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スキマスイッチについて語るブログ。 正しくは「釦」なんだけど、語呂の問題。
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 帰って来ましたー。
 私、明日から働くんですか? 働かなきゃダメですか? ……ダメですか。そうですか。これが現実ですか。頑張ります。ゲッツ生活費★


 では、以下ライブレポです。TBSチャンネルでの放送も決まっているようですので、ネタバレが嫌だと言う方は、続きを読まないようよろしくお願いします。

 繰り返しますが、以下はライブレポです。ネタバレです。ご注意下さい




 飛行機の都合と会場地の距離を考えて、今年は前泊でした。
 関西は昨年の『V.I.P.』以来です。たこ焼き! たーこー焼き!! こちらではソースのみで、だし醤油で食べる文化がないので、あのあっさり味がウマウマで嬉しいのですよ。ねぎ焼きもすっげー美味かったです。
 それにしても。JRと地下鉄と阪急線が入り乱れる梅田やなんばの辺りは、初心者には難解です。3日間で何回「ここどこ?!」を味わったことか……(遠い目)。

 ともあれ、当日は割と朝早くから出発したつもりですが、結局会場に着いたら11時半くらいだったかな?(泉大津駅から会場まで所要時間20分は大嘘。そもそも駅からバス乗り場まで15分以上歩かされ、物凄く手際悪く並ばされ……)。Aブロックの1800番台で、ちょうど中に入れるところだったものの、先にFCブースとグッズ買いに。FCブースでは兼くじのカードとボールペンをもらいました。カードはうちわと同じ柄。
 グッズは、パンフは通販にしたので、ロゴTシャツの黒、マフラータオル、リストバンドを友達と折半(私が黒で友人がグレイ)。何だか真っ黒な私(笑)。昨年はV.I.P.の黒Tシャツから、青のロゴTシャツに着替えましたが、今年もW-ARENA(後)の黒Tシャツから上述の通り黒Tシャツ。
 会場は埋立地なだけあって、見事な野っぱらでした。すげェー。日影がねェー。本格的な完全野外のイベントって実は初めてだったのですが、慣れている人達の気合と準備の入念さは凄いですね……。かなり圧倒されながら、でも結構良い位置が確保できた上、親切なお隣さんがシートを1日貸してくれるというたいへんありがたい幸運に恵まれました。W-ARENAよりも近かった気がします。
 ステージは、花道付きのT型。両側のスクリーンがめちゃくちゃキレイでこれもポイント高かった。あと、暑いし汗だくだし体力消耗するし雨は心配だしホント大変なんだし、条件的にはよっぽどグッドウィルドームの方が良いのだけれど、あの雰囲気は捨て難い。屋外ならではと言う感じでした。

 13時になるとMCの中島ヒロトさんがスクリーンに。名前だけは伺ったことがあったのですが、1日通して文句なしにすっげー楽しいMCでした。皆、顔見知りで互いにキャラが知れているからか、トークも滑らか。中島さんのツッコミスキルもさすが★グレイト。そして、相変わらず出たがりのジャイアン@森川社長(笑)。
 オープニングアクトのMICRON’ STUFF。昨年は間に合わなかったので、聞いたのは初めて。オーガスタ所属にしては珍しいけれど、ラップを歌う人達(←えらいざっくりとした括りですみません(苦笑))としても珍しい感じでした。爽やか。しっとりした曲も意外に聴きやすくて、ラップとかそーゆーものに全く興味がない私でも、結構大丈夫でした。

 13時半。OPは聖火の点火式。さすが、今年のテーマはエセ五輪!!
 キャリアの順に1本ずつ点火し、トーチがバトンになります。聖火台は今回のロゴマークカラーで9本。ウロ覚えなんですが、マイクロンが紫、秦くんが黄緑、長澤くんが茶色、スキマが青、ちとせ嬢がピンク、ゆうこさんが黄色、COILがオレンジ、スガさんが水色、まさやんが緑、杏子さんが赤……だった気がしてます(半分は自信がない)。36℃超えの猛暑の中、全員が正装(ただし、まさやんの頭には白地で「長男」の文字が入った黒タオルが巻かれ、台無し感が最高(笑))。『DANCE BABY DANCE』のジャケ写のようでした。個人的には秦くんのスーツ姿が妙にツボ。何なんだよ、その貫禄は(笑)。
 最後の杏子さんの挨拶と点火でスタート! 今年は去年のようにメモも取らずにまったり見ていたので、間違いが多かったり、ざっくりした感想になりますのでご了承下さい。

○福耳
●.10years After
 オーキャン10周年に相応しいこの曲でスタートだなんて、ステキ過ぎる~vvv 福耳の中でも1、2を争うくらい大好きです。1曲目から熱いです。杏子さんが超格好良いですよ。

□山崎まさよし(COILトリビュート)
■.これでいいのだ/それでいいのか?
 セッション第1号はオーガスタさん家の長男。COILの楽曲の中でも、残念ながら関西公園も欠席になってしまったヨースケさんメインの曲とのことで、荒いギターが刻む音とまさやんの声がすっげー格好良い曲でした。
 そして、青空とまさよしが微妙にミスマッチでちょっと可笑しかった。

○秦基博
●.鱗
●.キミ、メグル、ボク
●.虹が消えた日
●.シンクロ
●.フォーエーバーソング
 新曲!!! 早速秦くんでテンションがガーンと上がり、更に新曲披露でガガガーンと更に上がりました。しかも完全ピンの弾き語り。今回は、優しくて一途なラブソング。是非、ドラマのタイアップとかに取り上げてもらえないかなぁ……。たくさんの人に聴いてもらいたい。
 勿論、大好きな『鱗』も、初生聴きになる今年の2曲も相変わらず。生秦はやっぱり良いです。良いです生秦。ちょっとたどたどしいハニカミMCも健在で、いざとなったらキャラに似合わず力技で押し切る姿勢も大好きだ!!(笑) 頑張って冬ツアーのチケット取るぞーって気になった。
 歌っている最中、真っ青な空に白い飛行機雲がきれいに走っていたのが印象的でした。
 そうそう、この時黒と濃いグレイのボーダーを着ていて、ある感想を抱いたのですが……。それはハタクヤの項で。

□元ちとせ+常田真太郎(COILトリビュート)
■.ハレルヤ
 ちーちゃん、OPではウィッグで超ロングヘアにベージュのドレスだったのが、一転ボブに明るい黄色のキュートなミニワンピ姿、常田さんは黄緑と黄色のグラデーションが鮮やかなシャツを羽織り、2人して南国っぽい格好で登場。
 オーキャン公式サイトでちーちゃんが言っていた通り、ちーちゃんの華やかさとポップなピアノがマッチしたそれはそれはもう可愛らしい楽曲でした。ちーちゃん、去年の『Thank you』と言い、凄いよ。
 そして、スーパーギタリスト佐橋さんを加えてもう1曲。
■.蛍星
 期待はしていたけれど、実際にやってくれると大喜び。
 「手を広げたら余計なものまで欲しがってしまうから、手のひらですくうくらいで良い」と言うサビの歌詞(要約)が胸に沁みる。佐橋さんのギターと常田さんのピアノだけと言うシンプルさが、ちーちゃんの歌声と楽曲の素晴らしさを際立たせる。歌う姿を見ていたら、何故常田さんがこの曲をちーちゃんの為に用意したのか凄く良くわかる気がしました。とても相応しい。
 スタッフブログに合った謎かけは、私のはパソコンでも携帯でも上手いこと変換してくれなかったものの、答えはこれかなー?と言う見当はつきました。

○長澤知之
 長澤くん、復帰おめでとう。
 雰囲気が柔らかくなったなぁと感じましてん。物凄く辛い目に遭っただろうに、相変わらずなところは相変わらずでむしろ安心しました。今年は締めの挨拶して帰ったしね(苦笑)。
 ステージ上のMCはボロボロだったのに、MCブースでは中島さん相手にテンション高くはしゃいでいた姿がえらいラブリーでした。

□MICRON' STUFF(COILトリビュート)
■.バナナ日和
 バナナ投げてくれたことしか覚えていないダメなオーディエンスですみません。

○元ちとせ
●.ワダツミの木
●.カッシーニ   他
 彼女に多くの楽曲を提供し、森川社長の知己でもあった故・上田現氏を偲び、遺影を持って今度は青のドレスを着て登場。そろそろ6周年だからたくさん衣装換えしても良いよーって言われたからだそうで、歌い手としてのパワーや母性と共に、女性らしい可愛さも持ち合わせたちーちゃん。さすが常田さんを後輩呼ばわりしただけあるワ(笑)。
 裸足で気持ち良さそうにステージを駆け回り、時折遺影を振り返る姿が印象的でした。

□スガシカオ
■.Loveless
 花道に設置される楽器でない機械達。明らかにパソコンとかあるけど何が始まるのかと思いきや、ひょこひょこと現れた白いTシャツ姿のスガさんが登場。テクノと言うんですか? まるでDJのように機材を操り、マイク付きのヘッドホンを装着してスタート。マイク(と言うか声)にもエフェクトかけてたのかな? 無機質な音とスガさんの掠れた声のマッチ具合が最高にハマっていて、これは異色ながらかなりヒットでした。
 スガさん、それっぽかった!(←褒め言葉(笑))

○杏子
●.The満点!富士
●.DANCE BABY DANCE
●.マッチ売りのシンデレラ  他
 オール新曲と言う気前の良さ。パフォーマンスとエンターテイメント性のグレード。ヴァイオリンやダンサーのお姉さま方を含めた露出度の高さ。さすがです。女王様、さすがです。
 ホントにね、さすがオーガスタさん家の長女。ひたすら格好良い!! 妖艶でセクシーで、でも断然キュートで、そんじょそこらの男よりもよっぽど男前。楽曲を知っていても知らなくても、とにかく足を運んでくれた観客を楽しませようとするその姿勢と熱意、気配り。正しくプロの鑑です。脱帽。
 そうそう、『The満点!富士』の時、スクリーンにオーガスタさん家の有志が描いた富士山のイラストが出てきたのですが、上手な人からシュールな人まで色々で面白かったです。1番上手かったのはジャイアンかな? スガさんの子供の絵日記風やまさやんの「まちがえた……」(消しかけの徳利と杯の絵だったりする(笑))、スタンダードな秦くんや龍付きの常田さん、カラフルだったサダさんやマイクロン。シンプルなヨースケさん等々。ちなみに大橋画伯の絵は、残念ながらなかった筈。

○スキマスイッチ
●.全力少年
●.君の話
●.マバタキの夢 feat.岡本定義
●.螺旋
●.ガラナ
●.奏
 中休みを挟んで後半戦スタート。
 来た来た来た来たー!! 待ち過ぎたせいであっと言う間に終わっちまったよコンチクショウ!!(笑) まずバンドメンバーと常田さんが定位置についてイントロが始まり、大橋くんが実にスターらしくステージ端から登場。大橋くんは去年も着ていた(奴だと思う、多分)鮮やかなブルーのシャツを白のTシャツに羽織っていて、常田さんは紺地に肩から胸にかけてカラフルな花の模様の刺繍が入ったシャツでした。
 第一印象。

 リバウンドかよッ!!(爆笑)

 福耳用のスチールの時は若かりし頃とまでは行かなくても、そこそこ見れる程度には痩せたのに……ッ(泣)。W-ARENA後半のサイズには間違いなく戻っているんでないかと思いました。ヒゲも要らないよー。
 MCはほぼ無いも同然でしたが、雰囲気だけでも。
 大橋くん「今日は、滅茶苦茶テンション上がってまーす!!」(←確かにえらい高かった)
 常田さん「そうですか」
 大橋くん「何ですか? 何でそんなに冷めとるん?(苦笑)」
 常田さん「いや、まぁでも久々に2人のステージですね」
 大橋くん「はいはい」
 常田さん「ああ、でも大橋くん。あなた、ついさっきようやく『あれ?パーマかけたの?』って、気付くの遅くないですか? 昨日からどんだけ一緒にいるんですか」
 大橋くん「まぁそれはあれですよ(笑)。ついさっき気付いてね。あれ?パーマかけた?って。」
 常田さん「ねぇ(笑)」
 大橋くん「それはともかくですよ。今年はスキマとしてのライブはここだけですからね。ちょっと普段やらない曲をやろうと思います。ゲスト呼びます」
 ここでサダさんが登場。うわー、何だかすげー意外だ。
 大橋くん「僕らが歌っているんじゃないんですけど、サダさんと一緒に作ったんですよね」
 常田さん「ね? あんまり知られてないかもしれないんですけど、隠れた名曲です」
 サダさん「隠さなくて良いよ(笑)」
 常田さん「いやまぁ、アルバムの中の曲なので。プロモーションとかね。色々と(笑)」
 大橋くん「ね(笑)。3人で、普段中々やらないことに挑戦してみようかってね」

 サダさんのギターがえっらい格好良かったんですけども、ポイントとしては3人でラップ! マイクロンの際に上述のような感想を書いていてなんですが、これはかなり良かったです。楽曲の良さとかは言わずもがななのですが、あの一瞬の為に要した集中力が素晴らしくあの空間を洗練していて、これぞライブならではのパフォーマンス。同じものは絶対に2度と見られないと言う確信ですね。燃えました。
 あとは『奏』。ちょうど昼と夜が混ざり合う時間帯で、薄闇が靄のように夕陽でオレンジがかった空を少しずつ覆う様子がきれいで、野外ならではの感動を味わいました。最近の大橋くんの歌い方って、100%で歌う歌も80%で歌う歌も120%で歌おうとしているような印象があるんですけども、やっぱりちょっと泣けました。佐橋さんがギターって言うのも、豪華だった。ありがとう。

 ちなみに、この後のDJブースでのトークは、『常田さんが日焼けし過ぎ(サッカーのせい)』と『(モバイルサイトからの質問で)ジブリ作品ではどれが好きですか?』。どちらも会場爆笑。特に後者のあまりの「オーキャン、関係なくね?」と言う脱力感が最高(笑)。大橋くんは『魔女の宅急便』、常田さんは『ラピュタ』。

□長澤知之
■.キリギリス
 まるでそもそもが長澤くんの曲なんでないかと思えるくらいの存在感と演奏。何となく、ヨースケさんと長澤くんは仲良しな印象があるので、ヨースケさんが出られなくなって、サダさんの次くらいに困ったり心痛めたりしているのは彼なんでないかと勝手に想像していました。
 叫ぶように心情を歌う長澤くんは妥協なんてしないんだろうなぁと思えて、それはとても真っ直ぐで素晴らしいことだけれど、その分生き難かったり生き辛かったりするので、人一倍傷付き易そうにも見える長澤くんの周囲にいる人が、優しい人だと良いなぁと思う。

○スガシカオ
●.Progress
●.19才
●.NOBODY KNOWS
●.リンゴ・ジュース
●.奇跡
●.コノユビトマレ
●.午後のパレード
 個人的に今年のMVPはスガさんです。生スガは3回目ですが、1番ちゃんと声が出てた気がします。前回見た時は秋花粉にヤラレてたし(笑)。それでも魅せるスガシカオが好きだからオッケーなんですけどネ★ 細身の黒いポロシャツとジーンズがすっごく似合っていて羨ましかったです。
 初っ端からまさかの『Progress』!! これスゲー嬉しかった~vv その後も新曲含めて最高に楽しかったです。MCとしては、毎年恒例雨降ってませんか?トーク(笑)と、つい一昨日新しいアルバムが出来上がって、もう今日ここで無料配布したくらい良い出来になってるんだよー!!と嬉々として語っていました。してくれたら喜んで持って帰りますけれども、こちらも頑張って冬ツアーのチケット取らなくてはですよ。できればFunk Fireの方に行きたいんですが、チケットが取れるとは到底思えない(泣)。
 新曲は今のスガさんらしい感じの曲でしたが、サビの歌詞の ♪ ××な人はコノユビトマレ の「××」部分がどれもこれも痛いところをドンピシャ付いて来てかなりエグられます。『NOBODY KNOWS』も個人的にはそうですが、この辺さすが過ぎて参ります。でも、サビの音が高過ぎじゃね?
 他にも『リンゴ・ジュース』で、マイク持って袖に行こうとしたらコードが引っ掛かって進めなくなったり(何度も引っ張っている姿がステキに間抜け)、『午後パレ』のセクシーなボヘミアンな衣装のダンサーに杏子姉さんとちーちゃんがサプライズで混ざって出て来たり(理由「楽しそうだったからv」)と満足です。楽しかった!!

 この後のDJブースでの遣り取りも大爆笑。
 「今日雨降らなかったからね! 俺、勝ち組だよ!!」
 「でも、スガさんが出て来た瞬間、空に雲がかかったでしょ? あれ見て、スガシカオはだなと」
 最近の夏フェスでは猛威を振るっていないらしい雨雲を呼ぶ男・スガシカオ。最後に原稿読みの最中に噛んだ中島さんをケーッケッケケケケケと笑って賑やかしていました(笑)。

□杏子+元ちとせ
■.アホアホベイビー
 『午後パレ』の衣装のまま、ダンサーのお姉さま方もそのままにセクシーかつラブリーなステージ。男比率が高いオーキャンでは、レアですよ。女祭ですよ。華やかでキラキラですヨ。
 更に何がレアって、ご本人も言っていた通りオーキャン初のカラオケです!! イエー(笑)。
 杏子さんの来たからには楽しませずには家に帰さないわよ!!的なオーラとパワーが大好きです。

○山崎まさよし
●.真夜中のBoon Boon
●.深海魚
●.Fat Mama
●.Good morning
●.ペンギン
●.晴男
●.あなた(小坂明子カバー)  他(インスト)
 来ました長男! ラヴ!! 昨年のはっちゃけ具合からすると非常に大人しく出て来たのだけれど、プチプチプチプチ罠を仕掛けたステージが上手いことツボを刺激してくれます。オーガスタ所属アーティストの中ではスキマ、スガさん、秦くんなら既発曲は9割以上わかる自信があるのですが、まさやんはアルバム全部持っていても予想外の事ばかりやらかしてくれるので、本当にビックリ箱人間です。
 今年の新曲2曲は、今の年を重ねたまさよしの貫禄と味が出ていて大人風味です。『深海魚』は絶対やると思っていたのだけれど、『Boon Boon』はすっかり忘れていたおかげでむしろテンションが上がりました(笑)。曲間には「かっせ!!」「かっせ!!」(←言わずもがなかもしれないけれど「かっ飛ばせ」短縮)の大合唱と、

 「だって、……涙が出ちゃう。男の子だもん」

 ……私は笑い過ぎて泣きそうだよ兄ちゃん(笑)。いや、やけに可愛い言い方が30半ばのオヤジに良く似合っていました。さすがだぜ、まさやん。
 ただ、杏子さん辺りから小休止を挟みつつもエンジンかけっ放しだったので、思った以上に体力を消耗していたらしく、結構しんどくなってしまったのは我ながら勿体なかったー(泣)。『Fat Mama』の前後にスッゲー格好良いギターインストがあったのですが、立っていられなくて休んでました。
 ラストのカバーはバンドメンバー5人が横一列に並んでマイクを1本ずつ。……ゴズペ×ーズ?とか思ったら、本当にやりやがったよ、しかも歌詞に合わせた紙芝居(スクリーン)付き!! どんな演出なんだよ!!(笑) しかもこの歌を選んだ理由って、極々シンプルに歌詞の中に「子犬」が出て来るからだろう? それをCOILと掛け合わせたかっただけだろう?! おめでとうって言いたかっただけだろう!!(笑) そんな長男が最高です。ラヴ。

 最後の最後の大オチは、DJブースでの「メンバー紹介し忘れたので、今からします!!」。これはネタでなくガチ忘れだったようです。圧巻だワ。

□大橋卓弥+秦基博
■.ラーメン’95
■.64
 大橋くんは薄いピンクのTシャツに短パン、秦くんはジーンズに黒のDrunk MonkeysTシャツ。
 大橋くん「『ハタクヤ』です」
 秦くん「『ハタクヤ』です!」
 大橋くん「『ハタクヤ』改め『小太り』です」
 秦くん「『小太り』です!」
 ……ダメじゃん!!(笑)
 大橋くん「僕らが自分で言ってる訳じゃないんですよ。うちの社長がですね、『お前ら小太りだな」って言うから」
 秦くん「小太ってます!!」
 大橋くん「もうちょっとなんかこうね。シュッとしないとね」
 秦くん「ハイ」
 ……そうだね、もうそろそろいい年なんだから気をつけないとね。増減激しいと逆に身体が心配だよ。
 公式サイトにはメドレーとなっていましたが、それぞれ1曲ずつ順に秦くんメインとギター+大橋くんコーラスとエセ鍵盤、大橋くんメインとギター+秦くんコーラスとギターと片手間鍵盤と言う感じで披露。どっちも弾けないなら鍵盤用意しなきゃ良いのに(笑)、どっちも片手で音外しながらたどたどしく、でも楽しそうに演ってました。自分の拙さに苦笑する2人が妙に可笑しい。去年の並々ならぬ気合と緊張感と抜群の完成度は勿論素晴らしかったけれど、こういう方の力の抜けたステージもたまには悪くないかな? 明らかに去年よりも仲良くなっているであろう2人の距離感の近付き方が微笑ましかったです。
 とは言え、2人の声が重なる瞬間はやっぱりミラクルです。特に『ラーメン’95』の秦サビに大橋コーラスは、今年も痺れました。
 この時だけ雨がチラ降りしたのですが、ホントにぽつぽつだけでした。良かったね、スガさん(笑)。

○COIL
●.メロディー
●.天才ヴァガボンド
●.BARDS
●.カウンセリング&メンテナンス  他
 トリは10周年のCOIL。前述の通り、ヨースケさん欠場の為、サダさんのみ。
 さすがに昨年のスガさんのようにはいかないけれど、「10周年」とか「トリ」とか「佐藤洋介」とか「COIL」とか、諸々のものを背負ってステージに立つサダさんの緊張感とかプライドとか責任感とかがひしひしと伝わって来るステージでした。せっかくのアニバーサリーを片方が欠けた不完全な形で見せなければいけなかったのは、どちらにとっても仕方ないこととは言えやっぱり不本意だったろうし、悔しかっただろうと思います。
 オーガスタメンバーのサポートは、スキルも気持ちも無駄なく無理なく最善を尽くし、サダさんへの配慮もオーディエンスへのサービス精神も心得た素晴らしいものでしたが、来年こそは2人のパフォーマンスで期待に応えてもらいたいですね(水を差すようですが、「トイレタイム」は止むを得ない部分があるけれど、「10周年だから」的な同情目線の方が失礼な気がするので……)。
 まさやんをはじめ、オーガスタメンバーが出て来るとあからさまホッとしている緊張しい(?)なサダさんのボーイスカウトな格好の似合い過ぎ具合に乾杯。
 音源化されていないと言う『メロディー』が、とても可愛らしくて素敵な曲でした。

 サダさん「(『BARDS』は)埼玉では僕1人で歌ったんですけど、低音パートだけじゃ何のことだかわからなかったので、急遽昨日の飲み会の席でヤマにどう?って頼んだら「ええよ」って言ってくれたので、ヨースケの高音パートを彼が歌ってくれます」
 スタッフブログでも垣間見えたこの2人の仲の良さと言うか、掛け合いが面白い。ハモリも良かったです。
 『カウンセリング&メンテナンス』では、オーガスタさん一家が皆出て来て、1人ずつ回します。これ最高。マイクロンの千手観音的な怪しいダンスも、長澤くんの鋭いギターも、常田さんの男鍵盤も、大橋くんの必死過ぎ(笑)なサックスも、秦くん+αのにゃんにゃーん♪も、姫とちーちゃんのヒゲダンスも、勿論ヤマスガは言わずもがなで。

□森川欣信
■.遠い夏休み
 そして、楽曲の合間に唐突に出て来るジャイアン社長(笑)。
 きょとーんとするサダさんを傍目に「俺にも1曲歌わせてくれよ」と、ウクレレを手に渋い歌声(←上手い)をしっとりと披露。
 これが非常に雰囲気があって、この後にアップになったサダさんが嬉しさとか戸惑いとか喜びとか悔しさとか、目を真っ赤にして言葉に詰まる様子に胸を打たれました。

 サダさん「この場にヨースケがいないのが何でだろうって思うけど……、本当に嬉しいです。ありがとう」

 そう言う風に喜ぶサダさんを見て、とても嬉しそうなその他のオーガスタメンバーの温かさがまた堪らなく良いのですよね。COILの才能や苦労や努力を身近で見て、知っているからこそ今日のサダさんの表情に報われている感じがしてました。確かにサダさんのあの涙目見たら、感無量だよ。おめでとう、10周年!!

【Augusta Camp History】
 ここで小休止。
 スクリーンには過去のオーキャン映像が順番に流れる。10年前だもの、そりゃあまさやんだって若いさ。可愛いさ(笑)。福耳アルバムのDVDにも入っていた上半身裸の短パンで草サッカーをするまさやんに、オーディエンスの反応は一様に「若ッ」「細ッ」だったのが可笑しかった(笑)。今でこそスガさんの方が圧倒的にスマートだけれども、昔は逆だったのですよねー。ふっくらとまでは行かないけれど、中肉中背だったスガさんと細身の少年体型なまさやん。驚異的なのは10年経とうが変化のない我らが杏子様。スゲェ。
 オープニングアクト初登場時の映像もあり、我らがスキマもまだまだ若くて可愛い大橋くんとアフロがデカかった常田さんがラブリーでした。長澤くんや秦くんも同様。

○福耳
●.DANCE BABY DANCE
●.夏はこれからだ!
●.星のかけらを探しにいこう Again
 ラストは勿論、福耳。大橋くん、楽譜見過ぎ(苦笑)。すっごい映ってるから。曲中、4分の3は楽譜見てたろーがッ!! オーガスタで常時ギター持って歌わないのって、よく考えたら大橋くんだけなんですよね。今回弾いたのはトリビュートの2曲目と『ガラナ』くらい?
 ともあれ、『DANCE BABY DANCE』が大好きなので、大満足です。もうギャース格好良いです。この曲の最中、本当に楽しくて楽しくて仕方なかったくらいです。小耳達のコーラスも最高でした。CDと多分違っていたと思うのですが、どうかな? こっちの方が好きかもってくらい。
 この辺りのMCはスガさんでしたが、やっぱり雨トークは入る(笑)。観客から文句を言われても、「今年は俺のターンで降っていない」と勝ち誇る姿の大人気なさが大好きです★

 大橋くん「えーっと、もう1曲。COILが僕と秦をメインで書いてくれた曲があるので、それをやってもイイですかッ?!」
 スガさん、何故かここで「やってもイイですか?!」がやたらツボにハマる(笑)。
 スガさん「お前、『やってもイイですか?!』って(笑)」
 大橋くん「(客席に向かって)やってもイイですかーッ?!
 スガさん「ホラ、秦も何かないの?」
 秦くん「やってもイイでーすかーッ!!
 ……好きにしろ、許す!!(笑) とは言え、『夏はこれからだ!』も、爽やかで良い出来でした。

 オールラストを飾るのは、「福耳はこの曲から始まりました」と言うことで、10周年の締めに相応しく『星かけ』でクロージング。
 何だかあっと言う間で、その場に10時間も居ただなんて信じられない。埼玉に比べるとちっちゃいけど花火も上がり、円陣を組んでのお礼も、まさやんの「お客さーん!!」も、この日1日夢見たいに楽しかったことをじわーっと噛み締める瞬間でした。
 パンフレットが届くのも、10月のアルバムも、来年のオーキャンも楽しみ。

 完全野外参加が初めてだったので、色々と慣れないこともあったし、会場がフリーダムなだけにフリーダムな人もかなり多くてイラッと来ることも一切どころじゃなかったし、逆に自分も他人様にご迷惑をおかけしたのかもしれないとも思うけれど、今年もやっぱり非常に楽しくて大満足でした。
 パフォーマンスとか会場環境とか運営とか諸々含めて評価した時、ポイントポイントでは去年の方が比べられないくらい良かったところもあるのだけれど、全体的な満足度としては今年の方が上かな?と思います。
 来年も行く! 頑張って行く!! 関西でも関東でも良いから、飛行場の近いところだと嬉しいなッ★(←富士急とかよりはマシだけれど、グッドウィルドームも泉大津も遠いー……) 九州公演があったら言うことないけど、そこまでは望まないカラ~。

 あ、そうそう。今年の摂食具合記録。朝のホテルバイキング後は、100kcalくらいのゼリー飲料1つ、カロリーメイト1本、烏龍茶900ml、ポカリスエット500ml、枝豆アイス、キシリッシュ1本。
 ホテルに帰り着いたのが23時半だったので、晩御飯はコンビニで買ったカップスープとゼリーとゆで卵。
 ……去年よりは多かったな(笑)。今年も会場ではトイレに1回も行かずじまいでした。イエー。

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