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スキマスイッチについて語るブログ。 正しくは「釦」なんだけど、語呂の問題。
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 毎度、ご無沙汰しております(←反省しろ)。
 とにもかくにもオーキャン2DAY参戦して来ました。
 今年は、アコースティック&まさやん15周年アニバーサリーがテーマ。
 もうね。

 楽しくない訳がない。

 以下ライブレポです。
 今回はMCがほとんどなかった(持ち時間中各1分)ので、2日分まとめて書いています。概ね、記憶の濃い15日が中心になっているかと思いますが、ポンコツ頭ゆえ、場合によってはごっちゃになっていたりもしますので、ご了承の上閲覧いただけますと幸いです。
 MC等も相変わらずの雰囲気再生型なので、この通りに喋っていた訳ではありません。
 WOWOWでの放送も決まっているようですので、ネタバレが嫌だと言う方は、続きを読まないようよろしくお願いします。
 なお、セットリストはBARKSを参考にさせていただきました。

 繰り返しますが、以下はライブレポです。ネタバレです。ご注意下さい。

 
 今年は当日入り。
 開催日程が決まったのが2月くらいだったと思うのだけれど、例年の反省とお盆と言う繁忙期を考慮して、先行のチケットが当選してから速攻飛行機とホテルを押さえました。やっぱり高いけど、他にバカンスの予定もないから良いの全力投球なの……!!
 夏コミと花火大会でどんだけ人混みになるんだと戦々恐々していたのですが、全然混雑なく辿り着けました。乗り継ぎ駅で迷ったがな!!(←威張るところではない)
 会場着が12時ジャストくらいで、列が動き始めたところ。入場に関して言うと、実はチケットの番号が全く関係なく、並んだ順に入れたと言う……。と言うのも、ブロック内のマスは1マス8人でかなりゆったりとスペースが取れる配置。マス内自由で、多分、当初は1~8で並ばせるつもりだったのかもしれないけれど、まぁどこかの時点でそんな細分化は無理だと気が付いたようです(苦笑)。印刷する前に気がつこうぜ……! 入った人からマス内に自分のシートを敷くって言う。しかも、前4人後ろ4人だから、それ程争いも起こらないって言う、個人的には非常に居心地の良い配席システムでした。
 両日Bブロックでしたが、特に2日目は穴場的にかなりいい席で凄い満足しました。

 グッズは初日にパンフとバスタオルを購入。Tシャツはグラデーションの青かスプーンに目をつけて行ったものの、実物見たらボーダーかフォトTの方が可愛くて、迷った挙句に止めました。今年は正直、グッズ関連イマイチ……。
 もう1つ、迷った挙句に2日目に秦くんのGREEN BEAR買ってもうた。超可愛いんだよこの子vvv

 ファンクラブブースはめっさ並んでいたものの、私も一応並んではみたものの、非常にしょぼかっ……ゲフゲフンッ!! い、いや、何でもないです。こんなテント1張に並んだ長机の為に炎天下の中、並んだのかと思うと多少の眩暈がしました☆
 アーティストプロデュースの屋台ブースには近寄りませんでした。人並び過ぎ。前回も前々回も、ほとんど飲まず食わずで過ごしたんですよね、オーキャン。身体に悪いなーと思うんですが、トイレに並びたくないって言う(←ダメダメ)。
 ただ、初日は昼に駅で立ち食いそばを食べ、2日目は飲食ブースでかき氷とナンのラップサンド(←美味しかった!)を食べました。あとは持参した1リットルのミネラルウォーター。両日、トイレ要らず。コツは幕間の度に喉が乾いていようといまいと必ず1口飲むこと。汗をかいたら少し多めに。
 初日は湿度高いけど、1日曇空。2日目は日差しが強かったけど風が気持ち良くて、完全野外の割には過ごしやすかったです。

 そうそう、初日は東京FMが入っていたので、荘口さん達が来ていて、オープニング前に大橋くんとさかいくんが非常に噛み合わない感じの曲紹介をしていました(笑)。

 13時過ぎくらいに、オープニングにゆうこさん登場。
 会場がまだまだ買い物したりご飯食べたりとゆるっとした時間帯だったので、マイペースに演奏してくれるゆうこさん。演奏後の「どうもありがと」がとてもキュートで、あのガシガシと刻むドラムの音とのギャップに惚れます。
 あと、バックバンドの人が格好良かったです(笑)。


【オープニング】
★さだまさよし(岡本定義+山崎まさよし)
 開演の5分くらい前になると、スクリーンで始まる掛け合い。
 昨年のオーキャンのDVDでハタクヤへの苦言に死ぬ程笑ったんですが、また来たかむしろ待ってたヨ!!(笑)

サダ「オーガスタキャンプが始まるようですよ。とりあえず、乾杯でもしておきます?」
(グラスの音。飲みながらやっているのか(笑))
ヤマ「そうですか、オーキャンは始まって何回目なんでしたっけ?」
サダ「確か……じゅうに、さん回……」
ヤマ「12、3回目って(笑)。『5、6人の刑事(デカ)』みたいな」
サダ「『7、8人の侍』みたいな(笑)」
ヤマ「だいたいそれくらいって言うね」
サダ「そう言うあなたも今年で14、5、6周年らしいじゃないですか。今日はトリビュートなんかもあるようですよ」
ヤマ「ええまあね、ありがたいことですね。長いことやっていると、こう色々な人が僕の体を通り抜けて行きましたよ」
サダ「止め止め(苦笑)。そういう事言わないの!」(←下ネタか(笑))
ヤマ「そうですか? でも、きっと僕くらいですよ。テレビの番組改編時期にクイズ番組に出たことがあるのは」
サダ「クイズ番組?! 出たんですか? クイズ、答えたんですか?」
ヤマ「答えましたよ。僕の隣の席、楠田枝里子でしたからね」
サダ「楠田枝里子?!(笑) 何かこう世界まる見えな感じで……」
ヤマ「そうそう、ね」
サダ「楠田枝里子、デカかったですか?」
ヤマ「楠田枝里子、帽子がデカかったですね」
サダ「帽子ですか(笑)」
ヤマ「ええまぁね、今年は会場が夢の島ってことでね」
サダ「そうですね、東京湾のこう……」
ヤマ「ええ、ゴミの山ですね!」
サダ「あ、そんなはっきり!(笑) もっとこう表現を……」
ヤマ「ダストですよ! 皆さん、ダストを踏みしめてね、ここにいる訳です」
サダ「今年のテーマはエコですよ!」
ヤマ「まあまあ言うたらね、リサイクルな訳じゃないですか。ある意味ね」
サダ「……まぁ、そう? なのかな?」
ヤマ「ゴミの上に公園作ってるんですから。もういっそゴミの上でライブやったれ!!って言うね」

……何かもっとこう色々下らないことをだらだらと10分くらい話していたと思うのですが、テロップがまた絶妙で超面白かったんですよ。爆笑した。
締めは苦言を呈す、再び。『関白宣言』ならぬ。
サダ「『開幕宣言』ってところですか?」
ヤマ「『キャンパク宣言』ですよ」
サダ「キャンプだけに? ……きびっしぃなぁ!(苦笑)」
ヤマ「厳しいかぁ。でも、テロップ出てるから(笑)」

♪キャンパク宣言(割とうろ覚えなので、雰囲気だけ)
【サダ】
 オーガスタキャンプが 始まる前に 言っておきたいことがある~
 日焼け対策 ばっちりしとけ 水分補給も しっかりしとけ~
 トイレ行く時は 余裕を持って行け 何が起こるかわからないから~

【ヤマ】
 15周年 祝うトリビュート 俺より上手く歌ってもいいぞ~(サダ「え? え? 良いの?!)
 俺は心が広い 多分広いと思う 広いんじゃないかな? まぁちょっと覚悟はしておけ~

 2日来る奴 ネタをバラすな 今日の俺は違う~
 昨日の俺とは違う 明日と今日も違う~(ヤマ「あ、間違えた(笑)」)
 多分違うと思う 違うんじゃないかな?

【2人】
 忘れてくれるな~ 俺らには俺らにしかできないことがある~
 忘れてくれるな~ オーガスタキャンプは そんじょそこらのフェストは違うってことを~


 ――と言うぐだぐだなさだまさよしのコント(笑)でオーガスタキャンプ2010スタート!
 ここで近年なら全員登場のオープニングセッションがあるところですが、今年は秦くんが同時刻に別のフェスに出ているから揃わなかったせい(だと思う)で、早速個人のステージから。個人のステージ→片付けの幕間にトリビュートセッションは連年通り。


★杏子
 1) DISTANCIA~この胸の約束~
 2)ねぇ、もっと
 3)色派
 4)恋するサンビスタ(岡本定義+あらきゆうこ)

 初っ端から杏子さん! 今年もカラフルな衣装がステキでパワフル。
 『ねぇ、もっと』は長澤くんに作ってもらった曲。「彼の『植木鉢』って曲が凄い好きだから、そう言う純愛の曲作ってってお願いしたら、ねじれてる!って言われた」そうです(笑)。この時、姉さんがアコギ弾いていたのだけれど、これがまた格好良い。
 『色派』はバービー時代の仲間が、アルバム作ってるんでしょ? 曲作ったよってプレゼントしてくれたんだーと話す杏子さんが物凄い可愛かったです。ああ、大事なんだなぁとしみじみ。
 ラストは先月の福耳アコースティックにも入っていたサダさん作詞の曲。カラフルなひらひらを皆が装着して、賑やかなステージ! 2日目、サダさんがサングラスと帽子とひらひらのせいで、慣れていないハワイ旅行帰りの人みたいになっていた(笑)。
 恒例のオープニングもなく、まだ全然ステージが温まっていない状態だったので、特に初日は結構厳しかったんですが、この人の存在感はいつ見てもさすがだなぁと感心します。


☆長澤知之 『妖精といた夏』
☆長澤知之+元ちとせ 『月明かりに照らされて』(14日のみ)
 まさやんの曲なら9割わかるつもりでいたのですが、不覚にも『妖精といた夏』だけは最後まで曲名が出てこなかった……。そう言うチョイスで来るか!
 一昨年のオーキャン以来なので、生長澤は2年振り。どんどん印象が変わるのだけれど、柔らかくなったって言うのもあるのだけれど、それ以上に伸びやかになったとでも言おうか。ほろっとこぼす笑顔にほだされそうだ(笑)。
 14日だけで9月発売のアルバムにも入らないちーちゃんとのコラボも凄い良かった! って言うかホントに入らないの?! 2人の個性が螺旋みたいにいい雰囲気出していたのに、ああ勿体ないッ。


★スキマスイッチ
 1)アイスクリーム シンドローム
 2)フィクション
 3)奏
 4)ゴールデンタイムラバー
 5)虹のレシピ

 今年は出番早ェな! うわーいvvvvv
 しかし2人共、両日同じ服着ていたのは、DVD化する時に都合が良いからかな? 大橋くんがジーンズ(かカラーの綿パン?)にどピンクのシャツ。常田さんが赤と青と白と茶のボーダーに緑色のベスト、青のハーフパンツ、帽子。
 青い空の下で聞く『アイスクリーム シンドローム』最高でした……!! 大橋くんがあまりにも幸せそうに歌うから、一緒に笑っていたらただでさえ細い私の目がなくなりそうです。文字通りの、「音楽」が似合う人って言うのは褒め過ぎかな? 贔屓目でも良いです。堪らなく幸せ。
 『フィクション』は相変わらず多彩。こんなに色々なアレンジで出て来る曲って、他にないんじゃないかなってくらい毎回毎回違う装いです。まぁ違いを説明しろと言われても出来ないがな!!(←素人)。
 『奏』はちょっと意外だったのだけれど、この間のアルバムに入っていたからか。ここだけ2人スキマ。ギターなしのピアノのみです。言うことなし。そうそう、ピアノがアップになったので「SHINTAWAY」のロゴがスクリーンにバッチリ見えた!
 『ゴールデンタイムラバー』は、ギターなしで何て言うんだろ? 片手に収まるマラカスのような振る楽器を、大橋くんがずっと持っていました。これも良かった。本当に凄い良かったー! 大好き。テーマがアコースティックだけに、スキマだけでなく全体的に大人しめのセットリストだったのだけれど、ここは血が燃えた。
 ちょっと印象的だったのは、普段弾いている時はアクシデントとかでもない限り、割と無表情な常田さんが口元綻ばせていた瞬間が(多分)あって、それが何か幸せでした。来て良かった! ありがとう!


☆スガシカオ+常田真太郎 『振り向かない』
 帽子にベストと言うお揃いっぽい服装(笑)で登場。
スガ「いつもトリビュートとかも一人でやってんだけど、たまには誰かとやってみたいなと思ってシンタに連絡したの」
常田「メールが来ました」
スガ「自分で送っておいてなんだけど、これ絶対断れねェよなと思った(笑)」
常田「速攻『はい喜んでやらせていただきます!!』ですよ(笑)」
スガ「2人でやるの初めてだしね」
常田「そうですね」
スガ「だから、衣装も合わせてみたんだよ(帽子+ベスト。シカオさんは白字に英字ロゴのシンプルなTシャツに黒ベスト)」
常田「ありがとうございます(笑)」
スガ「前々から思ってたんだけど、お前、服の情報量多過ぎだよな」
常田&客席「(爆笑)」
スガ「今日やる曲は、かなり古い奴なんだけど、これが出た頃ってまだシンタはデビューしてないよね?」
常田「学生とかですかね。相方が擦り切れるまでビデオ見ていて、それ見せてもらいましたね」
スガ「そんなに好きだったの? 実は俺、元々はこの曲が大嫌いでさ。担当プロデューサーも同じだったから、その人にも嫌いなんですって言っていたんだけど、年取ってから聞いていたらやっぱり良いなぁって堪んなく好きになっちゃってさ」
常田「ありますよね、嫌い嫌いって言っていた方がむしろ、みたいなね」
スガ「そうなんだよ、そう言うエネルギーって凄いじゃない? だから今日もこの会場に、俺のこと嫌いな人っていると思うんだけど、どうにかして好きにならせてやろうかと……(←すごく悪い感じの笑顔(笑))」

 『振り向かない』大好き……! シカオさんの掠れた声が常田さんの優しいピアノと相俟って、何だかとても繊細な思い出みたいで切ない。のに、2日目のシカオさんは思いっ切り歌詞を間違えていました。押し切ったけど(笑)。
大丈夫です、ちゃんとステキだったから!


★岡本定義
 1)ウサギちゃん
 2)回転木馬にまたがって
 3)6月のメモワール
 4)He Said He Said ~論語学而第一~
 5)渚にて

 「冒頭で山ちゃんと散々話しちゃったから、MCとかは短めにやります」とか、「あのー……、無理に立たなくて良いですから」とかってほんわかとリラックスした空気が会場中に蔓延するサダさんのステージ。そう言えば、サダさんも座りっ放しだったなぁ。
 同行の友人も「ついうっかり眠ってしまいそう」なくらいの温和さがとても心地良かったです。ふわふわする。


☆元ちとせ 『やわらかい月』
 演奏はハープのみ。あの幻想的な歌詞とハープの美しい音色、ちーちゃんのしなやかな声。どの歌を歌っても、ちーちゃんの色になるのは間違いないのだけれど、ああ相応しいなぁと。圧倒されます。
 まさやんが『名前のない鳥』を歌ったちーちゃんに、「この歌はお前にやる」って言ったと言うエピソードを思い出しました。


★さかいゆう
 1)Room
 2)週末モーニン
 3)ストーリー
 4)train

 経験豊富な新人と言う不思議な肩書きを持つ「地声と歌う声が全然違うさかいゆうです!」(笑)。
 そうか、長澤くんはもちろんだけれど、秦くんよりも年上なのねそうなのね。
 生で見るのは初めてでしたが、全然たどたどしさとか臆している感じとか、下手したら緊張すらしてないんでないかって言う堂々たる姿。いい声。“絹のような”って表現した人は、言い得て妙ですね。素晴らしい。


☆大橋卓弥+新井ラーメン健 『全部、君だった』
☆大酒(大橋卓弥+さかいゆう) 『ピアノとギターと愛の詩』
 「本当に、ホントにね! (まさやんのライブビデオを)擦り切れるまで見たんですよ。繰り返し繰り返し!」
 「好きな曲がたくさんあって、どれにしようか凄い迷ったんですけど」
 ……と言うところでこの曲を選ぶだなんて、スターさすがにわかっていらっしゃる!!
 ちなみにこの時は真っ白のTシャツで、袖と襟に等間隔に鋲が入ったスタイリッシュな感じでした。
 オーガスタの中で、まさやんの声質に1番近いのは大橋くんだと(勝手に)思っている(タイプ的には秦くんの方が似ているかもせんけど)のですが、ホントに好きなんだろうなぁと何だかしみじみ感じてしまいました。
 大橋くんって、下手したらスキマの曲よりも特定のカバーの方が楽譜見ないよね?(笑)
 それにしても本当に良い曲。胸をぎゅっとつかまれる切なさと、ほのかに光るような温かさがあって、何度でも泣きたくなります。
 オリジナルにはどうやったって及ばないんだけど、個人的には今回のベストトリビュートです。
 『ピアノとギターと愛の詩』も、初めて聞いた時から大好きです。生でも凄い良かった~vv 冒頭のボイスパーカッションは、さかいくんがやっていた。凄ェ。


【休憩】


★スガシカオ

 1)Party People(14日のみ)
 2)サヨナラホームラン(14日のみ)
 3)ヒットチャートをかけぬけろ(15日のみ)
 4)黄金の月
 5)夜空ノムコウ
 6)19才
 7)午後のパレード

 休憩明けにシカオさん! テンション高い~vvv
 「はーい、そこの売店にいる人ー! スガシカオが始まるよー!」に会場爆笑。
 他のアーティストが割と巻で進めようとしているのに、シカオさんだけは超マイペース! 初日は1人だけ(まさやんは別格)6曲も歌っていた(笑)。ちなみに、1~3がピンで弾き語り、4~6がストリングス付き、7が録音編集機材(いつもステージで使っている奴。その場で)と会場コーラス。
 更に言うと、この人だけこの間のアルバム収録曲歌っていない。2日目のラストに機材壊す。雨は初日のスガ+常田の時だけパラパラっと降りました。むしろそれ以外は一切降っていない。さすが嵐を呼ぶシカオさん。そんな兄さんが大好きです(笑)。
 『黄金の月』と『夜空ノムコウ』を歌った後、「今日はアコースティックだから俺も大人しくしてなきゃいけない(←自覚はあるのね(笑))んだけど、それだけじゃ寂しいからね! 寂しくない奴もね!!」と演ってくれたのが『19才』! どっちのテイストも美味しくいただけますバッチコイ。
 だがしかし! 個人的には大サビをエンドレスで視聴して練習した『午後パレ』に挑戦したくて仕方なかった(笑)。演ってくれてありがとう! 超楽しかったー! うーむ、完璧にはもう一声だな。
 まさやんと並んで、個人的にはベストパフォーマンスです。


☆杏子+あらきゆうこ
 『ペンギン』
 これ! ビックリして感動しました。オリジナルのふてぶてしさやコミカルさ漂う曲調が、メロウで艶っぽいムードの曲にまるっきりアレンジされていて、別の曲かと思うくらい。杏子さんの色っぽい声にマッチしていて凄い素敵でした。
 例えとして正しいのかどうかわからないけども、ふてくされた男の子ペンギンが、もて過ぎてうざったくなっているお姉さんになった的な(笑)。魔法みたいだ。スゲェ。


★長澤知之
 1)僕らの輝き
 2)茜ヶ空
 3)明日のラストナイト
 4)回送

 上にも書いたのですが、生長澤くんは久々でした。潔くピンの弾き語りのみ。
 不遜な物言いで非常に恐縮ですが、回を重ねるごとに飛躍的に素晴らしくなるって凄いなぁ! 最初に見た時は、ぶっちゃけ態度から気に喰わなかった(苦笑)のに、本当に良いステージでした。
 声や楽曲の好き好きって言うのは個人の嗜好だと思うのだけれど、人を魅了するオーラと言うか雰囲気と言うか、エネルギーという程能動性はなくても、目を留めてしまう求心性を感じます。平たく言うと、あまりにもキュートだと言うことです。
 前回のオーキャンの感想を読み返して(←恥ずかしひ……)、あの頃と強いて印象は変わっていないので、今でも彼の周囲にいるのは優しい人だと良いなぁと思っています。


☆岡本定義 『水のない水槽』
 こちらもナイスアレンジ。
 「この歌が凄い好きで。ホントに好きで。あまりにも好き過ぎて、もうこれ俺が作ったんじゃないかと思っちゃうくらい好き!」と仰っていましたが、あの曲の持つ湿度と雰囲気はそのままに、サダさんの声とギターが格好良かったです。
 でも、初日の気候(曇天/湿度バリバリ/汗は流れず、張り付く感じ/風生ぬるい)で聞くと、体感湿度が上がって大変(笑)。


★元ちとせ
 1)慕情~Love is a many-splendored thing~
 2)Perfect
 3)Ob-La-Di,Ob-La-Da
 4)死んだ女の子
(14日のみ)
 5)語り継ぐこと(15日のみ)
 14日はトリビュートの時、15日はこの時に着ていた肩から胸かけてが白で、切り返しから下が真紅のロングドレスを、「シカオ兄さんに『おめぇ、占い師みたいだな!』って言われたー」と報告する彼女に、客席からは「可愛い!」「似合ってる!」コール。この時に見せる「ありがとう」がまた可愛いv
 両日共通だった3曲は、全て発売したばかりのカバーアルバムからの洋楽。『Ob-La-Di,Ob-La-Da』とかは、曲を聞けば皆知ってる!って言うくらいメジャーですが、どれも素晴らしい! 笑顔がきらきらで、歌うこと、それに合わせて体を動かすこと、リズムを取ることがとてもナチュラルで、呼吸をしているかのように歌っている。
 メンバー紹介の際、パーカッションの松本さんの下の名前を2日間共忘れて、「松本……何だっけ?」を繰り返し、更に2日目には「今、凄い盛り上がったまま“松本人志”って言いそうになっちゃった」と自ら白状していた(笑)。
 ラストはどちらも反戦歌。15日は終戦記念日ですからね。彼女の魂のこもった歌声が響くように、世界が平和であって欲しいと心から思います。


☆秦基博+まーくん 『ツバメ』
☆秦基博+元ちとせ+武部聡志 『なごり雪』(15日のみ)
 ようやく秦くん! 待ってたー! 前回のツアー以来です。
 2日目、機材準備の為、出て来たは良いけど、ハンドマイクを渡されて場を繋げと言われてしまった秦ぼん。
ハタ「皆さん、まだまだ元気ですか? イエーッ!」(とマイクを客席に向ける)
客席「イエーッ!!」
ハタ「(満足気に)初めてやりました……」
客席「(笑)」
ハタ「イエーッ!!」(再び、マイクを客席に向ける)
客席「イエーッ!!」
ハタ「(頷きながら)2回目です……」

……あんた、面白過ぎる(笑)。
 一人では不安なのでゲストを呼びますと、おもむろに隣のテーブルに置いてあった白い布巾を取り払うと、まさやんのバストアップの写真。
ハタ「まーくんです」
 縁起が悪いわ!!」(笑) 何て言うのかわかんないんですけど、シカオさんや大酒が使っていた録音編集機材でメトロノームみたいに音を刻んでいた感じです。オリジナルはピアノなので、その差も大きいかな?
 『ツバメ』も大好きな曲。初めてまさやんを聞く人に薦めるとしたら、間違いなくステレオシリーズです。個人的には中でも『あじさい』が1番好きかなぁ。
 ともあれ、オリジナルのあの朴訥として飾り気の無い音に、まさやんの声がふわりと降りるような、あのイメージよりはあっけらかんとしたリズムと優しい秦ぼんの声でほのぼのした感じに仕上がっていました。
 そしてそして、『なごり雪』! 初日になかったので油断していたー!! 福耳アコースティックで1番聞いていたのは、間違いなくこれです。
 私、テレビを全くって言うくらいに見ない人なのでCM見たことなくって、改めて聞いて秦ぼんスゲェと感動したんです。何だかんだでデビューから聞いているし、ライブにもそこそこ行っているつもりだったのだけれど、全然秦ぼんに対する認識足りてなかったんじゃないかと思ったくらいに。
 ちーちゃんと共に、サビにかかるところの声の美しさは特筆もの。ちなみに1番が秦くんメイン、2番と大サビがちーちゃんでした。満足です。


★秦基博
 1)プール
 2)虹が消えた日
 3)メトロ・フィルム
 4)ドキュメンタリー
 5)アイ

 ステージ袖に帰る振りして、帰らない(14日)。もしくはすぐに再登場(15日)。
 ……贅沢は言わないから、年に1回オーキャンだけは他より優先させてくれても良いじゃないスタッフと、ちょっと恨めしい。
 長澤くんと同じく、オールピンステージの弾き語り。秦ぼんは色々付いているよりも、ピンのステージが1番映えると思っています。言うこと無し!
 新曲の『メトロ・フィルム』は、今までにない感じ? AメロからBメロ、サビに入るところでぐわっと転調が入るイメージ(←伝わりませんが)。切なくて優しい音楽はいつも通りです。凄くいい曲!
 もう1つは調べたらアルバム収録予定曲だそうです。タイトルからしてメインに来る曲なんだろうなぁ。でも、『メトロ~』の方が好きだなぁ。今回はシングル多い上に、初回限定2種類出すとかどこのアイドルなんだって阿漕な商法から評価が相当に渋いと思うのだけれど、ちゃんと期待してます。頑張れ。勝たなくて良いから、業界に負けんな。
 『アイ』の名曲っぷりには、聞く度に脱帽する。毛髪ごと脱いでも良い(←え?)。


☆さかいゆう 『One more time,One more chance』
 イントロが来た時点で、うわわわッいい度胸だな!と正直思いました(笑)。
 まさやんのパブリックイメージとしては、未だにこれと『セロリ』だと思うんですよね。でも、さすが。ピアノ1本弾き語りとさかいくんの柔らかい声で非常に素敵でした。もしかしたら1番曲の雰囲気を取り込めていたのは彼でないかと思うくらいに。
 ただ、歌詞間違えてなかった? 空耳かな? ずっと「One more chance,One more time」、もしくは「One more time,One more time」って歌っているような気がして仕方なかったんだけども。
 あと、テンパってたのか2日共、さかいくんだけ「先輩おめでとう」コメントなかった(笑)。初日が「幸せです」で、2日目が「ありがとうございました」だったかな。


★山崎まさよし

 1)アレルギーの特効薬
 2)月明かりに照らされて
(14日のみ)
 3)追憶(15日のみ)
 4)シングルマン
 5)アドレナリン
 6)HOBO Walking →晴男
 7)8月のクリスマス

 そして、真打ち登場。待ってましたーvv
 今日もゲンタさんとキタローさんの3人ステージ。たまに「ゲストのエレキギターさん」が出て来たりもする(笑)。
 何か言えることがあるかって言われるともう何もないです。完全降伏。完全幸福。「アコースティックがテーマなので、初期の曲をやろうと思って」ってことで、デビュー曲と最新シングルが並んでって構成良いなぁ。何て素敵な年の重ね方をしてるんだろう!
 スキマ以外はシングル買わないので『シングルマン』は初聞きでしたが、コレ今までの曲から歌詞を構成しているんですね。アニバーサリーっぽい。
 『HOBO Walking』から『晴男』に移行する間は、観客席煽ってますますハイテンション。もう楽しくて楽しくてどうしようかと!
 まさやんファン歴は10年くらいになる(一番古い)んですが、ライブは意外に行ってない。スキマはFC先行だから別格として、ヤマスガハタは基本先行でチケットを取るんですが、まさやんだけは中々当たらないんですよね。競争率高くて。オガスタのメンバーは皆そうだけど、やっぱりライブが真骨頂。物凄いエネルギー。
 『8月のクリスマス』鍵盤弾き語りはトドメですか。トドメですね、わかります。
 この曲に関しては、絶対的にギターでなく、鍵盤派です(←そんな派閥がるか否かは気にせずに)。涙腺へのナイスジャブいただきました。うるうるするよ、当然ジャマイカ。

 この後、ちょっとだけまさやんの一人喋り。
 相変わらず飄々としているし、隙を見せたくないのか恥ずかしいのか、はぐらかすようなことを口にしながらも、嬉しそうでこっちまで何だかくすぐったい感じになるよー。
 「皆にこんな歌ってもらえてね、俺死んだんちゃうかと思った(笑)」
 「オーガスタは個性的な声の持ち主が多いから、皆にこうして歌ってもらえて嬉しいですね」
 「あと何回、この歌を歌えるんだろうと思うことがたまにあって、大体年に何回くらい歌って、何年生きてって計算はできるんだろうけど、実際はわからないですよね。でも、今日皆が歌っているのを聞いたら、縁起悪いけど例えば肉体が滅びても、こうして音楽は伝わっていくんかな思ったんですよ」
 「そうしたら、つくづく俺いい曲書いて良かったなぁと思って(笑)」


【エンディング】
☆元ちとせ+さだまさよし
 『やわらかなサイクル』
☆福耳 『山崎まさよしメドレー』
セロリ →中華料理 →僕はここにいる →根無し草ラプソディ

☆福耳 『星のかけらを探しに行こう Again』
 エンディングはまずさだまさよしとちーちゃんで!
 『やわらかなサイクル』は、音源聞いた時から思っていたのだけれど、生で聞いてもしみじみ思ったのが、サダさんもまさやんもちーちゃんが可愛くて可愛くて仕方ないんだろうなぁ!と言うことです。
 伸びやかで健やかな歌詞と心地良いメロディも勿論なのだけれど、ちーちゃんを囲む2人の空気感が既にそう言う感じ。妹のように娘のように慈しんでいるのが伝わってくる。この曲のレコーディングは、ちーちゃんが妊娠中だったので、奄美大島まで乗り込んで行ったとのこと。歌詞が心に沁み込む。元気が出る。
 まさよしメドレーはクライマックスらしくて、本当に皆全力投球です。楽しかった! 最高!
 女性陣は浴衣、男性陣はフェスTだったんですが、2日目は男性陣全員が頭にタオルを巻いた長男仕様でした(笑)。ちゃんと先にステージに出ていたサダさんにも渡していて、いつの間にかサダさんも装着していました。
 最初の挨拶は大橋くん。
 「今日は皆で山さんのトリビュートを歌ったんですけど、まだまだいい曲たくさんあるので、メドレー作ってきました!! ……あ、僕が作った訳じゃないよ(笑)」
 『セロリ」は、大橋くんとさかいくんメイン。早口ラップも2人。凄い必死に歌ってて、それを見ているまさやんやシカオさんのにやりとした表情がおかしかったです。でも、両日共に大成功。とちりも飛ばしもなし。お見事!
 『中華料理』は秦くんメインでサビの ♪中華料理に連れてってーと女性陣コーラスが入る華やかなセッション。
 しかも、♪たとえば 君が老酒をおかわりしたなら…… の後。
 初日はシカオさんの台詞「そんなに私を酔わせて、どうするつもり?!」が入り(←爆笑)、
 2日目は秦くんの「ヤマさん15周年、(客席に向かって)せーのッ」で客席から「おめでとー!!」のサプライズコール。
 これ練習なしだったんですけども、凄い盛り上がってバッチリ。
 この後に、少し困ったみたいに笑ったまさやんの目が潤んでいるのが見えて、もうもらい泣きです。普段、あまり隙を見せたくない人なんだろうなと勝手に思っていて、実際すごく真面目なんだろうなと思う反面、煙に巻くようなこととかてきとーなこととかしょっちゅう言ってるから、こうして垣間見える表情にヤラれちゃうんだよ。
 初日のシカオさんの台詞が既にまさやんを油断させる為の伏線だったんだろうなぁ。
 『僕はここにいる』は長澤くん、シカオさん、まさやんがメイン。
 2日目の『中華料理』のコーラスを杏子さんが入り忘れたんだけど、初日は長澤くんがソロに入り損ねてワタワタしていた(笑)。その長澤くんがまさやんの方を見ながら一生懸命歌っている姿が印象的でした。
 あと、サビ部分でヤマスガの2ショットがスクリーンに写っていて、ああこの2人良いなぁ!と嬉しくなってました。後輩も増えて、意外にこの2人って組み合わせ見ないので、何だかレアな気がして。
 もうひと盛り上がりは『根無し草ラプソディ』。これは皆で。曲間の一芸担当は振り分けがあって、ゆうこさんが鳥の声の笛、常田さんが「夏はやっぱりアイスでしょう!」「夏はやっぱりかき氷でしょう!」(←このかき氷がまんが日本昔ばなしのご飯かってくらいの盛り方で、杏子さんやシカオさんが爆笑)、さかいくんは何て叫んだのかよくわかんなかったんですが、秦くんは「はははははははは」と笑っていました(笑)。
 この時だったかな? 大橋くんが楽譜ガン見だったのは。見過ぎ! 見過ぎ!!と思ったんですよね(笑)。
 オールラストは勿論、『星かけ』。しかも今年は杏子さんメインボーカルでなく、ソロ回し。
 これがまた凄い凄い凄い良かった。感動しました。
 印象的だったのは、こう言う曲の時いつもにこにこしているちーちゃんが笑っていなくって、多分だけど涙を堪えていたんだろうなぁと。杏子さんも目元を押さえていた。それ見てますますもらい泣き。
 終わり良ければなんて言いますが、1日中楽しくて楽しくて、こんなに楽しいと心臓止まるんじゃないか、天罰下るんじゃないかってくらいに楽しいんですけども、この最後の会場が一体になる感覚を味わうと心臓止まっても良いかも、天罰下ってもしかたないかもっていうくらいの充足感があります。何でこんなに幸せなの。
 締めの挨拶に杏子さんが、「頑張ってくれたスタッフに拍手」「そして、オーキャンを始めてくれたヤマに、ちょっと長いけど皆でせーのだよー」ってことで。

「ヤマ、オーキャンを始めてくれてありがとう。夏はやっぱりコレだね!」

 これを聞いた瞬間に、まさやんが自分の肩に顔を押し付けて涙を拭った姿が忘れられないです。
 胸がいっぱいになってしまった。もう大好き。幸せ。
 って言うか、皆、どんだけまさやんが好きなの!!(笑)

 恒例の万歳の時、2日目はマイクの回し合いになったのだけれど、順番に一言ずつお祝いの言葉をかける中、後ろに下がりがちで言いそびれかけた長澤くんにちゃんと気が付いて、マイクを差し出した杏子さんの心配りに惚れました。ファミリーめ。



 ……今年も長くてすみません。カウントしたら1万字超えていました。アホか!
 トリビュートの全体的な感想は、正直なところ、山崎まさよしは偉大だと言うのが1番でした。どのトリビュートもアレンジや声でそれぞれの色を出していて本当に素晴らしかったのですが、同時にオリジナルの良さを再確認させられました。
 おかげで現在、私の中で今更のようにもう第何次なんだかわかったものではない“まさやんブーム”真っ最中です(笑)。
 スキマブログなのに、スキマ色が薄くてすみません。
 何かこう、楽しかったんだろうなーと言うところだけでも伝われば幸いです。
 まさやんが好きで、スキマが好きで、オーガスタが好きで、本当に良かったなぁと心の底から思いました。
 来年も行くよ! きっと行く!!(←気が早い)

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