スキマスイッチについて語るブログ。
正しくは「釦」なんだけど、語呂の問題。
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悔しいけど楽しかったですよ。悔しいけどっつーか何つーか(苦笑)。
続きはライブのレポートとなっております。これから参加する方も大勢いらっしゃると思いますので、ネタバレが嫌だと言う方は続きをお読みにならないようお願いします。
個人的には予備知識なしで参加することを熱烈にオススメします。
繰り返しますが、以下はライブレポです。ネタバレです。ご注意下さい。
実は昼間に8割方書き上げていたのですが、パソコンさんがご機嫌を損ねやがったおかげでパーになり、途方に暮れています……。もう1回書くのはしんどいよ……(泣)。
とは言え、個人的にな日記を兼ねているし、日が経つと忘れてしまうので、要所だけでも押さえなくちゃ眠れないですよー。
いつもは日毎に書くのですが、今回は2日共MCのネタがほとんど一緒だったのでまとめてます。いつも以上に再構成している上、わかりにくかったらすみません。
会場。気に入りましたよ、クアトロ。収容人数が800人程度とのことで、今まで行ったライブハウスでは最も小さい会場でしたが、ステージが高くてフラットなフロアからでも見やすくて、音響も非常に良かった(ような気がしたのですが、その辺は素人耳なので思い込みだったらすみません)。
ちなみに購入グッズはパンフのみ。Tシャツは迷ったけど、事前にタオルを買っていたので今回は見送り。それにしてもビックリするくらいグッズ売り場が閑散としていて、ちょっと心配になりました(苦笑)。来場者の絶対人数が違うから、こんなものなのかなぁ?
今回は開場時間が18:00ジャストでなく、18:15だったことも非常にポイント高い。並んでいる時はともかく、フロアに入ってからの待ち時間って物凄くスローに流れるから苦痛で苦痛で仕方がないのですが、僅か15分ながら体感時間が全然違いました(私は)。フロアではサル絡みの洋楽が流れていて、洋楽音痴の私はせいぜい『Monkey Magic』くらいしかわからなかったですけども、中々遊び心ある演出でした。
開演は10遅れ。ああ、きっちりして欲しい……。
ハコが小さいからステージも当然狭い為、登場に奇を衒うことは特になく、メンバー、ラストに大橋くんが登場。ステージに向かって左側前列がラーメンさん、中央に大橋くん、右側前列に山口さん。後列は左が斎藤さんで、右がしーたかさん。ステージは雛壇なしだったので、15日も16日も後列組で座りっ放しのしーたかさんは、ドラムの陰に隠れてほとんど見えず。
大橋くんは15日が黒に近いグレイ?のカーゴパンツと白のシャツに青と白のチェック柄のネルシャツを羽織った格好。16日はジーンズ(かカーゴパンツ)と白のシャツに黄色と白のチェック柄のネルシャツを羽織った格好。だから、多分白黒写真で見たら、どっちも同じ服を着ているように見えると思う(笑)。
●.『SKY』
『はじまりの歌』からくるに違いないと勝手に思い込んでいたので、意外と言えば意外。
あー、大橋くんがギター持って歌ってるーと言うのが、実は凄く嬉しかったりするのですよ。まぁこれは好みの問題だと思うんですけどね。ギター持って歌ってる時の方が、バランスが取れていると言うか、肩の力が抜けているような気がして好きなのです。あと、見た目的にも(笑)。
感動したのが斎藤さんのコーラス。サビ部分のそれがステキ過ぎて心を射抜かれました。
●.『恋愛マスター』
〈16日〉歌詞飛ばし(笑)。1番サビだったと思うのですが、完全に飛んだらしくて、頭を振って困惑顔をしている大橋くんに、隣りのラーメンさんが歌って教えてあげると言うボーカル誰よ?状態に会場大拍手。
でも、2番からちゃんと持ち直して、それはむしろスゲーと普通に思ってしまいました。
●.『ブルース』
アルバムの中では、あの歌い方が嫌いなのに、むしろあの歌い方のせいで引っ掛かると言う難儀なこの曲。まぁライブ映えする曲になるんだろうなと思っていたのですが、案の定でした。エレキを縦に抱えるようにして弾くラーメンさんの表情が、まるで修行僧のよう(←琵琶法師?)。
あと、斎藤さんのキーボードがまたエロくてエロくてドキドキが止まりません(笑)。
ここまで全て後奏に大橋くんのボイスエフェクトが入っていたのですが、さすがに3曲続くと若干鬱陶しい(笑)。
○MC
【ご挨拶と会場】
大橋くん(以下O)「大橋卓弥 with Drunk Monkeys TOUR 2008へようこそー!
(会場を見渡して)凄いね、人だらけだよ。ツアーでこうやってライブハウス回らせてもらってるんだけど、横浜、福岡と来てここが1番小さい会場なんだって。1番後ろの人の顔まで見えるもんね。スゲェーなぁー。
後ろの人、見えてるー?」
後方の客席「(手を振って答える)」
前方の客席「(同じように手を振って答える)」
O「近い近い(笑)。そう言うのは遠くに離れた人に向かってすれば良いからね。見えるっちゅーの!!(笑)
まぁね、今日はオールスタンディングだし、皆熱くなって前のめりになり過ぎないで下さいね」
客席「(無言)」
O「ええッ? 皆、そんなに引かなくて良いんだよ?! 怪我したら危ないから気をつけてねって言ってるだけだから! 今、客席が物凄い勢いでザーッと引いたよね(笑)」
【お好み焼き】
〈15日〉
O「昨日、広島に入ったんですけど、皆で移動したり、楽屋で話したりするのが、凄くバンドっぽくって楽しいんですよ。いつもだったら……いや別にシンタ君と話をしないとかじゃないんですよ(笑)。今日どうする?とかは勿論話すんだけど、こうバンドのメンバー皆でじゃあ「飲みに行こうぜ」とか「お好み焼き食べに行こうぜ」みたいなのに憧れてたから。嬉しいんですよ」
〈16日〉
客席「お好み焼き食べたー?」
O「ああ、食べた食べた。美味しかったよー。お好み村に行った」
客席『ええー?(微妙なリアクション)』
O「え? 『ええー?』って何? 皆行かないの? お好み村だよ?」
客席『行かなーい』
O「何で何で? 広島の人ってお好み焼き普段からよく食べるんでしょう?」
客席「(頷く)」
しーたかさん(かラーメンさん辺り)「お好み村は観光客向けらしいから」
O「ああ、だから地元の人は行かないんだ」
客席「(頷く)」
O「そうかー。でもさ、あれはお好み焼きじゃないよね」(←出た! 地元民を煽る大橋くん失言集(笑))
客席『ええー?!(超ブーイング)』
O「だってさー、お好み焼きって言ったらもっとこうふわっとしたさー。広島のってクレープみたいな薄い生地にキャベツとかもやしとかのっけて更に卵のせてって奴でしょう? 違わない?」
客席「違うー!!」「違うよー!!」(更にブーイング(笑))
O「そうは言うけど、じゃあ大阪のお好み焼きがあったら、広島の人はそれは違うって言うんだろー?!(←逆ギレ(笑))」
客席「うん」「言う言う(笑)」
O「それと一緒だろー!!(笑)」
【ナイシトール】
〈15日〉
O「ツアー中に何とか痩せようと思って、ナイシトールって言うのを飲んでるんだけど。何て言うの? 体内脂肪で良かったっけ?」
ラーメンさん(か有太さん辺り)「内臓脂肪」
O「そう、それだ。内臓脂肪を取る漢方をね、メンバー皆で飲んでます(笑)」
客席「(笑)」
……あー、でもオーキャンの時よりは確実に痩せてた気がします。有太さん辺りは必要ない気がするけども、ラーメンさんは以前よりも大分太った印象がある……。皆、メタボには気を付けてッ★
〈16日〉
客席「ナイシトール飲んだー?」
O「飲んだ飲んだ。今日もこう脂肪がガンガン燃えてる筈だから。ナイシトールともう1個ね、何だっけ?」
(メンバーに聞くも、皆答えられずにいると、楽屋そでから差し出される(笑))
O「そう、これこれ。『扁鵲』。(赤い外箱に金色の明朝体でデカデカと書かれている字を指して)ホラ、書いてあるでしょう、『脂肪過多症』ってね(笑)」
客席「ちょうだーい」
O「じゃあ……(と蓋を開けるような素振り)」
客席「こっちー!!(あちこちでステージに向かって手を伸ばす)」
O[ってやらないよ!!(笑) そんな撒き餌みたいなことする訳ないでしょ! 大体皆、こんなもの必要なさそうじゃない」
客席「えー!」「欲しいー!!」
O「要らない要らない。こんなのなくたって皆、セクスィーじゃん」
……この『セクスィー』がツボにはまったらしいラーメンさんが大ウケ(笑)。
O「ただ、ナイシトールは便秘症にも効くらしくて、皆朝からトイレの回数が多くって。ステージ上で誰かが行きたくなっても許して(笑)」
●.『記憶』
アルバム曲は全てそうなんですが、特にバラード系は大橋くんの幸福や恋愛に関する価値観が表出していて、面白いなぁと思います。割と一貫しています。
これはアルバムの中でも好きな曲の1つです。
●.『冷たい世界』
15日は客席の手拍子有り、16日は手拍子無しだったのですが、個人的には手拍子無しを推奨。
●.『少年と空』
スキマの時の大橋くんはCDとライブの時の歌がかなり違っていて、私はどっちも好きなんですが、かと言ってそれがどっちも同じになってしまうのは嫌だと思っている天邪鬼です。CDは何回も何回も聴くものなので、インパクトとか歌い方とかよりも楽曲を大事にした、語弊を恐れずに言えば教科書的な歌い方の方が良い。ライブはその場の雰囲気とか熱量とか、聴覚や視覚だけでなく五感全てで味わうものなので、そのキャパや場にそぐう最適なパフォーマンスをしてもらいたい。
ソロの楽曲は、ビックリするくらいCDとライブに違和感とか差異とかがなくて、アルバム通りのライブだと思ったと同時に、そう言う作り方をしたアルバムなんだなぁとしみじみ思いました。だから、良くも悪くもスキマの製作とは全く違うものになっているんだろうなと。
それを最も顕著に感じたのがこの歌で、ニコニコと楽しそうだった大橋くんが印象的でした。
□カバーコーナー
O「ソロ活動をやるに当たって、歌い手として他の歌い手さんと一緒にやって、色々と刺激をもらったりしたいと思って、VOICE×VOICEって言う企画をやったんですけど。
1曲目が同じ事務所の秦基博とやったんですが、秦は先輩後輩とか抜きにして声も歌も素晴らしいアーティストとして凄く尊敬できる……人? 奴です。後輩だからね(笑)。
2曲目は小田和正さんにダメ元でお願いしたら快く引き受けて下さって、3曲目の徳永英明さんの時もダメ元だったのにご一緒してもらって、おかげで凄く良いものが出来ました。
せっかくなのでその中から1曲やってみたいと思います」
■.『たしかなこと』(小田和正)
感動させる技術と言うのは、やっぱりあるのだと思う。その人為性についての賛否はともかくも、この歌の冒頭を伴奏無しのボーカルだけで聞かせる演出は堪らないですよ。ダイレクトに響く大橋くんの声が、そう言う回路を間違いなく刺激するんだもの。ズルイなぁとか思ってしまうんですが(苦笑)、誰がやってもそうなるかと言われれば決してそんなことはない訳ですから、素直に感動させてもらいます。ご馳走様だよー、大橋くん。
■.『Hoses』(斎藤有太)
■.『Your Smiling Face』(ジェームス・テイラー/James Taylor)
■.『Do the Angels have a home?』(メイヤ/Meja) ※15日のみ
■.『I saw the light』(トッド・ラングレン/Todd Rundgren) ※16日のみ
○MC
洋楽カバーの反応の微妙さに拗ねる大橋くん(笑)。
ごめん、私はタイトルは勿論、聞いても1曲もわからないです。16日の2曲目を聞いて、あれ?昨日と違う気がする?と気付いたのは、かなりの奇跡。
O「1曲目わかる人ー?」
客席「(パラパラと手を挙げる)」
O「む~、まあまあ……少ないな(笑)。JTで探せますので、良かったら聞いてみてください。60歳を超えるおじいちゃんなんだけど、現役で歌ってて僕も大好きなアーティストです」
〈15日〉
O「2曲目わかる人ー?」
客席「(数人のみ手を挙げる)」
O「少なッ!! 微妙なリアクションだなぁ……。これはメイヤって人の曲で、多分皆わからないだろうなぁと思ったんだけど、僕が大好きな曲でどっかで歌いたいと思っていたので、ここで歌ってみました」
客席「(へ~みたいな薄いリアクション(笑))」
O「ホラー、このコーナーいっつも雰囲気が微妙になるんだよー!!(笑)」
〈16日〉
O「これはCMとかでも流れてるし、1曲目よりも知ってる人多いんじゃない? 手挙げてみて?」
客席「(パラパラ手が挙がる。確かにこれが1番多かったかな?)」
O「ホラホラー。トッド・ラングレンってアーティストがの曲なんだけど、ベストアルバムに必ず入ってると思うので、興味があったら聞いてみて下さい」
客席「(やっぱり薄ーいリアクション(笑))」
O「……この反応は聞かねェな(苦笑)」
客席「(笑)」
O「もう止めようかなぁ、このコーナー」
……個人的には槇原やスピッツ辺りの王道邦楽希望です。ごめんね、大橋くん(笑)。
あと、カバーコーナーで使った楽譜をスタッフが片付けに来ないもんだから、自分で舞台袖まで運んで「仕事して(笑)」とかって声をかけるなんて場面も。
●.『Magic Girl』
〈15日〉2番サビで途中から歌詞が飛んでました。間奏での「ごめんよっ」がキュートだったので許す(笑)。
●.『塊』
これもアルバムの中では好きな曲。予想外にライブ向きで楽しかったです。軽快なリズムと漂う哀愁とネガティブな歌詞が絡み合うと、何だか度の過ぎたイタズラが成功した時のような気分になります。大人なのにな(苦笑)。
●.『Spiral』
●.『はじまりの歌』
意外に?最もライブ向きだったのがこの曲。めちゃくちゃ楽しかったです!! この歌の大サビの歌詞が大好きなのですが、大橋くんの声で聴けて、彼のコールに応える客席の歌声を聴いて、何倍もの威力で持って届けてもらえて幸せでした。仕事休んで来た甲斐があったヨー(←ダメ社会人)。
●.『ありがとう』
最後の ♪ 今心から ありがとう を、大橋くんはマイクを通さずに歌ってくれました。
大橋くんがそう思えるようなライブであり観客であったらなら私自身も嬉しいし、それはやはりアーティスト大橋卓弥の実力だからねーと言って上げたい。
アンコール
●.帰り道
ラーメンさんと2人ギターでアコースティックに。ラーメンさんがマイクなしだったので、完全に大橋くんのソロ歌でした。ほのぼのです。
●.Loopy! Loopy!
●.温かい世界
実は全曲の中でガチエロNO,1曲だと思うのですが、それを指摘したらちょっとお前空気読めって言うか情緒を感じる感性を3歳児くらいから育て直して来いと言われそうなので言いません(笑)。
楽曲や歌詞の通り、満足そうな幸せそうな大橋くんに、こちらまで幸せにしてもらえました。ありがとう。
あと、15日。いつものように帰り際、ピックを客席に投げてくれたのですが、多分身体に当たったのに気のせいだと思ってステージに視線を戻したら、斜め前の人が拾っていてショック(泣)。うわー、2度とないよこんなチャンスッ。
総括。
結局、色々と言いつつも何だかんだで楽しんでしまいました(笑)。久々のライブハウスってこともあったとは思うのだけれども、終わって少し日が経って冷静に振り返ってみると、スキマとは違う楽しさだったなぁと思います。漂う雰囲気とかは似てるんだけど、そこに至るまでの過程とか見せ方とかあらゆる面で別物なんだなぁと。
ともあれ、ラストで「今、ちょこちょこシンタ君と会って曲を作っていて、凄く面白いんですよ」「(スキマとしての新曲が披露出来るのは)来年の頭くらいかな?」に非常に安心しました。現状維持だけでは前に進めないこともわかっているし、その為にソロ活動が有用であろうこともわかってはいるのですが、今までのバランスが崩れてしまうことや大きく変質してしまうことは、やっぱり怖かったので。
まぁそれも新曲聴いてみないとわからないですけれども(笑)、同じようなものばっかり作って飽きたと言われるのも嫌だし、凄く期待して待ってます。
でも、年末まで武道館があるのに、プロモの期間考えたら年明けは言い過ぎじゃないですか大橋くん(笑)。早くて2月くらい?
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