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道中で先輩をピックアップして職場に向かっていたところ、コンビニに寄ってくれと頼まれました。
先輩「何か要るものあるか?」
私「じゃあ、スポーツ報知を買って来て下さい」
先輩「は? 報知?」
私「スポーツ報知です」
先輩「報知なんだな?」
私「スポーツ報知です!!」
……3回も言わせんといて下さい(泣)。
案の定、職場で読んでいたら、皆に何を見ているのだと不思議そうに聞かれました。
ズームインで出た記事が予想外にデカかったので、ついうっかり買ってしまいました(←しかも奢ってもらえたv)。
記事の書き方は、穿った見方をすればソロ活動反対派を刺激しないような方向での表現に終始していると言えなくもないのですが、私自身としては大橋くんの「シンタ君に『いいね』って言ってもらえるように頑張ります」の一言が、故意的な発言であろうとなかろうと、物凄く嬉しかったです。これだけで諸々の大人の事情であるとか、ちっちゃいわだかまりとかが霧消しました。踊らされていても良いさ。
彼の歌を1番最初に認めてくれて、1番最初に生かそうとしてくれた相棒への愛(笑)と信頼を見た気分です。
単独ライブと言うのは、やっぱりどうかなーと思う気持ちはないでもないし、大橋くんのバンドへのこだわりみたいなものには、やっぱり不安が全くないとは言いません。私が好きな某バンドも、音楽性の違い等を理由に活動中止中です。
再びスキマの活動を始めた時にガラッと音楽が変わっていたら嫌だなーと言うところもあります(それはソロ活動をするしないに関係なくですが)。
それでも、彼らの新しい可能性が見られる聞けるのだと思うと、ワクワクして待っていた方がきっと得に違いない!と思っています。
CMも楽しみです。PVと特典DVDのコントで培ったなけなしの演技力を見せ付けてやるが良いー!!(笑)
2人については以前書いたのですが、この本の中で実はインタビューや写真、○○に挑戦!よりも気に入っているのが、他のアーティストからのメッセージのページ。この話だけはしたかったので、盛大に時機は逸しておりますが、自己満足発動の為に書いておきます☆
さすがクリエイティブな職業の人ばかりだけあって、小さな枠にも関わらず、言葉の選び方やニュアンスの伝え方が絶妙でさすがだなぁと感心しました。特に小林武史さんと小田和正さん、ミスチル桜井さんの温かくもスパイスの効いたメッセージ。
小林さんが仰るところの「水商売の匂い」って言うのは、寛容さとか門戸の広さとか気安さとか、そう言う愛嬌なのかなぁ? 私が思うところの水商売って、有償の癒しなのですよね。来る者拒まず受け入れますと言う部分と、それを商売として成り立たせる強かさと。整然とした柔軟性とでも言うか、しなやかさがあるような。
それに付け足された「ふたりの関係さえうまくいっていれば」「流行っていってください」が、現実的かつ最先端を行く人らしくて思わずニヤリとしてしまいます。
桜井さんのメッセージも、これに近いのかしらと思います。もっと言ってやって!!と思いましたよ(笑)。変化を促さない、さらりとした言葉の重みがさり気なく鋭くて驚きます。「今のままで良いんだよ」ってことでなく、「もっと自信持てば良いのに勿体ない」ってことなのでないかと勝手に思っているのですが。
そして、小田さんの「本音で」。肩の力の抜けた2人がそう言う風に見えたのか、それともまだまだ余力があると判断されたのか。どちらにしても、「本気で」でないとこがポイント。
全体的に「自由人な大橋くんとマメな常田さんと言うオープンで気さくで変な2人」と言う感じで良いんでしょうか?(笑) コメント主は皆、大物ばかりだと言うのに、本当に隣りの兄ちゃん達に捧ぐと言う雰囲気なのが無性に嬉しいです。スキマらしいなぁと。
……関係ないけど、呼人さんは他に写真はなかったのだろうか?(笑)
あと、フライヤーやセルフライナーノーツ、ツアーやプロモ用グッズ集のページも好きです。何かメインじゃないところばっかりじゃないか俺。
それはともかく。
巧いなぁと、唸りながら見ていました。30分の枠の中ですから、どうしたって「(言い尽くせた訳ではないけれど)嘘は吐いてない」的な作りにはなりますが、表と裏の見せ方が実に見事でした。さすが。
今回の特筆事項と言えば、何と言っても曲作りを説明でなく実践で見せてくれたことでしょう! これは見ていてテンションが上がりました。凄い! 凄いよ、大橋くん!! 思いつきで言葉が出て来る時点でスゲェ。そして、それを商品に出来る常田さんがもっとスゲェ。だって、「ソーセージ」が「ラブストーリー」ですよ。
こうやって作られているのだと思うと、何だか拝みたくなって来ました。ありがたい。
それにしても、相変わらずお互いのことが大好きですよね(笑)。常田さんが大切だと言った「大橋卓弥」の音楽と、「(自分がいないところで成功している相棒を想像すると)何か悔しい」大橋くん。人柄や情がどうとかでなく、能力と存在感。負けず嫌いで、譲れない。多分、互いに隙を見せたら破綻するから。
友人が最近、元THE YELLOW MONKEYボーカルの吉井和哉さんをTVで見た時に、余計なものが削ぎ落ちて凄くシンプルに格好良かったと言う話をしていたのですが、人生の中であらゆる物事が取捨選択されて、必要なものや大事なものだけが残っていくのって、結構理想的な大人のなり方だと思うのです。大橋くんは「湧き出て来るんでなく、削ぎ取っている」のだと語っていましたが、だから大橋くんが大人になったら止めちゃうんじゃないかとか思ってしまうんですけども。メッセージ性とは違う、もっと現実的な切迫感や焦燥感があると言うか。常田さんとは全然違う意味で、大橋くんってミュージシャンっぽくない気がしてます。彼らは「プロっぽく」なりたいようですが、今のままいて欲しいなぁ……。
ちょっと話が逸れましたが、等身大でスムーズでもスタイリッシュでもなくて、そこそこいっぱいいっぱいで、照れ屋だから見せないけれど隠しきれない情熱と真摯さとプライドと生活があって、真面目で、笑い顔が可愛い2人の29歳が見られて幸せでした。感謝感謝。
その1が大橋くんだったので、常田さんのインタビューについて。
不遜な話ですが、常田さんの職人体質とか「物事の仕組み」が気になるとか、個人的には凄くシンパシーを感じます。自分がそうなれるかどうかは別として、ああわかるなぁって言う。
コンプレックスもトラウマのないところに芸術は生まれるのか? 努力と才能だけで成り立つものなのか?と言う自問自答を抱えた普通の人なのかなぁと思いました。この本を読み終わってから、まず「音楽と人」を読み返しました。『夕風』の時と『マリスノ』の時と。音楽で感動したい人にとっては、常田さんが言うところの職業倫理めいたものって、やっぱり不親切なんですよね。せっかく素晴らしいと思ったのに、水を差すのかと。
基本的に何事にも才能は必要です。受験勉強もスポーツも商売も容姿も。わかり易さ難たさ、汎用性の高さ低さ、門戸の広さ狭さ等はありますし、努力や力業でどうにでもなるものもありますが、絶対的にどうしようもないものも確実にあります。その最たるものが芸術であり、そういう曖昧さ、いい加減さを整理整頓したい、教科書を作りたい人なのかなぁと。ネガティブな意味でなく、クリエイティブと言うか、ある種パイオニアな感じで(笑)。そう言う野望が、「音楽を好きじゃない」と言う、開き直りつつも無意識な負い目に繋がっているのかもしれません――と言うのは、私の常田さん像。
大橋くんが持てないでいる自信を、常田さんが持っているんでないかと昨日の分で書きましたが、だからこそ大橋くんを全力で活かそうとし、彼や周囲の信頼や評価に応えようとする常田さんが格好良いし、それは彼の持つ不親切な職業倫理故なんでないかとも思います。
私は音楽は聴く方専門でクリエイティブな見解は全く持っていないし、音楽の持つパワーをどれだけ信用しているかと言うのもあやふやなのですが(9月7日日記参照)、文字や言葉の力は絶対的に信頼しているのです。「ペンは剣より強し」と言いますが、それらで表現できないものは究極的にはないと思いたい人です。形のないものを形にしたい、機体を固定してしまいたいと思うことは、共通点としては的外れでないんじゃないかと一方的かつ勝手に信じていたりします。
いい加減感想を書いておかないと、旬が過ぎてしまうと言うことでアーティストブックの話を。
インタビューページがほとんどと言うのは、ちょっと意外でした。……正直、行間詰めてもう少し別の企画ページにあてても良かったんでないかと水を差すようなことを考えたりもしましたが(苦笑)、全体的な印象としては、良くも悪くも清涼飲料水的な感じです。……わかりにくいですか? すいません、ニュアンスで受け取って下さい。
写真は特筆事項無しと言うことでインタビューの話を。
大橋くんはモラトリアムな人だなぁと思いました。
直接お話をしたこともない人を表現するのも失礼な話ですが、彼の愛嬌や風貌、気質が他人に与える印象って諸刃の剣なんだろうなと改めて感じました。それが物凄い、かけがえのない、彼自身の魅力であると同時に誤解を招く要因なんだろうなと。パッと見、悩みなさそうだし(笑)、才能と情熱とで音楽を愛していることが原動力ですから、職業人としての側面が色濃い常田さんに比べると、どうしても気楽そうに映ると言うか。消化方法と表出状態の差異なんでしょうが、感覚的な悩みと言うのは伝わり難いんですよね。私も鬱で不眠に陥ったことがありますが、そういう心の病気が理解され難いのと同様に、自分で解決すれば良いんじゃないの?と言われてしまいがち。大橋くんが『ボクノート』を大切にしている理由の一端は、この辺にもあるのかなぁ。
まぁこんなことを言いつつも、私の大橋くんに対するイメージって初期からほとんど変わってないんですけどね(笑)。冒頭に出した「モラトリアム」って、大人でも子供でもなく、現実にも理想にも着地をしていない、ピーターパンの状態。同じ事務所のスガさんや秦くんが「(自称・根拠のない)自信」を持ってミュージシャンの道に進んでいるのに、大橋くんは自信や確信を持たずに音楽を続けている。彼の「自信」を代わりに持っているのは、むしろ常田さんの方なのかもしれません。だとしたら、相棒である大橋くんは幸せ者ですねv まぁそれが「この人、いつまで音楽を続けてくれるんだろう?」って不安の素なのかもしれませんが。未練さえなければ生活がとかお金がとか考えずに、結構簡単に音楽と縁切ってしまいそうだとか、大橋くんが大人になったら止めちゃうんじゃないかとか(苦笑)。なので、今回実は1番驚いたのは、『夕風』前に大橋くんがショートしたと言うエピソード。リリース時の満足そうな表情と『トラベル』時の楽しそうな笑顔からは全く想像もできなかったし、そう言う苦悩があったからこそだったのだなぁと。
ああ、大橋くんが音楽を嫌いにならないで良かったと、心底思いました。神様、アリガトウ☆
先日、ようやく秦くんの1stアルバムの予約に行ったら、スピッツの新作アルバムの告知を見かけ、更に竹善さんのカバーシリーズも出るんですか? まさやんのカバーアルバムが2枚も出るのに? スガさんは諦めたけど、まさやんと秦くんのツアーはチケット確保を企んでいると言うのに?(泣) チケットが取れたら、どれかはレンタルになるやもしれません。CDと本に関しては、非常に財布の紐が緩いタイプですが、これだけ固め撃ちだと嬉しいけど困ります(苦笑)。
CDTVアワード1位獲得によるシングルCDヒストリー。
レコーディングしている気配も見えないので、スキマはアリーナの準備をしているのでしょうけども、そんなこんなで個人的には最近はスガ祭りを開催中なのですが、何だかあの短時間に数曲を見ただけで物凄く引っ張られる自分にちょっとビックリ。
何でこんなに飽きないのか、自分でも不思議。他のアーティストならもうとうにCDなりMDなり入れ替えてるよと思うのに、彼らの音楽だけはずーっと聴いていられる。スガ祭り開催中なのに、物凄くスキマが恋しくなってしまいました。
あと、『ふれて未来を』のスタジオ演奏は、今となってはレアですねv 初見だったので、嬉しかったです。1番は『アカツキの詩』かなぁ。あの雰囲気の良さは出色の出来ですね。