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2005年4月20日発売。最高位3位。登場回数26回。年間シングル売上は77位。
私自身がそうなのですが、この曲で彼らを知った人も多い筈。爽やかで弾むような華やかな曲調と、現実とイノセンスが交差する歌詞が心地良い大人へのエール。このそのまんまだけど絶妙な造語タイトルと相俟って、現時点で最大のヒット曲です。
曲はスター、詞は基をアフロ氏、仕上げをスターが担当した模様。タイトルはアフロ氏が命名した仮タイトルをそのまま採用。
全くスキマスイッチを知らない人に薦めるとしたら、やはりこの曲を選ぶと思います。彼らの得意なテンポではないのだけれど、この曲に込められたエネルギーやエンターテイメント性の高さと言ったらない。決して押し付けがましくなく、けれど間違いなく「聴く人を楽しませるもの」に仕上がっている。素晴らしく上質なポップスです。
歌詞も、疲れて足元ばかり見ていた僕が、うなだれていた顔を上げ、真っ直ぐ前を見て走り出す――この「取り戻せないものなんてない」と言う感覚が、個人的にはとても愛おしい。現実はどうであれ、そう思い込むことって大事だと思うので。
あと、この曲のイントロが凄く好き。ここだけで「予感」がするくらい。
ただ、当初は物凄く良い歌だと思う反面、「この歌にしては、声がちょっと甘過ぎる?」とか「喋り語歌詞は苦手(例えば「何か」は「なにか」であって「なんか」だとむずがゆい)」とか「フェイドアウトよりはスパッと終わる方が好き」とか、満点だった訳でもないのです。今となってはそんな細かいことはどうでも良いな(笑)。
それと、意図してそうしたようですが、この曲はカラオケに不向きです。腹が立つくらい難しい(笑)。
『全力少年』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B09221