スキマスイッチについて語るブログ。
正しくは「釦」なんだけど、語呂の問題。
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帰りました。
が、こんなに家に帰りたくないことは、本当に久々でした。満腹。
続きはライブのレポートとなっております。これから参加する方もたくさんいらっしゃると思います。ネタバレが嫌だと言う方は、続きを読まないようよろしくお願いします。
個人的には予備知識なしで行くことを強烈にオススメします。
が、こんなに家に帰りたくないことは、本当に久々でした。満腹。
続きはライブのレポートとなっております。これから参加する方もたくさんいらっしゃると思います。ネタバレが嫌だと言う方は、続きを読まないようよろしくお願いします。
個人的には予備知識なしで行くことを強烈にオススメします。
繰り返しますが、以下はライブレポです。ネタバレです。ご注意下さい。
グッズを買ってから、私の荷物を友人宅に置きに行こうとバスに乗ったら渋滞してしまい、結局途中下車でとんぼ返りと言う無駄なことをしていたら、席に着いたのが開演10分前くらい。押すのは確実だとわかっていても、「押す」原因になるのも嫌だし、定刻スタートと言う奇跡に見舞われた日には悔やんでも悔やみきれない。
グッズのことはまとめて後日書きますが、予定通りクラシカルの白を長袖カットソーの上から着用。
会場はやっぱりデカイ。本当にデカイ。グッドウィルドームも確かにデカかったけれど、サイドの壁が抜けていたらからかそれ程感じなかったのですが、どこもかしこも人だらけですよ。思ったよりもステージが近く感じたのも、ステージ自体がデカかったからかもしれません。アリーナ席って、20~30台の列になると何列目かよりも前に自分よりも背の高い人がいるか否かの方がよっぽど重要だと思う……。歌を聴きに来たとは言え人様の後頭部だけじゃつまらないし、スクリーンで見るならTVと変わらないし(変わるのは大橋くんの歌の上手さくらいで(笑))。勿論、近ければ近い方が臨場感があって好きなんですけどね。
スタートはやはり10~15分押しでした(←遅れているくせに堂々と入ってくる人の気が知れない)。
キモチスイッチのPR映像等の後、中央スクリーン(イメージとしては映画館のスクリーンの下半分を切った感じ)でストーリー仕立てと予想されるワンピースに麦藁帽子と言う一昔前のトレンディドラマを彷彿とさせる映像が流れる。……書き方からしてバレバレですが、私は要らねぇと思って見てました(笑)。
ようやくバンドメンバーと2人がステージに登場するも、暗転したままなのでシルエット。そこからステージバックからの白い光と楽器の音、大橋くんの『螺旋』サビ頭のシャウトで会場の期待感が膨れ上がり、破裂するように1曲目の演奏が始まり、ライトが点いた瞬間。
大橋くん?!
……光に照らされた瞬間の会場中の空気が微妙に凍りつき、3秒後には何事もなかったかのように彼らについていくスキマファンの懐の深さに感動しました(笑)。と言うのも、大スクリーンに映し出された右斜め前からの大橋くんの髪形は、耳からこめかみの高さくらいまでの右サイドのみ刈上げで、長く残したままの上の部分を左に受け流すと言うパンクロッカーさながらでした。私はすっごい好きですよ、ホントに。意外に似合っていたと思うし、大橋くんの「どうだ!! ビックリしただろう?!」的なサプライズ感と言うか、心意気が滲み出ていて(笑)。
セットリストと曲ごとの感想は以下の通りです。曲順は若干自信がないところがあります。間違いは判明次第訂正しますが、了解の上お読み下さい。
●.『螺旋』
1曲目予想、対抗が来ました。始まる前のシャウトから背筋がゾクゾクしていて、本当にこの日の大橋くんは凄かった。ツアーの初日と言うこともあり、喉の調子が完璧で、声が今までに聴いたことがないくらいにクリアで高い音から低い音まで響き渡っていました。
音楽的なことと言うよりは、本当に「スゲェ」の一言。
●.『view』
Aメロ入りで一瞬音楽が止まるところとか、2番Aメロの部分をどんどん下げていく歌い方が、痺れるくらい格好良かった! 格好と相俟って、ロックンローラーのようですよv
●.『ガラナ』
●.『スフィアの羽根』
だから、大橋くんッ?!(笑)
『スフィア』の前(だったと思う。後かも)、ギターを渡すついでに大橋くんが着ていた真っ赤なレザーのライダースジャケットを脱いだのですが、出て来た彼は銀ピカ☆でした(笑)。下は勿論ジーンズのままなのですが、上はもう本当にギンギラギンのシャツで、友達は「ポップコーンみたい」と言ってましたが、私はコントに出て来る宇宙人のようだと思いました。赤のジャケットも大概派手だと思いましたが、比じゃなく派手。
そんな大橋くんが大好きだと思いました(笑)。
●.『飲みに来ないか』
大橋くんファンの方が、彼の結婚で『冬の口笛』を聴くのが辛いと言われていたのを耳にしたのですが、意外に一番キツイのはこの歌じゃなかろうかと思いました(苦笑)。
この歌が一番具体的なんですよね、彼女の描き方が。そう言うリアルさが彼らにしては物珍しくて、私は好きなんですけども。
●.『アカツキの詩』
ライブで聴くこの歌が大好きです。説明は出来ないんですが、何だか違うのです。今回も凄く良かった。
この曲の時、スクリーンではPVのアニメーションが流れていました。知らない人には訳わからないと思うんですが、個人的には贅沢だわーvvと。アルバムバージョンの終わり方だったのも、家で何度も見ているのに凄く胸を打たれました。
○MC その1
●.『ボクノート』
前回のツアーを思い出します。大橋くん、幸せそうだなぁ。ちっぽけで未熟でままならない自分のことを歌詞にした、彼にとってとても特別なこの歌をあんな広い場所で歌えることができるなんて、素敵なことですね。
●.『雨待ち風』
念願その1。本当に素晴らしかった。
技術云々はわからりませんが、シングル中で1番聞かせ方が難しいのがこの曲だと思うのです。でも、後奏のシャウトまで完璧。言うことありません。
●.『藍』
●.『願い言』
●.『雨はやまない』
これは意外でしたが、上手いチョイスだなぁと。生は初めてでしたが、コーラスが音と混ざり合ってこの曲特有のザワザワした手触りを味わえました。あれは若森嬢と常田さんなのかな?
●.『奏』
アンコールかなと思っていたのですが、逆に特別扱いしない位置に持ってきましたね。でも、イントロだけで拍手が起こったのはこの曲だけでした。
演奏やボーカルは言うことなかったのですが、この歌の時、例のドラマの続きが流れていて(『雨待ち風』のPVをもう少し物語仕立てにしたような雰囲気)、断片的に映像が進むので凄い邪魔でした(苦笑)。歌に集中できないじゃないかと。ちらちら映るから、どうしてもストーリーを追ってしまうし、途中、彼から別れを告げられた?らしいヒロインが雨の中跪いた状態から立ち上がって駆け出すスローモーションは、むしろコントっぽかった気が……。じゃなければスプリンター。
勿論、『奏』は最高でした。ありがとう。友人は隣りで泣いておりましたし、ピアノがイントロに帰っていく終わり方も大好き。
●.『冬の口笛』
ニコニコと幸せそうな笑顔が印象的で、見ているこっちが幸せでした……。だって、本当に楽しそうなんだもの。ああ楽しい(泣)。
それと、実はライブで見たの初めてかも! 大橋くんのハープ!! 今回はバンドにフルートがいたので音色の掛け合いもあり、これがまた凄く良かった。
●.『君の話』
バックのスクリーンを走る白と赤のランダムな歌詞が、「エ○ァンゲリオン」か「リ○グ」のようでした。
●.『キレイだ』
今回の私的敢闘賞。終わり方が凄く印象的で、めちゃくちゃ格好良かったです。
●.『アーセンの憂鬱』
●.『ふれて未来を』
大橋くん「じゃあ、皆で歌いましょう。全部、♪ふれて未来を~で良いから! この歌にその歌詞は1回も出てこないんだけど、そう歌えばそれっぽく聞こえるから!!」
……そうだけどね(笑)。倍速手拍子とコーラスは相変わらずですが、やっぱり楽しい~♪
●.『全力少年』
オーキャンの際、割とボロクソに言っていましたが、今回本当に嬉しかったのは全く歌を疎かにしていなかったこと。大袈裟じゃなく、こんなにちゃんと歌った『全力少年』は初めてでした(←走り回るので歌詞飛ばし率激高)。サーカスをやりたい発言に正直辟易していたのですが、彼らに謝らなくちゃいけないくらい本当に歌を大切にしてくれていて、届く声と気持ちの温かさに感動しました。
マイクを客席振る部分も勿論あって、彼らの気持ちに応えたくて全力で歌わせてもらいました。凄く楽しかった!!
アンコール
●.『小さな手』
ステージに置かれた椅子の上にはハードカバーの1冊の本。シックな黒のシャツに着替えた大橋くんがそれを手に取り、開いたところで常田さんのピアノが始まり、2人スキマで1曲。
これも非常に上手い選曲。サービスとしても成り立っているなぁと。スクリーンの映像もセピアにすると言う凝り様でした。
○MC その2
●.『回想目盛』
キモチスイッチキャンペーンテーマ曲な以上、やらない訳はいかないだろうと思いつつ曲順の難しいところかなと思っていましたが、一段高いところに配置していたメンバーを周囲に集めて和気藹々と演奏。可愛らしい雰囲気がそのまんまで、曲間はメンバー紹介も兼ねて。
今回のメンバーはドラム、ギター、パーカッション、キーボード&アコーディオンが夕風メンバーのまま、ベースが沖山さんの代わりに井上富男さん、キーボード&フルートが追加で大島俊一さん。
●.『マリンスノウ』
MCはいつものようになけなしの記憶力で雰囲気の再現に努めております。雰囲気です、雰囲気。
大橋くん(以下O)「ありがとー! えー、スキマスイッチツアー……(カンペをチラ見(笑))07’、『W-ARENA(ワリーナ)』へようこそー!!」
常田さん(以下T)「ようこそー」
O「こんな広いところでやらせてもらえるんだからね。凄いよね、人だらけですよ」
T「ですね」
O「アリーナでやらせてもらうの、今日が初めてで」
T「はい。ここ福岡でツアー初日を迎えることが出来ました。ありがとうございます」
O「本当にね、ありがとうございます!!」
(客席から拍手)
T「それにしても……凄いね。眩しいッ(←銀色のジャケットを差して)」
O「ええ? そうですか?(笑)」
T「いや、言っちゃあ何だけど、俺も結構頑張ったよ。普段着慣れない柄シャツ着て」
O「普段穿かない細身のズボン穿いてね(笑)」
T「そうですよ、ストレッチ素材の(と、腿の辺りを座ったまま引っ張ってみせる)」
O「でも、この服もステージの上だとそんなでもなかろう? 街で着てたらそりゃ目立つだろうけどさぁ」
T「凄いわー。さすがやわー」
O「いやいや、何たってアリーナですから」
T「勿論ね、気合は入ってますよ」
O「僕も髪を刈って来たからね(笑)」
T「見せてあげて、皆に。見せてあげて」
(スクリーンには大橋くんの刈上げがアップに(笑))
O[そうだ!広いところと言えば、この間。あなた、凄いところでサッカーして来たそうじゃないですか」
T「そうですよ、国立競技場ですよ。サッカーの聖地」
O「ミュージシャンとか、芸能人の人も他にたくさん出たみたいで」
T「はい。Jリーグの御前試合でね、負けましたけども。ありがたいことにたくさん声援もいただいて。グラウンドは物凄く広いんですけど、客席の声援ってちゃんと聞こえるんですよ」
O「そうだね、ステージにいてもそうだもんね。聞こえる」
T「こう『スキマスイッチー!!』とか、『アフロー!!』とかね」
O「『スキマスイッチのアフロー!!』でなくて?」
T「うん。世間的には、(自分を指して)『スキマスイッチ』で、(大橋くんを指して)『歌う人』だから」
O「そうなの?! (常田さんを指して)『スキマスイッチ』で、(自分を指して)『歌う人』?」
T「そうそう」
O「俺、スキマスイッチに要らねぇーじゃん(笑)」
T「まぁまぁまぁ。そう、それで小さい子供さんなんかも一生懸命叫んでくれるんですよ。それが、『アフロー!!』から、『モジャモジャー!!』になって」
O「子供がね」
T「恐ろしいことにですね、ああいうところの声援って伝染するんですよね。一人が『モジャモジャー!!』って呼ぶと、他のところからも『モジャモジャー!!』『モジャモジャー!!』って」
O「ああ、わかるわかる(笑)」
T「ああ、呼んで良いんだみたいなね。まぁありがたいですけどね。おかげで走る力が湧いて来て、フル出場できましたからね」
O「声援はありがたいですからね」
T「はい」
客席『モジャモジャー!!』『モジャモジャー!!』
T「いや、そこは言って良い時と悪い時があるから」
客席「(爆笑)」
T「今は走ってないからね」
O「まぁ、そんなこんなでね。僕らはいつもゆっくりしていって下さいって言うんですけども、疲れたら座っても良いし、好きなように楽しんでいって下さい」
……驚異的だったのは、主なMCがここだけ。他は挨拶とかお礼とかばっかりで、ぐだぐだトークはこのサッカー話くらいでした。
確かに最初のMCでこの話を始めた時、違和感はあったのですよ。いつもなら1回目は挨拶くらいで、こう言う話題は2回目でじっくりするのになぁと。大橋くんが物凄く緊張しているのはわかった(←歌っている時以外はテンパっていた)し、福岡入りも当日だったろうから前回のようにネタがある訳でなし、大橋くん側のプライベートも事務所の指示なのか自らの意志なのか語れないみたいだったし、ネタがないんだろうなと言うのもあったのですが。
やっぱり寂しいなぁ(泣)。歌が聴きたいと言っていて身勝手は承知ですが、MCも楽しみですよ、やっぱり。
だから、『ふれて未来を』が始まってえ?と思い、『全力少年』に入ってええ?と思い、「ありがとー!!」と叫びながら舞台袖に帰っていくのを見てえええ?!と思いました。
その後、出て来た彼らがツアーTシャツを着ていなかったもんだから、正直ここから2部なんじゃねーか?と半ば本気で思いました(苦笑)。『小さな手』が終わった後、「アンコールをいただいたのでもう少し云々」と言う大橋くんの言葉に、やっぱりアンコールなのね(泣)と。
他の会場がどうなるのかわかりませんが、今日くらいの歌が聞けないと厳しいだろうなぁと思いました。むしろ凄いチャレンジャーなことやっているなと。逆に言えば、今回は寂しいと思いつつもそれを補って余りある素晴らしいステージでした。
何がどうと言うよりも、とにかく大橋くんの声と歌が抜群に良かった。歌詞飛ばしも一切なし。アイドルっぽく扱われたりすることもあるけれども、確かな実力を持ったミュージシャンだと思い知らされました。1ファンとして、とても誇らしいです。
ちなみに、2回目のMCはオロナミンCトーク。
O「今回のツアーはですね、オロナミンCさんが協力してくれていまして、このドリンクとか(表にはロゴ入り)も提供していただいて」
T「しかもですね、会場の皆さんに1本ずつ帰りにプレゼントしてくれます。太っ腹ですね」
O「太っ腹です。皆の分、あるからね。1万本」
T「2回もらったりしちゃダメですよ」
O「じゃあ、せっかくなので。」
T「飲んでみましょうか」
ここで大橋くんがキャップを開け、飲む姿を見守る常田さん。
T「どうですか? 美味しいですか?」
O「そりゃ美味しいですよ(笑)。あなたも飲めば良いでしょうに」
T「では」(と言いつつ、ビンを振る)
客席「あー! あー!!」
O「ダメですよ! 振ったら!!」
T「でも、これをこうすると……」(と、左掌の上にビンを寝かせ、真ん中辺りを持ってプロペラのようにゆっくり回してみせる)
O「ああ! でも、これすると本当に炭酸が元に戻るらしいよ」
客席「えー?」
常田さんがおもむろにキャップを開けても……中身は吹き零れたりせず。客席から起こる拍手にご満悦の表情を見せ、飲んだ後に「ゲフッ」とおまけ付き(笑)。
この後、客席から「結婚おめでとー!」の声もあったのですが、何だかひたすら困惑していると言うか、軽く流そうとしているのに声が大きくはならないけれど途切れもしないと言う状態に、開き直って「ありがとー!」とややヤケ気味に叫んだりしてましたが、不憫になって叫ばず(苦笑)。
総括としては、かなり満足です。
緊張感があり過ぎるきらいもありましたが、演奏と歌のクオリティはキャパが広がったところで全く問題なし。大橋くんの実力や潜在能力の大きさは衝撃的ですらあります。求められた音への順応力の高さったらないですね。もう本当に凄い良かった。こればっかりですけども、本当に本当に良かった。
強いてケチをつけるなら、MCの少なさと無意味な昼ドラとツアーTシャツ未着用くらいかな? あと、やっぱりアンケートは紙が良いなぁ……。エコロジーなんですけどね、確かに。
この後、天神で食べたもつ鍋も美味しくて、最高の夜でした。
グッズのことはまとめて後日書きますが、予定通りクラシカルの白を長袖カットソーの上から着用。
会場はやっぱりデカイ。本当にデカイ。グッドウィルドームも確かにデカかったけれど、サイドの壁が抜けていたらからかそれ程感じなかったのですが、どこもかしこも人だらけですよ。思ったよりもステージが近く感じたのも、ステージ自体がデカかったからかもしれません。アリーナ席って、20~30台の列になると何列目かよりも前に自分よりも背の高い人がいるか否かの方がよっぽど重要だと思う……。歌を聴きに来たとは言え人様の後頭部だけじゃつまらないし、スクリーンで見るならTVと変わらないし(変わるのは大橋くんの歌の上手さくらいで(笑))。勿論、近ければ近い方が臨場感があって好きなんですけどね。
スタートはやはり10~15分押しでした(←遅れているくせに堂々と入ってくる人の気が知れない)。
キモチスイッチのPR映像等の後、中央スクリーン(イメージとしては映画館のスクリーンの下半分を切った感じ)でストーリー仕立てと予想されるワンピースに麦藁帽子と言う一昔前のトレンディドラマを彷彿とさせる映像が流れる。……書き方からしてバレバレですが、私は要らねぇと思って見てました(笑)。
ようやくバンドメンバーと2人がステージに登場するも、暗転したままなのでシルエット。そこからステージバックからの白い光と楽器の音、大橋くんの『螺旋』サビ頭のシャウトで会場の期待感が膨れ上がり、破裂するように1曲目の演奏が始まり、ライトが点いた瞬間。
大橋くん?!
……光に照らされた瞬間の会場中の空気が微妙に凍りつき、3秒後には何事もなかったかのように彼らについていくスキマファンの懐の深さに感動しました(笑)。と言うのも、大スクリーンに映し出された右斜め前からの大橋くんの髪形は、耳からこめかみの高さくらいまでの右サイドのみ刈上げで、長く残したままの上の部分を左に受け流すと言うパンクロッカーさながらでした。私はすっごい好きですよ、ホントに。意外に似合っていたと思うし、大橋くんの「どうだ!! ビックリしただろう?!」的なサプライズ感と言うか、心意気が滲み出ていて(笑)。
セットリストと曲ごとの感想は以下の通りです。曲順は若干自信がないところがあります。間違いは判明次第訂正しますが、了解の上お読み下さい。
●.『螺旋』
1曲目予想、対抗が来ました。始まる前のシャウトから背筋がゾクゾクしていて、本当にこの日の大橋くんは凄かった。ツアーの初日と言うこともあり、喉の調子が完璧で、声が今までに聴いたことがないくらいにクリアで高い音から低い音まで響き渡っていました。
音楽的なことと言うよりは、本当に「スゲェ」の一言。
●.『view』
Aメロ入りで一瞬音楽が止まるところとか、2番Aメロの部分をどんどん下げていく歌い方が、痺れるくらい格好良かった! 格好と相俟って、ロックンローラーのようですよv
●.『ガラナ』
●.『スフィアの羽根』
だから、大橋くんッ?!(笑)
『スフィア』の前(だったと思う。後かも)、ギターを渡すついでに大橋くんが着ていた真っ赤なレザーのライダースジャケットを脱いだのですが、出て来た彼は銀ピカ☆でした(笑)。下は勿論ジーンズのままなのですが、上はもう本当にギンギラギンのシャツで、友達は「ポップコーンみたい」と言ってましたが、私はコントに出て来る宇宙人のようだと思いました。赤のジャケットも大概派手だと思いましたが、比じゃなく派手。
そんな大橋くんが大好きだと思いました(笑)。
●.『飲みに来ないか』
大橋くんファンの方が、彼の結婚で『冬の口笛』を聴くのが辛いと言われていたのを耳にしたのですが、意外に一番キツイのはこの歌じゃなかろうかと思いました(苦笑)。
この歌が一番具体的なんですよね、彼女の描き方が。そう言うリアルさが彼らにしては物珍しくて、私は好きなんですけども。
●.『アカツキの詩』
ライブで聴くこの歌が大好きです。説明は出来ないんですが、何だか違うのです。今回も凄く良かった。
この曲の時、スクリーンではPVのアニメーションが流れていました。知らない人には訳わからないと思うんですが、個人的には贅沢だわーvvと。アルバムバージョンの終わり方だったのも、家で何度も見ているのに凄く胸を打たれました。
○MC その1
●.『ボクノート』
前回のツアーを思い出します。大橋くん、幸せそうだなぁ。ちっぽけで未熟でままならない自分のことを歌詞にした、彼にとってとても特別なこの歌をあんな広い場所で歌えることができるなんて、素敵なことですね。
●.『雨待ち風』
念願その1。本当に素晴らしかった。
技術云々はわからりませんが、シングル中で1番聞かせ方が難しいのがこの曲だと思うのです。でも、後奏のシャウトまで完璧。言うことありません。
●.『藍』
●.『願い言』
●.『雨はやまない』
これは意外でしたが、上手いチョイスだなぁと。生は初めてでしたが、コーラスが音と混ざり合ってこの曲特有のザワザワした手触りを味わえました。あれは若森嬢と常田さんなのかな?
●.『奏』
アンコールかなと思っていたのですが、逆に特別扱いしない位置に持ってきましたね。でも、イントロだけで拍手が起こったのはこの曲だけでした。
演奏やボーカルは言うことなかったのですが、この歌の時、例のドラマの続きが流れていて(『雨待ち風』のPVをもう少し物語仕立てにしたような雰囲気)、断片的に映像が進むので凄い邪魔でした(苦笑)。歌に集中できないじゃないかと。ちらちら映るから、どうしてもストーリーを追ってしまうし、途中、彼から別れを告げられた?らしいヒロインが雨の中跪いた状態から立ち上がって駆け出すスローモーションは、むしろコントっぽかった気が……。じゃなければスプリンター。
勿論、『奏』は最高でした。ありがとう。友人は隣りで泣いておりましたし、ピアノがイントロに帰っていく終わり方も大好き。
●.『冬の口笛』
ニコニコと幸せそうな笑顔が印象的で、見ているこっちが幸せでした……。だって、本当に楽しそうなんだもの。ああ楽しい(泣)。
それと、実はライブで見たの初めてかも! 大橋くんのハープ!! 今回はバンドにフルートがいたので音色の掛け合いもあり、これがまた凄く良かった。
●.『君の話』
バックのスクリーンを走る白と赤のランダムな歌詞が、「エ○ァンゲリオン」か「リ○グ」のようでした。
●.『キレイだ』
今回の私的敢闘賞。終わり方が凄く印象的で、めちゃくちゃ格好良かったです。
●.『アーセンの憂鬱』
●.『ふれて未来を』
大橋くん「じゃあ、皆で歌いましょう。全部、♪ふれて未来を~で良いから! この歌にその歌詞は1回も出てこないんだけど、そう歌えばそれっぽく聞こえるから!!」
……そうだけどね(笑)。倍速手拍子とコーラスは相変わらずですが、やっぱり楽しい~♪
●.『全力少年』
オーキャンの際、割とボロクソに言っていましたが、今回本当に嬉しかったのは全く歌を疎かにしていなかったこと。大袈裟じゃなく、こんなにちゃんと歌った『全力少年』は初めてでした(←走り回るので歌詞飛ばし率激高)。サーカスをやりたい発言に正直辟易していたのですが、彼らに謝らなくちゃいけないくらい本当に歌を大切にしてくれていて、届く声と気持ちの温かさに感動しました。
マイクを客席振る部分も勿論あって、彼らの気持ちに応えたくて全力で歌わせてもらいました。凄く楽しかった!!
アンコール
●.『小さな手』
ステージに置かれた椅子の上にはハードカバーの1冊の本。シックな黒のシャツに着替えた大橋くんがそれを手に取り、開いたところで常田さんのピアノが始まり、2人スキマで1曲。
これも非常に上手い選曲。サービスとしても成り立っているなぁと。スクリーンの映像もセピアにすると言う凝り様でした。
○MC その2
●.『回想目盛』
キモチスイッチキャンペーンテーマ曲な以上、やらない訳はいかないだろうと思いつつ曲順の難しいところかなと思っていましたが、一段高いところに配置していたメンバーを周囲に集めて和気藹々と演奏。可愛らしい雰囲気がそのまんまで、曲間はメンバー紹介も兼ねて。
今回のメンバーはドラム、ギター、パーカッション、キーボード&アコーディオンが夕風メンバーのまま、ベースが沖山さんの代わりに井上富男さん、キーボード&フルートが追加で大島俊一さん。
●.『マリンスノウ』
MCはいつものようになけなしの記憶力で雰囲気の再現に努めております。雰囲気です、雰囲気。
大橋くん(以下O)「ありがとー! えー、スキマスイッチツアー……(カンペをチラ見(笑))07’、『W-ARENA(ワリーナ)』へようこそー!!」
常田さん(以下T)「ようこそー」
O「こんな広いところでやらせてもらえるんだからね。凄いよね、人だらけですよ」
T「ですね」
O「アリーナでやらせてもらうの、今日が初めてで」
T「はい。ここ福岡でツアー初日を迎えることが出来ました。ありがとうございます」
O「本当にね、ありがとうございます!!」
(客席から拍手)
T「それにしても……凄いね。眩しいッ(←銀色のジャケットを差して)」
O「ええ? そうですか?(笑)」
T「いや、言っちゃあ何だけど、俺も結構頑張ったよ。普段着慣れない柄シャツ着て」
O「普段穿かない細身のズボン穿いてね(笑)」
T「そうですよ、ストレッチ素材の(と、腿の辺りを座ったまま引っ張ってみせる)」
O「でも、この服もステージの上だとそんなでもなかろう? 街で着てたらそりゃ目立つだろうけどさぁ」
T「凄いわー。さすがやわー」
O「いやいや、何たってアリーナですから」
T「勿論ね、気合は入ってますよ」
O「僕も髪を刈って来たからね(笑)」
T「見せてあげて、皆に。見せてあげて」
(スクリーンには大橋くんの刈上げがアップに(笑))
O[そうだ!広いところと言えば、この間。あなた、凄いところでサッカーして来たそうじゃないですか」
T「そうですよ、国立競技場ですよ。サッカーの聖地」
O「ミュージシャンとか、芸能人の人も他にたくさん出たみたいで」
T「はい。Jリーグの御前試合でね、負けましたけども。ありがたいことにたくさん声援もいただいて。グラウンドは物凄く広いんですけど、客席の声援ってちゃんと聞こえるんですよ」
O「そうだね、ステージにいてもそうだもんね。聞こえる」
T「こう『スキマスイッチー!!』とか、『アフロー!!』とかね」
O「『スキマスイッチのアフロー!!』でなくて?」
T「うん。世間的には、(自分を指して)『スキマスイッチ』で、(大橋くんを指して)『歌う人』だから」
O「そうなの?! (常田さんを指して)『スキマスイッチ』で、(自分を指して)『歌う人』?」
T「そうそう」
O「俺、スキマスイッチに要らねぇーじゃん(笑)」
T「まぁまぁまぁ。そう、それで小さい子供さんなんかも一生懸命叫んでくれるんですよ。それが、『アフロー!!』から、『モジャモジャー!!』になって」
O「子供がね」
T「恐ろしいことにですね、ああいうところの声援って伝染するんですよね。一人が『モジャモジャー!!』って呼ぶと、他のところからも『モジャモジャー!!』『モジャモジャー!!』って」
O「ああ、わかるわかる(笑)」
T「ああ、呼んで良いんだみたいなね。まぁありがたいですけどね。おかげで走る力が湧いて来て、フル出場できましたからね」
O「声援はありがたいですからね」
T「はい」
客席『モジャモジャー!!』『モジャモジャー!!』
T「いや、そこは言って良い時と悪い時があるから」
客席「(爆笑)」
T「今は走ってないからね」
O「まぁ、そんなこんなでね。僕らはいつもゆっくりしていって下さいって言うんですけども、疲れたら座っても良いし、好きなように楽しんでいって下さい」
……驚異的だったのは、主なMCがここだけ。他は挨拶とかお礼とかばっかりで、ぐだぐだトークはこのサッカー話くらいでした。
確かに最初のMCでこの話を始めた時、違和感はあったのですよ。いつもなら1回目は挨拶くらいで、こう言う話題は2回目でじっくりするのになぁと。大橋くんが物凄く緊張しているのはわかった(←歌っている時以外はテンパっていた)し、福岡入りも当日だったろうから前回のようにネタがある訳でなし、大橋くん側のプライベートも事務所の指示なのか自らの意志なのか語れないみたいだったし、ネタがないんだろうなと言うのもあったのですが。
やっぱり寂しいなぁ(泣)。歌が聴きたいと言っていて身勝手は承知ですが、MCも楽しみですよ、やっぱり。
だから、『ふれて未来を』が始まってえ?と思い、『全力少年』に入ってええ?と思い、「ありがとー!!」と叫びながら舞台袖に帰っていくのを見てえええ?!と思いました。
その後、出て来た彼らがツアーTシャツを着ていなかったもんだから、正直ここから2部なんじゃねーか?と半ば本気で思いました(苦笑)。『小さな手』が終わった後、「アンコールをいただいたのでもう少し云々」と言う大橋くんの言葉に、やっぱりアンコールなのね(泣)と。
他の会場がどうなるのかわかりませんが、今日くらいの歌が聞けないと厳しいだろうなぁと思いました。むしろ凄いチャレンジャーなことやっているなと。逆に言えば、今回は寂しいと思いつつもそれを補って余りある素晴らしいステージでした。
何がどうと言うよりも、とにかく大橋くんの声と歌が抜群に良かった。歌詞飛ばしも一切なし。アイドルっぽく扱われたりすることもあるけれども、確かな実力を持ったミュージシャンだと思い知らされました。1ファンとして、とても誇らしいです。
ちなみに、2回目のMCはオロナミンCトーク。
O「今回のツアーはですね、オロナミンCさんが協力してくれていまして、このドリンクとか(表にはロゴ入り)も提供していただいて」
T「しかもですね、会場の皆さんに1本ずつ帰りにプレゼントしてくれます。太っ腹ですね」
O「太っ腹です。皆の分、あるからね。1万本」
T「2回もらったりしちゃダメですよ」
O「じゃあ、せっかくなので。」
T「飲んでみましょうか」
ここで大橋くんがキャップを開け、飲む姿を見守る常田さん。
T「どうですか? 美味しいですか?」
O「そりゃ美味しいですよ(笑)。あなたも飲めば良いでしょうに」
T「では」(と言いつつ、ビンを振る)
客席「あー! あー!!」
O「ダメですよ! 振ったら!!」
T「でも、これをこうすると……」(と、左掌の上にビンを寝かせ、真ん中辺りを持ってプロペラのようにゆっくり回してみせる)
O「ああ! でも、これすると本当に炭酸が元に戻るらしいよ」
客席「えー?」
常田さんがおもむろにキャップを開けても……中身は吹き零れたりせず。客席から起こる拍手にご満悦の表情を見せ、飲んだ後に「ゲフッ」とおまけ付き(笑)。
この後、客席から「結婚おめでとー!」の声もあったのですが、何だかひたすら困惑していると言うか、軽く流そうとしているのに声が大きくはならないけれど途切れもしないと言う状態に、開き直って「ありがとー!」とややヤケ気味に叫んだりしてましたが、不憫になって叫ばず(苦笑)。
総括としては、かなり満足です。
緊張感があり過ぎるきらいもありましたが、演奏と歌のクオリティはキャパが広がったところで全く問題なし。大橋くんの実力や潜在能力の大きさは衝撃的ですらあります。求められた音への順応力の高さったらないですね。もう本当に凄い良かった。こればっかりですけども、本当に本当に良かった。
強いてケチをつけるなら、MCの少なさと無意味な昼ドラとツアーTシャツ未着用くらいかな? あと、やっぱりアンケートは紙が良いなぁ……。エコロジーなんですけどね、確かに。
この後、天神で食べたもつ鍋も美味しくて、最高の夜でした。
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この記事にコメントする
名古屋!!!!
お久しぶりです。
先日名古屋公演に参加してきました。
やっぱり「聖地」でした。関西から参加して良かったと思いました。念願の「№758」も聞けましたし。ただ、大橋君が「いつまで続けるか分からん」と言っておりましたが(笑)
夕風トラベルの時も最高に楽しかったのですが、今回も楽しかった!!
歌を届ける。というキモチは今回の方がより観る側に伝わっていると思いました。
(少なくとも私には)
「願い言」の時スクリーンに映る大橋君の指輪にドッキューンとしてました。(私って変ですかね)指輪が映るたび「願い言」がよりリアルに聞こえたんです。もしかしてそれ狙ってました?大橋君(笑)
ともかく聖地・名古屋には参加する事を強烈にオススメします。
私はあと大阪公演2days参加します☆
先日名古屋公演に参加してきました。
やっぱり「聖地」でした。関西から参加して良かったと思いました。念願の「№758」も聞けましたし。ただ、大橋君が「いつまで続けるか分からん」と言っておりましたが(笑)
夕風トラベルの時も最高に楽しかったのですが、今回も楽しかった!!
歌を届ける。というキモチは今回の方がより観る側に伝わっていると思いました。
(少なくとも私には)
「願い言」の時スクリーンに映る大橋君の指輪にドッキューンとしてました。(私って変ですかね)指輪が映るたび「願い言」がよりリアルに聞こえたんです。もしかしてそれ狙ってました?大橋君(笑)
ともかく聖地・名古屋には参加する事を強烈にオススメします。
私はあと大阪公演2days参加します☆