橋くんのボーカルやコーラスも、静謐さも、全てが春を前にした月夜を歩く姿に相応しい。「バランスが良い」んでなくて、「調和が取れている」。それぞれの要素が溶けて混ざり合い、その景色を作り出している。この時の大橋くんの歌い方は、凄く好きだなぁv 若くて、ちょっとエロい感じが(笑)。
歌詞は読めば読むほど気になるんですが、敢えて気にしない(←天邪鬼)。「去り行くひとよ」は「人よ」と「一夜」を掛けてるんでしょうか? 取り返せないからこそ切なくて美しい過去と、見えないからこそ眩くて不安な未来。それを繋ぐ現在の失望、と言うよりは挫折かな? スキマ曲では珍しい恋愛ものでない歌だと思っていますが、現実的なことを言ってしまうと、思い浮かんだのは実は浪人生。風情のある風景なのに、こんなことばっかり言っててすみません(笑)。
歌詞は常田さんだろうなぁと思っていますが、公式発言は未見です。ちなみに弓張り月は下弦の月、新月の少し手前頃になります。満月の前じゃないのかとちょっと思ったのですが、新しく生まれ変わると言うのも春らしくて良いですね。
『桜夜風』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B06948
どちらにしても温和で女性らしさを持っていることが前提で、本当のところはともかくも短気や負けん気が表出するのはNGなのだろうと思います。
瞬間湯沸かし器の自覚がある私としては、だからスキマ曲に出て来る彼女が軒並み気が強い子ばかりでちょっと嬉しい(笑)。……いや、そんなに腹の立つポイントは多くないつもりですが、スイッチが入ってから沸騰までは、我ながら時空を超えるスピードです。
『猫になれ』の彼女は、中でもそう言う強気なイメージがあります。見事なまでに彼を尻に敷き、それすらも相互の無言の了承として心得ていると言う、若干主従関係すら思わせる(苦笑)。怒って出て行った彼女に言い返さない代わりに、心の中でだけ呟く「猫になれ」。思いがけずに本当に猫になって帰ってきた彼女を前に、後悔と戸惑いと申し訳なさで泣きたくなる。どうしてこうなった? どうすれば元に戻る? 僕も猫になれば良い? ――『ボクノート』に大橋くんが掛かりっきりだったことを考えると、カップリングのこちらは常田さん色が濃いと思われるのですが、発想がドえらくMだなぁと(笑)。歌詞はファンタジーなストーリー仕立てで、ドラえもんへのオマージュもあったのかもしれませんね。
ちょっと(かなり)気弱でとびきり優しい彼が広い度量で、ワガママで奔放で素直になれない彼女を甘やかしていると言えなくもないけれど、彼女は優し過ぎる彼に思っていることをもう少し言ってもらいたいのかな? 贅沢な物言いですが、つまりはちょっと「物足りない」。それ故、苛々していると言うか、カルシウムが足りてない感じが(笑)。
最後の「君の声に呼ばれるように帰ってきた」と言う部分が、何だか不可思議です。呪いの呟きを聞いた彼女が、イタズラ心で拾ってきた猫を彼の部屋に送り込んだら、予想外の切実なリアクションを見て自省して、気まずいながら素直に謝罪しようと姿を見せた……なんてシチュエーションが浮かんだりしています。
大橋くんの歌い方については、何だかスッキリしなくて実はあんまり好きではないですが、表現としては歌詞の彼にピッタリで、しっかり!!と背中叩きたくなります(笑)。
『猫になれ』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B13802