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詞はアフロ氏。曲は公式発言を見たことがないのですが、多分同じくアフロ氏でないかなーと思っています。
『夕風ブレンド』では『ズラチナルーカ』に次いで歌詞解釈が話題になっている1曲。
聞いた当初はオーディオ機器の前で、気持ち良さそうに居眠りをする男の子を想像しました(笑)。ずーっと欲しがっていた憧れのコンポを購入して、それを磨いたり、スイッチを入れたりしてうっとりしているみたいな。恋人にって感じはさほどなく、ましてスターへの愛の言葉ではなかろうし(←怖い怖い(笑))、どちらにしても対・人間な温度じゃないかなと。
でもそれじゃあさすがに色気がないよなぁと思っていて、その後インタビューでスターが「シンタ君があるものに対しての想いを書いた曲で、それを聞いて良い曲だと思った」と仰っていた。更に「何回も繰り返し聴いてもらればわかる」的な発言をしていた。
それらから察するに、あくまで個人的な見解としては彼らの作ったアルバムを表しているんでないかと勝手に思っています。「1つずつしか進めない」とか、「まだまだ話していない(新アルバムを指して)」とか。
的外れだったらすみません。私見ですので悪しからず。ともあれ、スキマ初のピアノとボーカルだけのシンプルな2人録りの1曲。陽だまりの中での午睡に似たのどかさが温かい。
『1+1』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B20357
好きな歌からレビューして行くと、あとから辛いかな?と思いつつ、まぁおいおい何とかなるだろうと言うことで、『空創クリップ』の中ではこれが1番好きです。別格の『奏』を除けば、『メロドラマ』と並んで私の中では最上位にあります。
デビュー前からある曲のようで、w-indsのシングル用に提供した曲のセルフカバー。公式発言を確認したことはありませんが、曲はスターで歌詞はアフロ氏だろうと思っています。
この曲の何が好きって、リズムに乗って走り続ける歌詞の気持ち良さ。基本的には彼女の振られた男の子が、未練たらしくぐちぐちぐちぐち始終呟き続けているだけ(笑)なんだけど、それがこの歌詞のループする感じと相俟って物凄くそれらしい雰囲気。スキマの歌詞の「1番サビと大サビの後のサビが似ているけれど微妙に違う」と言うギミックは、私が彼らを押す一因であり、スターが歌詞を間違える大きな要因の1つでもあると思っていますが(笑)、『キレイだ』に関しては最後の最後で「写真の中の君がキレイだ」ってとこしか被ってなくって、むしろそれが効果的。しかも、リズムを全く損なうことなく、歌詞を両立させている。
だから矛盾はしますが、歌詞を気にしなくてもスターの声がとてもスムーズに聴こえる。更にエレキがまた格好良い! ……例え今までこだわって「エレキレスだったんです」と言われて、え?そうなの?と言う程度の楽器音痴でも、振られ男の愚痴ソングであっても、格好良いものは良い(←負け惜しみっぽいぞ)。
そうそう、これ↑書いていて思い出したのが、プレジデント・ジャインアンダイアリー(オフィス・オーガスタの社長がオフィシャルHPの片隅で不定期に書かれている日記。個人的に大好き。リンクからどうぞ)の中の、スキマスイッチのデビュー時に書かれた日記。樋口さん(マネージャー)が見つけた当時、つまり契約前の彼らの様子や歌詞についてのことが書いてあって面白いです。
前は結構歌詞重視で聴いていたのですが、スキマに関してはそれ程喰い付いていないし、気にならないのが不思議。やっぱりスターが仰るように、「リズム感が大事」だからなのか……。
でも、先日からMr.Childrenの『しるし』2番Bメロの歌詞に感動しました。メロディーメーカーとしてもボーカリストとしても天才的ですが、作詞家としてはもう神の域ですね。桜井さん。
2006年7月12日発売。最高位6位。登場回数11回。
TBS系のドラマ『誰よりもママを愛す』の主題歌。
スキマスイッチが気になりかけていた矢先、TVから流れて来たドラマのOPに「あれ?」と思い画面を確認したら福耳名義。元々アルバムは全部持っている、ライブにも何度か足を運んでいるくらいには山崎まさよしファンであるので、彼の存在や名曲『星のかけらを探しに行こう Agein』は知っていたのだけれど、歌っているのはスキマスイッチの人(←この頃はこの程度の認識だった)じゃないか?
こんな時はインターネット。
スゲェよ、便利だよ。ラジオ体操第2(←調べたことがある(笑))からJ-POPのミュージシャンまでわからないことなんてないよ。
ネット検索で疑問は解決。やっぱりスキマスイッチの人だった。って言うか、良い曲だなぁ。歌詞も声も本当に良いなぁ。個人的に福耳バージョンの『惑星タイマー』とスターの声は最適だと思っています。『全力少年』の時は甘過ぎるかな?と思っていた声が、この曲調と込められた愛情には本当にぴったりで可愛らしくて。
後日、結局CDを買うことにはなるのだけれど、覚えてないくらい久々にシングルCDをレンタルしました。
歌詞については何気なく聴くと可愛らしくて柔らかいラブソングなのだけれど、作詞を担当したアフロ氏が方々で言っているように、真相は「下ネタのエロい歌詞」だそうです。以後、私は「子作りの歌」と勝手に呼んでます(笑)。まぁ新婚さんだしネ☆ 曲はいつものようにスター作で、詞の基はデタラメ英語(日本語)のようです。だから、サビの「君だけを乗せ」は「煙 こう吸え(←煙草が吸いたかったそうだ)」だったとか。一回、デタラメのままの原曲を聴いてみたいものだ(笑)。
でも、裏を読まなくても夏の夜空を見上げて、手を繋ぐ恋人が思い浮かぶ良い詩です。
当初は「アレンジが可愛くなり過ぎてる」とスター的にはブーイングだったとのことですが、やっぱり何回聴いても幸せな気分になれます。
勿論、杏子さんやスガさん、まさやんにちとせ嬢の歌声もゴージャスで素晴らしく贅沢。あー、オーガスタキャンプ行ってみたーい!!
2005年4月20日発売。最高位3位。登場回数26回。年間シングル売上は77位。
私自身がそうなのですが、この曲で彼らを知った人も多い筈。爽やかで弾むような華やかな曲調と、現実とイノセンスが交差する歌詞が心地良い大人へのエール。このそのまんまだけど絶妙な造語タイトルと相俟って、現時点で最大のヒット曲です。
曲はスター、詞は基をアフロ氏、仕上げをスターが担当した模様。タイトルはアフロ氏が命名した仮タイトルをそのまま採用。
全くスキマスイッチを知らない人に薦めるとしたら、やはりこの曲を選ぶと思います。彼らの得意なテンポではないのだけれど、この曲に込められたエネルギーやエンターテイメント性の高さと言ったらない。決して押し付けがましくなく、けれど間違いなく「聴く人を楽しませるもの」に仕上がっている。素晴らしく上質なポップスです。
歌詞も、疲れて足元ばかり見ていた僕が、うなだれていた顔を上げ、真っ直ぐ前を見て走り出す――この「取り戻せないものなんてない」と言う感覚が、個人的にはとても愛おしい。現実はどうであれ、そう思い込むことって大事だと思うので。
あと、この曲のイントロが凄く好き。ここだけで「予感」がするくらい。
ただ、当初は物凄く良い歌だと思う反面、「この歌にしては、声がちょっと甘過ぎる?」とか「喋り語歌詞は苦手(例えば「何か」は「なにか」であって「なんか」だとむずがゆい)」とか「フェイドアウトよりはスパッと終わる方が好き」とか、満点だった訳でもないのです。今となってはそんな細かいことはどうでも良いな(笑)。
それと、意図してそうしたようですが、この曲はカラオケに不向きです。腹が立つくらい難しい(笑)。
2006年3月1日発売。最高位3位。登場回数24回。
日本に住んでいてドラえもんが好きでない人なんていないに違いないと、半ば以上本気で考えたりする訳ですが、要するに私も大好きです。彼(?)は日本の宝です。
そんな劇場版『ドラえもん のび太と恐竜2006』の主題歌だった『ボクノート』。
インタビュー等からして、曲、詞共にスターがメインで書いているようです。原作をイメージしたと言う曲はともかく、詞は2人共「感動するような」と言う意図が裏目に出ていかにもあざとい感じになってしまい、結局1からスターが「詞が書き上がらない」と言う現状をそのまま詞にしたと言うエピソード付き。
これについては、Mr.Childrenの桜井さんに「この手は1回しか使えないのに、もう使ったっちゃったかー」と言われたとのことですが、要するに2回目の「書けません」には「またかよッ!!」とツッコミが入るから(笑)。なるほど。
歌詞は上述の通り、スターがダメな自分を提示してみせる、けれど明るい方に進んで行く温かいもの。わだかまりや結び目がほどけて行く、降っていた雨は止み、雲が去った空が晴れて行く――その瞬間の眩しさが胸を打つ。情けなかったり不甲斐なかったりどうしようもなかったりしても、結局自分は自分で、そう言う自分にも出来ることがある。少しずつでも積み重ねた言葉や声を君に届けたい。
1番では「突き刺さる」言葉のカケラが、最後には「紡がれて歌になる」、その展開がまたスキマらしい。
歌詞自体は対「自分」がテーマで、「君」の存在は普遍性と言うか間口を広げるものだと思ったのですが、でも「伝えたい」相手がいなければ表現に苦しむことやもどかしさを感じることなんてないんですよね。「自分」だけで己の輪郭を保てる人なんて居ないのだから。
あと、あまり詳しくないので偉そうなことは極力書きたくないんですが(苦笑)、耳に入る音は非常にさらっとしているのに曲の重厚さは意識し出すと止まらない。アフロ★マジックです。ストリングスにピアノ、ギター、ベース等々分厚いのに重くなくて(←重厚って書いたじゃないかお前)、きれいなで聴き応えがあって飽きない。この設計図を描いたアフロ氏に脱帽です。
歌詞、曲共に「スキマスイッチらしい」1曲。
『のび太の恐竜2006』のラストに流れると、その温かい景色が何故だかとても懐かしく思えるのです。
2人の声優振りも、一瞬ですが個人的には大ウケでしたvv 可愛いよぅvv(笑)