スキマスイッチについて語るブログ。
正しくは「釦」なんだけど、語呂の問題。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
空港から家に帰る道中にあるので、実家にお土産を置きに寄ったら、久々に兄貴に会いました。
私「あら、久し振り」
兄「どこの土産?」
私「東京(←正しくは埼玉)」
兄「何しに?」
私「ライブ見に」
兄「ああ、わかった! スイッチ関係だな」
……我が家で不安なくケーブルTVの録画を頼めるのは、兄上様だけでございます。前に僕らの音楽とか頼んだもんね(笑)。
では、いつものようにライブレポです。TBSチャンネルでの放送も決まっているようですので、ネタバレが嫌だと言う方は、続きを読まないようよろしくお願いします。
繰り返しますが、以下はライブレポです。ネタバレです。ご注意下さい。
東京に着いたのが、朝の9:30頃。
電車を乗り継いで、目指すは池袋。ホテルに荷物を置いて、早速グッドウィルドームへ。雲ってはいるものの、すぐに降りそうな気配はなし。関東はまだ梅雨が抜けていないのですね。実は折畳み傘は持っていたのですが、使うとしても月曜日だろうとホテルに置いていきました。スガシカオを甘く見ていた……。
HPに告知が出ていた限定切符を並んで購入し、ドームに着いたのが、12:30頃でした。私は東京のJRや地下鉄の位置関係が全くと言って良いほどわからないのですが、遠いですね……。所沢。結局、オープニングアクトは諦めて、グッズを買いに並びました。すっげー長い列になっていたのですが、並んだのは15~20分くらいかな? キャンプTシャツ(青地に白で、フロントが「Augusta Camp 2007」、バックがマークと出演者名)とパンフレットを購入。他のTシャツは結構売り切れが多かったよう。1番人気は9thTシャツ(結局はどの種類も全て完売だったそうです)。
席は1塁側スタンドで、前から20列目くらい。さすがにステージ上の人物はミクロです。左と右にそれぞれスクリーンが設置。ステージはT字で中央に花道があり、袖まで走っていける設計でした。うーむ、スターはきっと降りるんだろうなと早速思う(笑)。
13:30、OP開始。
パッとスクリーンに映し出されたのは、DJブースでアナウンス役の鮎貝健氏と、解説役の森川社長。うわーい、ジャイアン!! 野球中継を模しているので、アーティストは選手呼び。
鮎貝氏「控え室の山崎選手の様子はいかがでしたか?」
ジャイアン社長「相変わらずわけわかんないですね」
……そっか(笑)。
DJブースからの映像が終わると、スクリーンに1人ずつ写真とユニホームが映し出され、ステージ真正面になる観客席(得点盤の下くらい)から、呼ばれた選手が登場♪ そのままグラウンドまで階段を下り、グラウンドで待っている選挙カー(らしい(笑)。屋根の上に上れるようになっていて、そこから手が降れる)に乗り込む。
まずは当然、杏子姉さん。凛々しいユニホーム姿です。その後、まさやんやスキマ等々が続き、最後はスガさん。この演出がですね、異常にテンション上がる訳ですよ!! 一人一人出て来る度に大歓声vv
選挙カーは2台用意されていて、アリーナとスタンドの間に作っていた通路を、サインボールを四方八方に投げながら(!!)ステージに向かって走り出す。1塁側を回った方に杏子姉さん、スガさん、スキマ、秦くんが乗り、3塁側にはまさやん、ちとせ嬢、COIL、長澤くんが乗っていた(筈)。300個くらいあったらしいんですが、残念ながらゲットは出来ず。結構遠くまでボールは飛んでいましたが、よく飛んでいたのは秦くんと大橋くんだったように見えました(すんません、必死だったので3塁側はチェックしてません)。
ステージでは皆、ユニホームを脱ぎ捨て、福耳セッション。
○福耳
●.SUMMER of LOVE
早速、汗だく(笑)。もう、大喜びですよ。杏子姉さんのハスキーボイスで、一気に盛り上がる会場。
夏に何故カレーが食べたくなるのか。妙な例えですが、要するにそう言うことです(笑)。暑い時こそ、熱いライブ。熱い歌。今日1日を存分に期待させるセッションでした。
ちなみに、まさやんとスガさんは手の平サイズのパーカッションを持っていたのですが、ボーカルSの弟トリオ(大橋・秦・長澤)は、コーラス参加がサビのみで、それ以外が手持ち無沙汰に見えたんですけども(苦笑)、遠くて見えなかっただけでしょうか?(←歌ってないからあんまり映らない) まさやんが頭に巻いた白タオルがやたら似合う~vv
●.惑星タイマー
曲前に杏子さんに「去年スキマが作ってくれた曲で」と話を振ると、何故かスガさんから「スター! スター!!」のコール(笑)。「スターじゃない!!」と言う抵抗は、先輩だろうとお約束。
生で聞く福耳版『惑星タイマー』。スキマ版も勿論良いけど、こっちも本当に素晴らしい。
ちとせ嬢の伸びやかなコーラスに続き、メインボーカルが順番に回る最後のサビで、スガさん、見事に自分のパートである ♪一緒になって星を探すよ をスッぽかす(大爆笑)。しかも、その時スクリーンにはアップの表情。ミスに気付いた時の慌て振りは、特筆モノでした。次の順番である ♪流星群みたいに降る夢 の時のまさやんの呆れたような表情が、併せて可笑しかった(笑)。曲の後。
スガさん「(親指を立てて)最高!! オーキャン最高!! 惑星タイマー最高!!」
と満面の笑みで誤魔化す気満点(笑)。
杏子さん曰く「『惑星タイマー』は、スキマの曲だから難しくって、シカオくんも昨日から悪戦苦闘してたの。でも、今日のコーラスは完ッ璧で、どうだ!!と言わんばかりに私の方見てたら、自分のパートを忘れましたとさ」
おいしいなぁ、スガさん(笑)。真っ赤なTシャツが似合ってました。
単独に比べると、やっぱりMCは少なめだったのですが、人数が多いこともあってあんまり覚えてないのが本当のところ(基本、杏子さんとまさやん、スガさんで8割くらいですが)。曲の方はわかる範囲でメモってきたので、間違いは少ないと思われます。
実は家からV.I.P.Tシャツを着て行ったので(道中はさすがにパーカー羽織ってましたが)、汗かいたら着替えようと思っていたものの、この時点で背中は既にべっとり。……さすがに早いだろう俺。後半までキャンプTシャツは取っておこう。
□杏子&山崎まさよし&あらきゆうこ
■.イジメテミタイ
幕間のセット交換の間、いつもならばただの待ち時間なのに、今年はそこを利用して花道の先端でスガシカオのカバーをセッションしてくれるとのこと。あまりの贅沢さに悲鳴を上げそうです。ギャース!!(歓喜)
これも杏子さん曰く、毎年セッションしたいねと言いつつ、本番で出る前に幕間で出るの変だしねーなんて話をしていたら、南の島の女の子(ちとせ嬢)が、「だったら最初に全員出ちゃえば良いんじゃない?」と提案したことで解決。グッジョブ、ちとせ嬢!!
最初はギターを抱えたまさやんと杏子さんにあらきさんのドラム。
杏子さん「(オリジナルのリズムに乗せて)♪オレ様 オレ様は スガシカオ Fu~Baby 皆も一緒に! 『Fu~Baby』までがスガシカオだから!!」
姉さんさすがッ!!(笑) そこから艶の溢れる大人のセッション。真っ昼間からステキvv 印象的だったのは、ワンコーラスのみ手を止めて、吐息のような色っぽいあらきさんのボーカル。
○元ちとせ
ちとせ嬢「オーガスタキャンプへようこそー! また、お足下が悪い中、スガシカオ10周年祝賀会にお出でいただきありがとうございます。楽しんで行って下さい!!」
ちとせ嬢の背番号は15番で、由来は「1月5日生まれだから」だそうです。
青と赤の鮮やかな衣装(琉装のような感じ)で。隣りにいた友人は、物凄く癒される~と幸せそうに聞いていました。生で彼女の歌を聴くのは初めてですが、スローテンポな曲も、弾むようなリズムのものも、本当に「浄化」される。透明で美しい空間でした。
□スキマスイッチ
■.黄金の月
スガさんの楽曲を全て聴いている訳ではないのですが、『黄金の月』は3指に入るくらい好きです。
常田さんの静かに流れるスローアレンジのピアノと、ドーム中をそれだけにしてしまう大橋くんの声。
この感動をどう伝えれば良いのか。とにかく、本当に素晴らしかったです。あんまりにも切なくて、泣くかと思った。これを聞けただけでも、今日来て良かったなぁと心の底から思いました。
セッション(スガさんのカバー)をしている間にステージチェンジ、セッションの片付けをしている間にDJブースでステージを終えたアーティストが鮎貝さんとトーク(背番号の由来もこの時に質問)と言う手順は、ほぼ一貫していました。なので、この時もスキマの片付けをしている間にちとせ嬢はトーク。
○COIL
背番号は、サダさんが64、洋介さん67。由来は「そう言う曲があるんです」。
歌った後、MCブースで洋介さんは自虐的に「トイレタイム」「食事タイム」と言っておりましたが、……確かに人の流れは大きかった。私も飲み物と食べ物の調達に行っておりました(汗)。幕間のセッションって物凄く嬉しいイベントなんですが、アーティストにとっては結構残酷ですね……(でも、不味かったです、ホットドック)。
サダさん「お前、いじけてんの?」
洋介さん「次のトイレタイムがいつになるかが楽しみです」
□山崎まさよし&元ちとせ
■.Thank you
ちーさん凄い!! スガシカオが清らかに聴こえるー!!(←偏見)
ちとせ嬢の笑顔の威力は凄いです。何だかまさやんとバックに2人従えて、踊り子さんみたいに可愛らしくて可憐でした。
○秦基博
●.僕らをつなぐもの
3万人を前に、一人でステージに出て来て弾き語り。この曲の後はバンドが入ります。
●.シンクロ
●.青い蝶
●.鱗
秦くんの背番号は、ヤンキース松井にあやかって55番。元々野球少年でしたね、彼は。声量、楽曲等申し分ないステージでした。特に『鱗』は良かった。新人らしからぬ風格を備えつつ、天然なのか狙っているのか、外れたコメントをしては真顔をして「秦です」で誤魔化そうとする辺りが可愛げ(笑)。
□佐藤洋介(COIL)
■.前人未到のハイジャンプ
隣りで手を振っていたサダさんに比べて、ここでも自虐発言をしていた洋介さん(苦笑)。でも、立ち姿と言い、ハスキーな歌い方と言い、格好良いステージでした。
□長澤知之
■.ひとりぼっち
「頭のおかしい方の新人です」で、観客ドン引き(苦笑)。パンフの写真(眼鏡で爽やか)が今までの彼の写真と印象が変わっていて、あれー?と思っていたのですが、ステージではイメージのままでした。
……摑みどころがない人だ。
○杏子
背番号の905は、そのまんま語呂読みで「キョウコ」。サスペンダー付きの黒のショートパンツに白のシャツがセクシーvv
●.10years After
オリジナルの楽曲の方はわかりませんでしたが(すみません)、スガさんの10周年を祝う為に『10years After』を歌ってくれました。セクシースタイルにカラフルなスカートや花を纏い、バンドメンバーやバックダンサーも同様、更にはコーラスにちとせ嬢も出て来て賑やかなステージでした~。ちとせ嬢の生コーラスは、鳥肌ものです。素晴らしい存在感。
この後もセクシーダンスやギターを披露してくれ、最後は赤い着物を羽織って所狭しと走り回る。客席に「ワッショイ」と言うレスポンスを求める訳なんですけども、楽器の音が大き過ぎて皆の声が聞こえないとスタッフに指示をする後姿が格好良かったです。さすがステージ慣れしていると言うか、楽しませずには帰さないわよと言わんばかりの気合がバシバシ伝わって来て、ワクワクしました。女王様です(平伏)。
ここで15分の休憩が入ります。待ち時間を利用して、キャンプTシャツに衣替え。
その前にベストサングラスニストを探せ!なんてコーナーがあり、これがスタッフブログにあった「サングラスを持って来ると良いことがあるかもよ」だった訳ですが、カメラで映し出された中からジャイアン社長セレクトで選ばれた1名に、スガさんのコレクションからサングラスがもらえると言う企画。一応私も持って行っていたのでかけてみましたが、カメラはアリーナ席しか映りません。そして子供には敵いません。
選ばれた親子さんは、3人でサングラスをかけ、特に男の子は会場中が思わず「可愛い!」と言ってしまうくらい可愛らしかったです。もうね、大画面に映し出されてはにかんでる姿が、すごいラブリーvv
○山崎まさよし
後半戦、まず出て来たのは紫色の特攻服を着てママチャリに乗ったゲンタさん。BGMは『男の勲章』。更にはサンタクロースなキタローさん。ロデオボーイの先端に馬のマスクを被せていたのは、トナカイ代わり。
最後にまさやんは、一言で言うとさるぼぼルック。ふさふさしたくまのお面付き。……もう意味わかんねぇ(笑)。
●.DAYDREAM BELIEVER
そんな異空間の中、まさやんのウクレレがぽろんと鳴り、ハワイアンテイストな優しい名曲のカバー。さるぼぼが居ようと、ママチャリの暴走族が居ようと、ロデオボーイに乗ったサンタクロースが居ようと、成立させてしまうまさやんの声に乾杯。多分、18時前くらいのうっすら暮れかかった宵闇が、この心地良い音楽にちょうど良い温度感でうっとりしました。さるぼぼに。
そうそう、サンタクロースは、ガッコンガッコン揺られながら鍵盤ハーモニカを演奏していて、凄ェなと単純に思いました。
ここでちょっとだけMCが入り、「コラーッ!! 祭りの格好って言ったろう?! 俺だけやないか、祭りらしいのは!!」と説教(笑)。
まさやん「まだまだ若い者には負けられないね。『全力中年』ね」
♪ 積み上げたキャリア ぶっ壊して
お酒でからだ ぶっ壊して
まとわりつくのは 加齢臭
あと10年できたら良いなぁ (←大体あってると思います。本当に歌った)
……死ぬかと思った(笑)。
この後の「ヤベェ、思ったよりも盛り上がった(笑)」が、また可笑しくて、既にTシャツに汗が(早ッ)。
●.さらば恋人
オールディーズなナンバー。堺正章で良いのかな?
●.One more time One more chance
●.ADDRESS
●.ガムシャラバタフライ→××しようよ→ガムシャラバタフライなメドレー
●.晴男
今日1番の目当てが彼である友人が、何故あんな格好なのにステキに見えるんだろうかと首を傾げながら聞き入っていました。『One more~』は聞けると思っていなかったので、ちょっと意外で嬉しかったです。
最後は太鼓のマーチング隊が隊列を組んで、ステージや会場を練り歩くと言う派手な舞台でした。全力だったよ中年。グッジョブ☆ 本当にTVに出ている時とは、まるで別人です(笑)。会場の一体感や盛り上げ方は、さすがとしか言い様がない。見事に操られてきました♪
ちなみに背番号は、彼だけ数字でなく、船のイカリマークでした。マークの上の名前が入る部分には、ローマ字で「NADEGATA」と入っていて、本当はイカリマークを引っ繰り返して、いかり肩の反対=なで肩と掛けようと思ったら、正位置でマークを入れられてしまったと言う間違いエピソード付き。
□大橋卓弥(スキマスイッチ)&秦基博
■.そろそろいかなくちゃ
この歌は聴いたことがなかったのですが、2人のハモリが最高に素晴らしくて、『黄金の月』で褒め尽くしたのに全然足りていなかった。本日2度目の泣きポイント。会場中がステージに集中していて、微動だに出来ない。どんだけ練習したんだよお前ら(絶賛)。今回のオーキャンでのベストプレイを選ぶなら、個人的にはコレです。
1番サビ部分の大橋くんの声が、未だに耳からはなれません。ありがとう。
大橋くんが「秦と歌います」と、秦くんを呼び捨てにしていたのがちょっと微笑ましかったです。
○長澤知之
●.RED
●.僕らの輝き
などを歌っていました(多分)。
この日の私が、ライブ中に取った水分は、500mlのペットボトル紅茶1本のみ。荷物を置きに寄ったホテルでしかトイレに行っていない。ライブ中、1回も行かなかった。汗かきまくったとは言え、1.5lのペットボトルくらいなら平気で小1時間で消費できる私が、飲み食いほとんどせず。だって、迂闊に席外せない。外した隙にスキマが出て来たら成仏できない。
マイペースで天然?な長澤くん、演出なのだろうけれど、最後の曲の後は音が消える前にギターを置き、さっさとステージ袖に消えて行き、バンドメンバーもそれに続く。……ごめん、すっげー感じ悪いと思っちゃった(苦笑)。
鮎貝さんも非常に絡み辛そうでしたが、背番号の84が「1984年生まれだから」だと聞いてビビッた。わ、若いじゃねーか……(本当はラッキーナンバーの5にしようと思ったら大橋先輩に取られ、15は元先輩が付け、55は秦くんに譲ったのだとか。大橋くんはこの後、「全然こだわりないから、言ってくれれば譲ったのに」なんて言ってましたが)。
□岡本定義(COIL)
■.うきぶくろをもって
今、「定岡」と書きかけて、誰だよ?!とセルフツッコミ。
洋介さんはサダさんと一緒でしたが、こちらは完全にソロステージ。今日だけで少なくとも3つくらい違う帽子を披露しているサダさんですが、確かこの時WWFのパンダがフロントにプリントされた白いキャップを被っていた筈で、これがえらい可愛かったです。
出て着てすぐに、「言えと言われたので……」とはにかみながら、ソロアルバムの告知を手早く済ませ、味のあるボーカルとギターを聞かせてくれました。この頃には完全に日が暮れていて、落ちたスポットライトの中で見せる確かな存在感。燻銀です。
最後の歌詞を ♪スガシカオを持って どこへ行こうか などと歌ってくれました。さぁ、どこ行こう?(笑)
○スキマスイッチ
●.ガラナ
●.アーセンの憂鬱
待ってましたーvv 初っ端から飛ばします!! エンジン全開ですヨ☆ 早速、本日の消費エネルギーの3分の1を消費した気分です。『惑星タイマー』では出がイマイチでしたが、こちらのスタートダッシュは良好でした。特に『アーセン』は、勢いが旨いこと乗っていて、絶妙に楽しかったです。スクリーンに映った表情も、ドキッとするくらい格好良かった。年末に歌番組で何度か聞いた『ガラナ』よりもずっと良い。『トラベル』での成果なのか、歌にますます磨きがかかっています。
MCでは、とりあえずいつの間にか浴衣に着替えていた常田さんをいじる大橋くん。
大橋「いつの間に着替えたの?」
常田「さっき2人(大橋&秦)が凄い良いステージしてる時に、手持ち無沙汰で、井上さん(ちとせ嬢のバンドメンバー)に借りてみました」
大橋「夏らしいね」
常田「大橋くんも来年は是非」
大橋「そうですね。その時は、お客さんも皆、浴衣でね。シンタ君、せっかくだから歩いてみたら?(花道を指差す)」
ここで常田真太郎の浴衣ファッションショー。モデル張りののウォーキングで突端まで歩き(でも裸足)、ナイトフィーバーなポージングまで決め、帰ってくる時は小走り(笑)。体格が良いので、物凄く似合っていました。黒地に笹とか睡蓮っぽいような尖った植物が白抜きで入った粋な浴衣。大橋くんは若草色のTシャツに、鮮やかなスカイブルーのシャツを羽織り、下はジーンズでした。
バンドメンバーは、しーたかさんの代わりにあらきさんがドラムを叩いている以外は、夕風メンバーそのままでした。さすがのクオリティ。
大橋「鍵盤、常田真太郎!」
常田「ボーカルは、大橋スター卓弥ー!!」
客席「スター!!」「スター!!」
大橋「スターじゃない!! 今日のスターはホラ、スガさんだから」
常田「ああ、なるほど。じゃあ小スターで」
客席「小スター!!(笑)」
「ショウスター」でなく、「コスター」とお読み下さい。大橋くんの何とも言えない苦笑いが、何だか可愛らしかったです。何も言い返せないのが、ちょっと悔しい?(笑)
●.マリンスノウ
●.ズラチナルーカ
『ズラチナ』に引っ張られて、初生『マリンスノウ』なのに印象があまりない(汗)。
ちょっと厳しいことを言うと、選曲ミスかなぁと言う気がしないでもなかった。イントロが流れた時、うぉ?!ここでやるんだ!と思いましたもの。ホールでないからなのか、2階で遠かったからなのか、久々だからなのか、トラベルで感じたエネルギーの奔流は感じなかったなぁ。見間違いでなかったら、少しだけ様子を伺うような、感触を確かめるような表情を常田さんが見せたように思いました。膝をついてギターを激しくかき鳴らす大橋くんは格好良かったのですが、遠過ぎてテンションが届かなかったのかもしれません。スクリーン、よく見えるんだけども、せっかくの生声なのに何だかTV視聴との境目がわかりづらくなる……。
でも、ちょうどスキマのステージくらいに雨が土砂降りになっていて、『ズラチナ』の雰囲気にはピッタリだったかな? 屋根は閉めていたものの、サイドからは風が入る造りなので、雨の壁がドームを覆い、時折雷が光る。
●.スフィアの羽根
多分、『黄金の月』と『そろそろいかなくちゃ』に力を入れ過ぎたのか、若干息切れ?(汗) 途中でナチュラルに歌詞間違えたり飛ばしたりしてましたが、せっかくなんだから歌ってよ~と跳ねながら思ってました。
●.全力少年
歌え! 大橋ッ!! ……頼むー。歌聞きに来たんだよぅ。歌ってくれよプリーズ!! 多分、『黄金の月』と『そろそろいかなくちゃ』で(以下略)。2番に入った辺りでステージ下りてましたが、Bメロ以降はほとんど歌っていない。最後の♪幾重に重なり合う~の手前から復帰したので、2番はマルッと歌わず、ステージとアリーナ席の間を歩いてました(←途中、走ってもなかったような……)。客席にレスポンスを求めるのは有りだと思うのですよ。振ってくれたらそりゃあ歌いますけども、それ以外は大橋くんが歌わなくちゃダメだろう?!と思う。
野外フェスは彼らのファンだけではないし、今回はドーム球場で、通常のフェスのようなだだっ広い会場で行き来自由って訳でもないから、距離感等が測り難かったのかもしれないけれど、個人的には、諸先輩方は勿論、後輩よりも杜撰なステージに見えてしまいました。声援の数から言えば、多分彼らが1番だったであろうに……。本人は「むちゃくちゃ楽しかった」そうですし、アリーナは盛り上がっていたのかもしれませんし、私も徹頭徹尾飛び跳ねてはいたのですけれども、カバーが本当に素晴らしかっただけに、やっぱり残念な気がしてます。余計なお世話ですが、アリーナがちょっと心配です。
ここで『ズラチナ』や『スフィア』の代わりに『ふれて未来を』を入れてしまうと、常連さんからすれば変化がないでしょうからね。難しいところですが、そろそろ『ふれて』に代わる定番曲が欲しいかな? 『view』もなかったので、「ドォームゥー!!」もお預け。
すみません、ちょっと文句が多くなりました。
次回に期待します。
背番号は大橋くんが「中学時代のバレー部の背番号で、5。当時のポジションはセンターでした」、常田さんが「今入っているサッカーチームの背番号。補欠だから控えめに0番」とのことでした。
ここで残すはあと一人。
期待が高まる中、ステージ花道の突端の床が開き、スッと現れたのはピンクのシャツを羽織り、サングラスをかけ、長めの前髪がサラッと揺れるスガシカオ!!……の格好をしたまさやん(爆笑)。これがもう、遠目に見ると本当にそっくりで、会場中がスガさん?!と思ったに違いない。
□山崎まさよし
■.師走
元々の歌詞に♪ 山崎に教えてもらった店 なんて箇所があるので、ちょこちょこ歌詞を細工して、まさやんの遊び心溢れる風に歌ってくれました。♪ バクダン・ジュースでもどう?なんて。
○スガシカオ
スガさんの背番号は、サンキューってことで39番。彼の出番になる頃には、外は完全に豪雨。警報が出るくらいに豪雨。キーボードが壊れるくらいに豪雨。さすがは嵐を呼ぶ雨男・スガシカオ。
●.奇跡
●.フォノスコープ
●.19才
●.Hop Step Dive
●.ここのところちょっと
●.午後のパレード
『19才』は嬉しかったなぁvv 『フォノスコープ』も良かったです。スクリーンで明治「アーモンドチョコ」やアサヒ「プライム・タイム」、毎日コミュニケーションズの「マイナビ転職」、カネボウ「テスティモ」のCMが流れていましたが、使われた楽曲は全て歌いましたね。秦くんはCD未発表曲だったからなのか、花○が金を出してくれなかったのか、ア○ックの歌は歌わずでしたが。
スガさんの最初の一言は、「雨を降らせてごめんなさい!!」(笑)。
スガさん「人にあんまりやさしくされたことないからさぁ、こんなに皆におめでとう言われたら、俺、明日には、引退しなくちゃいけないんじゃないかとか思っちゃうよ」
スガさんは待ちくたびれていたのか、凄く生き生きしたステージで楽しかったーvv(しかし、幕間のセッションは非常に満足度が高かったけれど、むしろスガさん目当てのファンには、トリビュートされる彼自身は出て来ない訳ですから、物足りなかったんでは(苦笑)) 『午後のパレード』では、浴衣姿の杏子姉さんとちとせ嬢が、ダンサーに加わって踊っていました。くぅ、やっぱりダンス覚えてくれば良かったッ。これ、宿題。
俄然盛り上がり、歌い終わったところでまさやんが後輩Sも引き連れてステージへ登場。
スガさん「何で出て来んの?(苦笑)」
ここでスガさんがまさやんや杏子さんと掛け合いをしている間、スクリーンにはそれぞれの座席に置いてあった表が青、もしくは白一色のポスターサイズの広告をこそっと用意して下さいの指示(←ステージからは見えない)。そして、杏子姉さんの「せーの!」の合図で、
客席「おめでとうー!!」
と、一斉にポスターを掲げると、青地に白抜きで「SUGA 10」の文字が観客席にキレイに浮かび上がっていました。約3万人のマスゲーム。お見事!!
サプライズに大感激しつつも、もう1回皆で盛り上がって幕引き。スガさんの「ありがとうー!!」が響き渡っていました。
【アンコール】
○福耳(オーガスタオールスターズ)
●.夜空ノムコウ
●.星のかけらを探しに行こうAgin
杏子さん「(客席に向かって)皆、ありがとうねー。スガシカオは、感動のあまり楽屋で泣いてオリマシタ。社長に抱きついてね」
スガさん「うるさいよ(笑)。あんなことされたらもうね何と言うか、うん(←反論出来なくてぐだぐだ(笑))」
杏子さん「『オレ様の目にも涙』」
まさやん「上手い!」
スガさん「でもね、皆のカバーは感動したよ。本当に。(秦くんと大橋くんに向かって)君達、歌うまいネ!!」
大橋くん「いやいや」
スガさん「上手いよ~、うん」
大橋くん「それ聞いて、『良い歌だなぁ』って自分で言ってたじゃないですか(笑)」
スガさん「まぁな(笑)。シングルになるよ、CD出せば? 印税はオレのもんだけどな!!」
まさやん「それ、3万人の客を前にする話ちゃうやろ(苦笑)」
スガさん「MCは相変わらずライブハウス級だってよく言われる(笑)」
ワイワイガヤガヤ言いながら、最後は中央で手を繋いで輪になり、彼らの結束や信頼感を見せていただいた気分です。感無量。最後を彩る仕掛け花火が華やかで、楽しくて充実した1日を締め括るのに相応しい演出でした。
ああ、楽しかった!! 全てがオッケーとは言いませんが、思い切って行って良かった。スガさんの10周年を一緒に祝うことが出来て、あの楽しくて幸せな時間を共有出来て本当に良かった。祝う方も祝われる方も本当に嬉しそうで嬉しくて、心が温かくなるイベントでした。
来年はオーキャンの10周年。行けると良いなぁ……。
PR
この記事にコメントする