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スキマスイッチについて語るブログ。 正しくは「釦」なんだけど、語呂の問題。
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 自分の旦那や奥方が夢に出て来てもそれ程驚いたりしないのは、既に家族のカテゴリーに収まっているからなんですかね? 確かに親兄弟ではビックリはしない。でも、友達や同僚でも、よっぽど意外ない人(普段はほとんど接点がないような縁の薄い人とか)でもない限りは、やっぱりビックリはしないと思うので、好きな人や恋人が夢に出て来た翌朝の己の妄想想像力の豊かさとか、自分1人でしか味わいようのない甘い感動とか、誰もいない無人島の隅で切腹したいくらいの羞恥とか、願望込みの意志と自分でも突拍子もない(けど自覚はあるかもしれない)無意識に板挟まれてのプチパニックは、何だか特別なのですよね……。
 私は目を閉じて、次に開けたら朝日が眩しい完全熟睡型です(でも、上述のようなプチパニックは経験有りますヨ(笑))。

 曲順の関係で(前後の曲がお気に入りなので)、当初は非常に印象が薄かった『目が覚めて』。実は『僕の話』と並んで、タイトルと曲が一致しなかった曲だったりしました。今では当時の自分に手の平を返すかのように(笑)かなり大好きです。

 予報とおりに晴れたこんな日でも 何をしたらいいかさえわからない

 この部分の歌詞が引っ掛かったのがきっかけです。実はスキマ楽曲の中でも、有数の悲しい歌ではないでしょうか? 主人公は振られた訳でもない(珍しく)ようでも、死別でもないようです。でも、夢に出て来た彼女に手を伸ばしても触れることも、言葉を交わすことも叶わず、目蓋に残る幻のような面影と、極現実的な後悔や寂寥があるだけ。自由な時間が孤独で空虚な程、共有する不自由さを愛おしく思う。夢の中でくらい幸せであっても良いのに。掴み損ねた光を逃さずにいたら、風が吹かずに言葉を聞けたなら、彼の痛みも少しは癒えるのかも知れないのに。例えば彼女の笑顔が、彼の望みだからだとしても。
 美しくて切ない旋律と大橋くんの声の温度感もあって、ぼんやりと目が覚めた彼が、夢と過去を反芻して、そのどちらにも結局は手が届かないその様子に、胸が痛くなるのです。

 歌自体はかなり前からあったそうで、大本は大橋くん。出来上がった当初はとても気に入り、頻繁に歌い過ぎて飽きていたのでアルバムに入れるのも嫌がっていた(←凄くらしいエピソードだと思った)ものの、山弦さんの神業のように美しい演奏に感動し、ボーカルを入れる前の状態の音源を自分用に持ち帰ったとか。確かにシンプルなのに透明で綺麗。上記で悲しい歌と書きましたが、ウエットな感じは不思議とないのです。

 『目が覚めて』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B10359

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 1番好きな季節は?と訊かれたら、私は「秋」と答えるんですが、夏が持つあの特別な感じも捨て難い。秋に負けず劣らず、夏も大好きです(ちなみに断然海派)。
 ……いや、寒いのがダメってのも多大にあるんですけども。ホントにね、何で寒いの冬? 地球に悪影響出ないんだったら、温暖化を応援してしまいそうです。ああ、冬眠したい(←ダメダメ)。

 この歌も大好きです。歌詞は常田さんかな? 雰囲気とテンポの柔らかさと優しさが、物凄く心地良く耳に残ります。子供の頃(大人になってもそうだとは思いますが)に思い描く「夏休み」って、実際は宿題があったりやることなくて暇になったりすることはあっても、ただひたすら無条件に「楽しい」もの。それは画用紙に太陽の絵を描いてと言われれば、赤いクレヨンでぐりぐり丸を塗り潰し、その周りに線を等間隔に描くような当たり前さ。そこに戻れなくなった大人が感じるノスタルジーですね。
 夏の夕方、家に帰る途中に昔の自分みたいな子供とすれ違い、あの頃感じたドキドキや特別な感じを思い出して、少しくすぐったいような懐かしい気持ちに浸る。それが「あの頃は良かった」でなく、「大切にしたい」と言うのが優しくて好きです。無条件に楽しい「夏休み」が手に入る子供ではなくなったけれど、そう言う感情や感覚が貴重で大切なものなんだと言うことは大人になってからでないとわからない。そうやって日々を愛おしむことが出来るなら、大人になるのもそう悪いことではないかな?

 ただ、小中学生くらいのお子さんを持つお母さん方が、夏休みをどう思っていらっしゃるかはちょっと自信ないです(笑)。「なければ良いのにー!!」と思っていたとしても、致し方ないかと。
 もし今、40日休みがもらえたとしたら……、旅行と大掃除かな? もしくは引越し。ちなみに友人は「あいのりに行く」そうです(爆笑)。

 『かけら ほのか』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B10358

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 甲子園 気付けばみんな 平成生まれ (字余り)

 ……何となく甲子園って、「お兄さん」達がやってる印象がないですか? 社会人になって、中継を何となく見ていた時、こいつら皆年下じゃねーか?!と、理不尽なことに愕然とした人はお仲間ウェルカム。
 でも、この年の甲子園は本当に面白かった。プロ野球よりもよっぽど盛り上がりましたね。

 8thシングル『ガラナ』のカップリングで、2006年 ABC放送夏の高校野球統一テーマ曲。甲子園のテーマ曲としても、初の1位を記録。『ガラナ』とは双子の兄弟扱いで、確かに似てないけど近い感じ。……タッちゃんとカッちゃん?(←またそう言うわかり難い例えを……) スキマテイストが濃いのはこちらなので、人気は五分五分なのかな? 私は『ガラナ』派。

 歌詞元は常田さんのようですが、曲はどっちだろう? サビの辺りを聴くと大橋くんかなぁと思うのですが、私は自分自身のこの辺の勘や感覚を全く信用していないので(苦笑)、濁しておきます。ごにょごにょ。
 「スフィア」は「範囲、領分」とか「惑星、天体」とか色々と意味がありますが、近いのは「球体」でしょうか? 白球は勿論ですが、卵を連想しました。孵化して飛び立つイメージ。歌詞全体としては『全力少年』の雰囲気に近いのかもしれませんが、何故だかこっちに限って凄く恥ずかしいのですよ、爽やか過ぎて。絶対に裏があるんだろう?!と思わせるくらいの爽やかさが気になるー。彼らにしては珍しく、恋愛の歌ではないからかもしれません。何だか捻くれた感じがないから、どこに罠仕掛けてあるの?って(笑)。
 そんな疑心暗鬼はともかくも、お気に入りは2番Aメロと、「剛く光って」の箇所。「強く」じゃなく、「剛く」。これだけで纏う雰囲気が異なるのだから不思議。あとは、コーラス。サビで重なる大橋くんの声がポジティブに響くのが好きです。
 『ガラナ』の際、「ダメな自分とそれを脱しようとする自分」と言う風に書きましたが、『スフィアの羽根』もそう言う感じですね。だから兄弟なのかな?

 『スフィアの羽根』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B17981

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 2006年8月16日発売。最高位1位。登場回数15回。
 長澤まさみ、速見もこみち主演映画『ラフ』の主題歌。

 私は気楽なファンなので、彼らが世間に評価されたり認められたりするのはとても嬉しいし、極勝手に鼻が高い(笑)訳ですが、これまた極々勝手に売れてしまったらしまったで若干寂しく思ったりします。私のような日の浅いファンですらそう思うのですから、デビュー当時から彼らを応援されて来た方々の感慨はひとしおでしょう。チケットも取りにくくなるし……、でも売れないと今回みたいに34会場を回るツアーなんてできませんので、そう言う矛盾は切り離せないものですね。しんみり。
 だから、この曲がオリコンで初登場1位を獲得したことについては、単純に嬉しいです。2人は順位等には執着していないようですし、狙っても取れない人は取れませんからね。まぁどうせなら次はもっとケチがつかないような枚数で取って欲しいなとは思いますけども(苦笑)。

 曲は大橋くんで、歌詞はほぼ共作のようです。ライブで使えるアップテンポの曲を作ろうと話している時に、渡りに船で舞い込んで来た青春映画のタイアップ。珍しくノリノリでテンションが高い1曲です。タイトルは木の実や果物の名前を最初から考えていたそうで、仮タイトルが『チェリー』だったらしいですが、強壮剤や興奮剤の材料になり、熟れると弾けると言う特徴まで歌詞にピッタリと言うことで『ガラナ』。
 今までのスキマにない曲、と言うことで発売当時話題になりましたが、私はまだまだ未熟なスキマファンだったからか特に違和感は感じませんでした。でも、『夕風ブレンド』を流しで聴いていると、なるほどなと改めて思います。個人的に口語の歌詞に若干抵抗があるのでそっちばっかり気にしていましたが、何と言うか内容も全然違いますねー。無理してない? 大丈夫?!などと声を掛けたくなるような(笑)。もっと言うと、スキマスイッチ君じゃないみたいな人。
 冒頭から大橋くんの噛み付くようなボーカルで始まる勢いのある曲ですが、私にはあまり即効性がなく、むしろ何度も繰り返して聴いている内に好きになりました。Bメロからサビ、サビから大サビにかけてとかの転調や、歌詞のがむしゃらな格好悪さとかに味があって濃い! Bメロでの大橋くんが楽しそうな感じとかも好き。基本、登場人物は1人で、臆病で今まで通りの自分と変わろうとしているもう1人の自分がせめぎ合っていると言うか、後者が前者を叱咤激励している感じかなと。大口叩いて理想が高くて、でも小心者なりに見栄っ張りで現実がある。そして、両者間の溝は深いのに、あっち側の岸とこっち側の岸を決して遠く感じてはいない(それがリアルか幻からは別として)のが、何となく若者っぽい青春っぽいなんて思ったりしています。

 そうそう、シングルをコンプリートした後、MDを作り、車でエンドレスに聴いていました。発売順にインストやバッキングトラック込みで録音していた為、『ボクノート』のBTが静かに余韻を残して終わった直後に、唐突に始まる「最近ッ~♪」は何回聴いてもビクッとしてました。ええもう、運転中なのに心臓が高鳴って参る参る(笑)。

 『ガラナ』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B17980

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 2004年11月24日発売。最高位6位。登場回数8回。

 私の記憶が確かならば(←この時点ですでに危ういが)、多分私が初めて耳にしたスキマスイッチはこの曲のような気がしています。何だかこのジャケットにやたらと見覚えがあって、『奏』や『夏雲ノイズ』のロングヒットと初のトップ10入りを朝のニュースの芸能枠で取り上げられているのを見かけたんでないかと。この頃ならまだ『めざましテレビ』を見ていた筈なんですけど、やっぱり記憶違いかなぁ……。まぁ、後日楽曲の聴き覚えが一切なかったのも確かなんですけど(←最低)。
 ちなみに今は『ズームイン』です。『めざまし』の方が好きですが、地デジの関係で見れなくなったので。

 ともあれ、知名度、人気共に飛躍的に伸びていた頃です。初動が前作シングル『ふれて未来を』の約4倍! 色々と垢抜けてきています(笑)。
 曲は大橋くん、歌詞は半々くらいのようです。『ふれて未来を』のところでちらっと書きましたが、常田さん押しの大橋くん説き伏せられシングル曲。透明感のある綺麗なメロディーと、彼らにしてはかなり珍しいラブラブほのぼのな歌詞が印象的です。捩れても捻くれても歪んでもいません(←何だと思ってるんだ(笑))。恋愛中の幸せな極普遍的なカップルの、ありふれた大切な風景。シンプルで飾り気がなくて、季節感と情景が目に浮かびます。このキラキラした素直さが魅力。
 これを書く為に色々とインタビュー記事を読んでみましたが、彼ら的には「歌詞や曲がストレートだから、アレンジに凝った」とのこと。でも、個人的には逆のように感じています。曲はスキマ王道だけれど、歌詞は何となく無理してるんじゃないか?!的な(←失礼)。2人の恋愛観がごっちゃで混在しているのだと思うと、何だかどこまでどっちなんだろう?と言う好奇心が湧きますね(笑)。

 私的にシングル曲では比較的印象が薄いのです(すみません)。でも、吐く息が白くなるくらいの寒さの中をイヤホンで聴きながら夜に散歩すると、思わず照れてしまうと言うか、妙にテンションが上がります。歌詞の中の2人が寒さや冬を倦厭することなく、寄り添ってそれすらも楽しんだり喜んだりしているものだから、それが伝染するのですよ。凄く良い距離感。……一人で夜中に散歩していると言うのに楽しそうだなんて、傍から見ればさぞ不気味であろう(苦笑)。

 『冬の口笛』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=A00865

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 2004年6月16日発売。最高位25位。登場回数7回。
 TBS系『世界ふしぎ発見!』EDテーマ。

 『世界ふしぎ発見!』は母上が好きで小学生くらいまでは良く見ていたのですが、これが流れていたであろう頃は既に社会人一人暮らし中。しかも放送日は土曜日夜。……家に居ないか風呂に入っているか。余談ですが、最近の母は江原啓之氏の特番がお気に入りらしいです(笑)。
 『夏雲ノイズ』の先行シングルだった為、それ程売上は大きくないものの、今ではライブの定番曲。特にBメロの高速手拍子は、「振袖要らず」(=肉がたぷたぷ揺れるから(泣))と言われた二の腕に効きます。更に、サビは皆でハモる。これ、文句なしに楽しいです。
 曲はスター、歌詞はデタラメ英語→アフロ氏作。シングルに関しては、どちらかと言えばアフロ氏のプッシュで決まることが多い印象ですが、これについてはスターが押して一度は却下されたものを、アフロ氏が考え直してアレンジを加え、採用となったと言う経緯があるようです。この時のスターの「自分が良いと思うその良さが伝わらないもどかしさがあって、それにシンタ君が手を入れるとわかりやすくなる」と言う内容の発言が、何となくなし崩し的に組んだのにそのまんま続けているスターの心情を表していたような気がします。負けず嫌いなのに素直って、私の周りのAB型もそうなのですよ(笑)。

 流し聴きしていた頃から好きな曲の1つでしたが、PVを見てますます好きになりました。PVのレビューはまた後日するとして、個人的にはこの曲を結婚式で聴きたい。自分のそれで流せたら最高です。……いや、まぁ当分予定はないんですけども(苦笑)。
 この歌詞の彼も、非常に素直で可愛らしくて大好きです。世間一般では婚約ホヤホヤの時期が1番幸せなんて余計なお世話なことをよく言いますが(笑)、そう言う2人な感じですね。確かにこんな人が居たら、とても理想的。私は是非結婚したい(←寝言は寝て言え)。何が好きかと言えば、ちゃんと2人で恋愛をしているところ。勿論、飽くまで彼の視点のみなのだけれど、彼が好きな彼女も彼を好きで、彼女自身と2人で共有するこれからを大切にすると言う気持ちが弾むように溢れていて、とても幸せそうです。
 「ひいきはいらない」なんて男らしく言ったかと思えば、「常に監視してたい気分」だったり、「まだ早い? 良いじゃない!」としっかりと下心が(笑)あったり、いちいちスケールが大きくないとこが逆に好きです。等身大で当たり前の幸せを大事にできるのは、とても素敵なことだと思います。「僕」は恋で変わった人間の中の一人なのだけれど、「君」のおかげで代わったのは「僕」だけなのですから、そう言う「2人に未来を」なのですねv

 そう言えば、ラストの「まだ見ぬ君を さて、探しに行こう!」はこの歌全てが実は妄想と言うオチって解釈もあるようです。この歌が大好きな私は、「君の中の知らない部分を、これからもずっと見つけて行くからね」と言うような風に取っています。その方が夢があるじゃないッスか(笑)。

 『ふれて未来を』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B06779

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