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金賞受賞、おめでとうございます。
レコード大賞に昔のような面影や価値は薄れ、掲げている選考理由と選曲の乖離や事務所間の裏取引の暗い噂が囁かれ、更に言えば辞退等なければ、『粉雪』かジャニーズが取るべき賞だとは思いますが、彼らが世間に知ってもらえるきっかけになるのであれば、悪いことではないと思います(むしろこれがマイナスにならないようにしてくれろ、TBS)。そう言うひねくれてないところが好きです。素直。
『ボクノート』だったのは、単純に『ガラナ』よりも売上が多かったからなのかな? 喉の調子が悪かったのか、感極まっていたのか、緊張していたのか、歌い出し声が少し辛そうで。それ以上にギターも椅子もなくて、間奏中のどうしよう?具合に、思わず声援を送りたくなりました(笑)。歌った後の「ありがとうございました」に、プチ感動。
一応、公式用の顔で出て来たのに、スターはやっぱり相方は「シンタ君」呼びだし、「開き直って」とか言ってしまって照れ笑いしたり、その隣りでついつい吹き出してたりするアフロ氏も相変わらずだし、そう言ういつも通りの彼らに「良かったね、おめでとう」と、心の底から伝えたい気分です。こうして一緒に嬉しい気分を味わえるのだから「ありがとう」も添えて。
だがしかし、裏メインは過去受賞曲の映像が流れるシーンでの右下小窓。あの頃のレコ大は確かに誰が聴いてもわかる曲で、今聴いてもサビが歌えるものばかりでしたから、受賞者が代わる代わる口ずさむ様子が映されていて、特に小野正利『You’re the Only…』の時のスターには大爆笑。熱唱しているのか? 物まねなのか?? 気になる(笑)。他も、彼らが敬愛する槇原氏のとことかは本当に嬉しそうでした。出番を終えてリラックス出来たのか、良い表情でした。
年末までお疲れ様でした。あとは紅白。
そろそろ『夕風ブレンド』発のスキマフェスティバルラストくらい。白黒1Pのインタビューのみです。
アルバムや曲作り等の受け答えは、いつもとほとんど変わりませんが、歌詞についていつもよりも若干濃く触れています。
人に対して「気を遣う」ってことの最上は、「人に気を遣わせない」ってことだと思うのです。気を遣っているんだと言うプレッシャーを感じさせない、気を遣っていることを気が付かせないことこそが、最も難しくて最も上等。相手にリラックスしてもらうには、それが何よりも有効なのではないかと。
インタビューを読んでいて、そう言うことを考えました。スキマスイッチの音楽には、そう言うものを感じます。私が音楽的な知識や技術について疎いからなのかもしれませんが、それだけでもなくって。
ちょっと素っ気ないんだけど、内容は中々面白いインタビューでした。
物凄く良い番組でしたね。
去年以前のも見たことはある筈なのですが、意識してないから覚えてない。
『粉雪』も松っさんもとても良かった。松っさん好き。『有頂天ホテル』最高です。
『僕らなら』――アフロ氏も仰っていたように、彼らにしては割と素直なタイトル。
不覚にも、彼氏もいないのに感動してしまいましたよ(←ひがみか)。季節の最初に降る雪を見たような、小さくて得難い特別さ。それくらい良い曲でした。
あと、『全力少年』のイントロで観客が立ち上がるあの瞬間は、その場に居る訳でもないのに込み上げるものがありました。何と言うか、イベント等で一斉に風船を飛ばす瞬間みたいな。小田さんとの声がまた綺麗に重なって、歌い終わった後の2人の満足そうな表情に、間に入って握手したいくらいでした。もう、ありがとう~!!って言う。手汗用のハンカチも忘れずに☆
個人的に、彼らの「素直さ」って言うのは物凄い長所だと思っているのですが。レコ大でも紅白でも、オファーされれば「ありがとうございます!」で返事をしてしまうような。勿論、しがらみや思うところは少なからずあると思うのだけれど、喜んでくれる人や必要としてくれる人が居るなら喜んでって言う姿勢。小田さんがTV出演やマスコミを毛嫌いしていても、ミスチルが賞レースを辞退していても、紅白に敢えて出ない人がたくさんいても、彼らは先輩達を尊敬する気持ちをそのままに、じゃあ僕らは行って来ます!って。それを笑って見送らせてしまうような。
彼らがたくさんの先輩ミュージシャンに可愛がられているのを見ると、ずっとこのままで居て欲しいと思ってしまいますね。
今回の名言は、小田さん「還暦ですが、『全力少年』を歌いたいと思います」。何て素敵な還暦vv
次点にスター「え? 32年間?!」 この後のアフロ氏の「大橋くん、大橋くん」のツッコミは定番ですが大好きです(笑)。
好きな歌からレビューして行くと、あとから辛いかな?と思いつつ、まぁおいおい何とかなるだろうと言うことで、『空創クリップ』の中ではこれが1番好きです。別格の『奏』を除けば、『メロドラマ』と並んで私の中では最上位にあります。
デビュー前からある曲のようで、w-indsのシングル用に提供した曲のセルフカバー。公式発言を確認したことはありませんが、曲はスターで歌詞はアフロ氏だろうと思っています。
この曲の何が好きって、リズムに乗って走り続ける歌詞の気持ち良さ。基本的には彼女の振られた男の子が、未練たらしくぐちぐちぐちぐち始終呟き続けているだけ(笑)なんだけど、それがこの歌詞のループする感じと相俟って物凄くそれらしい雰囲気。スキマの歌詞の「1番サビと大サビの後のサビが似ているけれど微妙に違う」と言うギミックは、私が彼らを押す一因であり、スターが歌詞を間違える大きな要因の1つでもあると思っていますが(笑)、『キレイだ』に関しては最後の最後で「写真の中の君がキレイだ」ってとこしか被ってなくって、むしろそれが効果的。しかも、リズムを全く損なうことなく、歌詞を両立させている。
だから矛盾はしますが、歌詞を気にしなくてもスターの声がとてもスムーズに聴こえる。更にエレキがまた格好良い! ……例え今までこだわって「エレキレスだったんです」と言われて、え?そうなの?と言う程度の楽器音痴でも、振られ男の愚痴ソングであっても、格好良いものは良い(←負け惜しみっぽいぞ)。
そうそう、これ↑書いていて思い出したのが、プレジデント・ジャインアンダイアリー(オフィス・オーガスタの社長がオフィシャルHPの片隅で不定期に書かれている日記。個人的に大好き。リンクからどうぞ)の中の、スキマスイッチのデビュー時に書かれた日記。樋口さん(マネージャー)が見つけた当時、つまり契約前の彼らの様子や歌詞についてのことが書いてあって面白いです。
前は結構歌詞重視で聴いていたのですが、スキマに関してはそれ程喰い付いていないし、気にならないのが不思議。やっぱりスターが仰るように、「リズム感が大事」だからなのか……。
でも、先日からMr.Childrenの『しるし』2番Bメロの歌詞に感動しました。メロディーメーカーとしてもボーカリストとしても天才的ですが、作詞家としてはもう神の域ですね。桜井さん。
TOKYO-FMの番組で、田舎人間には聴く術もありませんが、HPに詳細記事が上がっています。
こちらからどうぞ。http://www.tfm.co.jp/discord/backstagetext/061217.html
物凄く良いインタビューなので、是非ご一読下さい。
チャート★コバーン(スペースシャワーTV)にゲスト出演した際も、彼らへ掛ける言葉の温かさや音楽への愛情に感動したものですが、とても真摯な姿勢はこちらでも変わりません。
個人的な感想としては、大橋さんの音楽への向き合い方が、ミュージシャンっぽくなくて良いなぁと思いました。
彼に対する「奔放」で「自由人」なイメージは未だに変わりません。不器用で「責任」との向き合い方が下手だと言うのは追加されていますが(笑)。ただ、音楽に対しては本当に誠実。
自分を指して「運が良い」という言葉、歌詞に度々でて来る「中途半端」と言う言葉。「人を楽しませたい」「人に喜んでもらいたい」と話す大橋さんが、選んだもの。それを通して認められた――「中途半端」にしなかったもの。報いてくれたもの。そう言う諸々を、裏切りたくないんじゃないかと思います。伝えたいものは切実な自己表現とか、言葉にならない感情とかでなく、ただ「自分が良いと思う音楽」。だから偽ることも媚びることもなく、真っ直ぐに居ることが大事。だから、自分に100回でも訊ねるのでしょう。
また、常田さんの音楽への向き合い方が、ミュージシャンっぽくなくて良いなぁと思いました。
彼が大橋さんと仕事が大好きなことが嬉しい(笑)。そして、大橋さんと音楽を必要としていることが嬉しい。この人の理想と現実を繋ぐ糸の紡ぎ方や、その為の思考力と行動力、根気等は、大橋さんが尊敬するだけのものがある。無駄がない、効率の良い努力家と言うと聞こえが悪いのだけれど、それこそ常田さんがインタビューで仰っているように「普通」の人で良い。叫びたい何かがある訳じゃない、表現したい何かがある訳じゃない。ただ音楽を大切に思う人に、彼が紡ぐ糸が必要でありさえすれば良いのですから。職業人としてのプライドと自信があるからこそ、音楽を好きだとは言わない姿勢は格好良いですね。
名言は、「美味しかったんですから!」
これからも彼らが、彼らが大切だと思うものを、大切にして行けますように。