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購入してから2ヶ月ちょっと、車の中で『夕風ブレンド』が延々流れ続けています。田舎なので、全く車に乗らない日は月に3日もありません。ステキなマイカー☆はようやく8ヶ月目の新車の為、友人を乗せる機会も多かったので、乗った人はすべからく洗脳するかのような勢いでエンドレスに聴かされる訳ですよ。
ある友人を乗せてドライブをしている最中、彼女がアルバムについて発した唯一のコメントはこの歌を指しての
「……ものすっごいラブラブな曲だね」
でした。他に表現のしようがなかったようです(笑)。
詞は公式発言にもある通り、アフロ氏。聴いている方が恥ずかしくなるくらいひたすら2人がラブラブしているのだけれど、作ってくれたご飯を一緒に食べるとか、サンダルにジーパンとか、いつもぴったりくっついていたいとかの親密さや日常感のせいか、新婚さんって素晴らしいなぁと思いました(笑)。この距離感は「恋人」じゃない。こんなに彼女のこと好きなんだ!ってビックリするくらい。お月様も邪魔をした日には、馬に蹴られて地球の衛星軌道から外れてしまうに違いないですね(←すげぇ馬だなそれは)。
曲はどっちだろう? 個人的にはスターかな?と思っていますが、小田和正さんのコーラスが取り上げられることが多くて、曲についての公式発言はよく覚えてないのです。楽器及び楽譜音痴な私には全くわからないのですが、サラッとした聴き心地やシンプルな印象に反してコーラスは勿論、アコギのパートも超難解なんだそうです。昔、ギターを触らせてもらったことがありますが、あれで音楽を奏でる人に感心しますよ、本当に。
この歌の感想は、可能ならば絵で表したいのだけれど、我が家にスキャナもペンタブもありません。別に深い意図がある訳ではなく、ただ単純に聴いているといつも浮かんでくる情景があるということなのですが。深緑のクレヨンで半楕円の丘を、その上に煙突と窓の付いた赤い屋根の可愛らしい家を1軒。煙突からはドーナツ型の煙が3つくらい段々大きくなりながら吐き出されていて、空には黄色で空にまん丸い月を描いて、周りに小さく星を書き足す。あとは背景を濃紺で塗り潰すだけ――と言う、いかにもステレオタイプで安易なんですが、だからこそ安心が約束されている雰囲気。スターの歌う声も愛情豊かで温かく、幸せな気分をもらえます。
余談ですが、同じような気分にさせてくれる曲と言えば、山崎まさよし氏のシチューの歌(『おうちへ帰ろう』のこと)。ちょっと違うけど、私の中で絵は一緒。違うのは窓に映るシルエットで、『月見』は男女2人が寄り添う影で、『おうちへ』は鍋持ったお母さんを中心とした家族の影。
『月見ヶ丘』歌詞http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B20352